趣味としての漆の普及を目指す

「伝統産業」「伝統工芸」とはすなわち、過去の産業、過去に流行った工芸、ゾンビ産業、ということなのだと感じる。
 その中の漆も、今の時代、なくてもいいものなのだと思う。実際、漆器のない家はたくさんあるわけで。
 ではもう消滅すればいいかなと考えると、それはちょっともったいないなと思う。漆がとても魅力的な素材だと知っているので。
 この漆の魅力を知った上で、いるかいらないか、好きか嫌いかを判断してほしいと思う。そのためには、漆の魅力を多くの人に知ってもらいたいと思う。
 漆の敷居がもっと低くてもいいんじゃないか、今の金継ぎブームのように、趣味としてもっとみんながやってみてもいんじゃないか、陶芸教室くらい漆芸教室がもっとあっても、陶芸くらい漆芸を趣味でやる人が増えてもいいんじゃないかと思う。そうなると、愛好家と趣味の世界が広がり、今とは違う認識になるのではないかと思う。


【事業目的】
今の時代に沿った、漆の再提案&再認識による、漆文化の再構築

【事業戦略】
1,作る人を増やす
→趣味としての漆の普及
2,使う人を増やす
→需要の発掘と身近なアイテムとしての普及
3,関わる人を増やす
→高付加価値素材・日本を体現する素材としての普及

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