今年の夏の思い出(2024)
こんにちは。
綿です。
今回は,今年の夏を振り返ってみようと思います。
今年は,去年と比べて人との出会いが多い夏でした。
それもそのはず,去年は一般入試を控える受験生だったので机にかじりついていた毎日を過ごしていたからですね。
あえてタイトルには書かなかったのですが,今年の夏は教習所に通っていました。大学生の夏休み,私の場合2か月ほどありましたのでその期間に。夏休みの教習所は絶賛繁忙期で技能教習の予約は取りにくかったですが,なんとか2か月で卒業&免許取得できました。
教習所が自分が思っている以上に楽しかったので,思い出を風化させないためにもここでお話ししていこうと思います。
入校~修了検定まで
大学の前期試験が始まる7月下旬に入校。私は1段階,2段階それぞれまとめて技能予約が取れる段階別一括予約というプランにしました。
入校の手続きを終えた時点で,技能教習(実車)の予約が取れるのが9月5日で夏休みの間に通おうと思っていたところだったので,結構焦ったな~。ネットでの予約システムだったので最初は1日中張り付いて,翌日とかで急遽空きが出たところを埋めていました。空きが出ないときは,学科をはやめに消化してという感じで進めました。
学科は対面授業で眠気防止にたまにVTRが入ったりと結構大学の授業を受けているような感じ。コロナ禍を経てオンライン学科も進められているみたいですが,個人的に対面のほうが緊張感があって良かったです。
入校前から不安だった技能は,最初はシュミレーターを使っての教習でした。その日は前期試験(英語)を受け終わった帰りの教習だったので、睡魔と闘いながら基本操作を覚えました笑
私は,子どものころゲーセンやゲーム機でマリカをしてこなかったのでシュミレーターでさえ操作がままならなかったです。指導員1人に私含め3人の教習生が受講したのですが,私はその中で1番操作が下手でギアチェンジするのにブレーキペダルの踏み込みが甘く変えられず指導員に言ったことを覚えています。少し苦笑していました笑
そして実車での初めての運転。前日の夜に急遽教習を入れたのに偶然にも模擬教習のときと同じ指導員でした。配車券を確認してびっくりしましたね。私のシュミレーターでの運転が下手すぎて,あえて担当になったのかと思ったくらいです。(多分たまたま空きだったのでしょうね笑)
このときの教習は,実車での基本操作の確認と右周りでした。実際にハンドルを回してしまうと右に回したのか左に回したのかが分からなくなること,また近いところばかりを見てしまいハンドルを切るのが遅れたり,助手席を通して見える左側の車両感覚も曖昧だったため左前輪が乗り上げたりと今思い返しても散々な運転で,自分はなんてできないんだととても苦しかったです泣 指導員には本当に申し訳なさでいっぱいでした。果たして自分は本当に運転できるようになるのかと不安を抱えていましたね。
翌日からは前日に突如キャンセルが出たりしたので,技能教習の上限1日2時間の教習を毎日受けることができました。
左回りや坂道発進などの1段階前半の教習を次々とクリアし,ついに1段階の肝となるS字とクランクの時間。難しいと事前に聞いていたこともありましたが,意外とS字は指導員に軌跡が綺麗と褒められました笑 カーブの次にすぐにカーブが来るというS字はカーブの先へ目線を動かす際にスムーズに行えるから上手く通ることができたのだと思います。ただ,問題はクランクで角ばっているため,内輪差で左前輪を乗り上げたり,脱輪したり…とても苦戦しましたが,時間内に上手く通れました。
また,脱輪時の修正方法いわゆる切り返しは,説明だけではなかなかイメージできなかったのですが,やっているうちになんとなくコツをつかむように。
そして1段階の全技能教習を終え,いよいよ修了検定の日。隣の助手席には終始無言の検定員,助手席の後ろの席には同じく検定を受ける教習生。初めてほかの教習生を乗せての運転はとても緊張しました。この日修了検定を受けたのは6人。私は5番目(最後から2番目)だったので,4番目と6番目の計2回後ろの席に乗りました。
1人20分ほど場内を運転するので,自分の運転を含め1時間ほど社内で無言で居続けるのは結構辛かったです。私の前の人のときは運転を見て脳内でイメトレをして何とか時間が過ぎましたが,自分の運転が終わった後はミスしたのではないかという頭の中で反省会が行われていました笑
実際,運転終了後検定員に一言二言話され,優先道路関係があやふやになっていたらしく指摘されました。不安だったクランクは大丈夫だったみたい。
合格発表の瞬間。見事6人全員合格。そして流れるように仮免学科試験を受け,96点で合格。入校してから2週間で仮免許取得し,2段階に入りました。
路上~卒業検定まで
2段階の技能教習は,いよいよ路上での運転になります。
