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詩|残骸

やわらかななにかが たのしくくるしく
わたしをしめつけ むじゃきにあそぶ

起き上がれない体
数日で荒廃する自室
五時間毒を飲み続けると
三時間睡眠を取らないといけない

飲み下している瞬間だけは
ここにいなくて済むから

頼みの綱のような 只の自傷のような
わたしに何物も触れなければ
瞬間 ボロボロと崩れ落ちるだろう
規則と箱と責任と義務と社会通念がわたしを
しばってしばって
かろうじて人間の形を保たせて
満員電車に押し込んで
デスクに座った私は 一応真人間の顔をする

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