初路上のときは,場内では30km/h出すのにもとても怖かったのに,自分が40km/hを出すのかと恐怖心で緊張していたのを覚えています。教習前の予鈴が鳴るまで心臓はドキドキだったし,その日は2時間連続教習だったのですが,1時間目が終わり車から降りるときは腰が砕けていて歩くのもおぼつかなかった。小鹿でしたね笑
指導員が緊張をほぐすように色々雑談をしてくれ,2時間連続でその指導員を指名したので,休憩時間ちゃんと休んでねと。(指名制度の話は別の記事に書きます)指導員には良いじゃんとは言われたのですが,全然実感はなく,恐怖心は拭えなかったです。
2段階の教習が半分ほど過ぎ,いよいよ駐停車の時間になりました。特に停車は,卒業検定の課題にもなる重要な項目です。「停車可能なところに停車してください」と言われ,すぐに応じないとスルーしたとみなされるらしく焦ってしまい,停車する前の目視確認を忘れたり,速度調整が不十分だったり。2段階最後の教習でも苦手意識がありました。
また,2段階の難関ともいえる,方向変換と縦列駐車も苦戦しましたね〜。教習前日に予習としてyoutubeの解説動画を見たりして対策はしたのですが,いざ操作してみると難しい。
方向変換(教習所では主に右の方向変換を練習)は,ハンドルを切るタイミングを掴むのが難しく,早すぎて右後輪がギリギリになってしまい,指導員から「俺もこんな攻めたことないよ!?」と言われる始末…。奇跡的に乗り上げなくて良かったものの,今度は左側がギリギリになったりと調整が難しい方向変換でした。縦列駐車はコツさえ掴んだらできました。
あとは複数人教習ですね。経路設計、危険予測、高速教習は数人の教習生との教習でした。繁忙期だったのでみんな大学生で年が近くとても楽しかったです。
怖かったのは高速教習ですね…。帰りの運転を任されたので,高速降りてから一般道になるときに速度感覚が麻痺してしまい,2〜3kmほどオーバーしてました…。怖いですね…。高速走行中に進路変更の課題もあったので100km/hで進路変更です。遠心力による横揺れがひどく本当に怖かったですが,良い体験になりました。
2段階のみきわめでは,補習がないと不安でこのまま卒業検定で合格したらもう一般ドライバーなんて不安すぎると思い,指導員にお願いして不良にしていただきました泣 安心パックに加入して補習費は無料だったので,自分が納得するまで。追加でもう1時間みきわめの教習をして,指導員に太鼓判を押してもらい,卒業検定を迎えました。
卒業検定では,路上での20〜30分ほどの運転と場内課題(方向変換または縦列駐車)です。教習生2人1組で,私は2番手に運転しました。前の人の運転を見ながらイメトレできて良かったです。場内課題は私が苦手な方向変換でした。1回右後輪を乗り上げたので切り返しをして,左に寄りすぎたので幅寄せして…それぞれ1回目は減点されないので,自分に「焦らないでゆっくり…」と言い聞かせてなんとか成功。
検定後検定員から一言二言話があって,スムーズな運転ができていたと言われたのですが,一箇所だけ30km/h道路を40km/hで走っていたらしくて,それを聞いた瞬間「あ、これ落ちたかも…」と不安でいっぱいになりました泣 合否が出るまで[速度超過 減点]と調べたりフロントで読書をしていたのですが,不安で仕方なくあまり集中できませんでした笑
結果は合格!!!約2ヶ月で教習所を卒業しました。私の通った教習所は,とてもアットホームで楽しく通わせていただきました。中高の母校よりも楽しい思い出があるほどです笑 我ながら良い教習所を選んだなと思います。
本免学科試験
県内の免許センターが家から遠かったので,朝早く起きて行きました。繁忙期で教習所を卒業した普通一種受験者は多く,8時に免許センターに着いてもかなりの人が並んでいました。書類や視力検査など諸々の手続きを済ませ,試験開始が10時40分。合格発表はモニターで一斉に番号が表示されるタイプでした。
そして,見事合格!写真撮影や交付手数料支払いなどを済ませ,交付されたのが15時30分。1日がかりでした。免許証の写真は,連日大学に通っていたり学科試験受け終わった後ということもあり疲れていて,撮り直したいくらいです笑 免許更新時にはもう少し笑顔の写真になっていれば良いなと思っています。
最後に
とても長々と書いてしまいましたね。(およそ4000字ほどです)一夏の思い出を心の尽くす限り綴りました。私にとってはキラキラした思い出として,そしてこれから教習所に通うという方にとっては少しでも参考にしていただければ幸いです。
また、これまでもこれからも安全運転を忘れずにドライブを楽しんでいきたいと思うところです。
それでは、今回はこのへんで。
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