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ぺたり

子に気持ちを向けるというのは、「今どんな気持ちかな、どんな関わり方をして欲しいのかな」と関心を向けることだ。

一緒に過ごしてても、それが出来てないから泣いてるんだなあという時がある。でもずっと100%には出来ないから。いつも、上手くはしてやれないから。
疲れちゃうし、眠った後にもこなさなくてはならない作業があると思うと不安や焦りも出る。

ただ、成功か失敗かというより、こういうやり取りで形成される絆のようなものを信じるのが大事なのではないかと思う。
人格を見つめて、こちらの人格も伝える。

出来ない時に出来ないよと言ったり、出来なくてごめんねと言ったり、でもやってあげたいよと言ったり、つぎはやってみたり。そんな試行錯誤で、信頼の橋を強くして行けたらいいな。出来るだけ我慢はさせないように。出来るだけのことをしてあげたい。

自分で自分の気持ちを言葉で伝えられないというのはなんともどかしいことだろう。

昔友人の息子を抱いた時、頭を私の肩にぺたりと載せて眠ってくれるのが可愛かった。
今、自分の息子はなぜか寝落ちるまで頭をぺたりとしてくれない。いつも背中が反って、頭を立たせている。眠りに落ちるまで興味のアンテナが張っているよう。あのペたりに憧れていたのになぁ。

一対一で子に伝えるものは多いけれども、夫婦のやり取りによって空気感で伝えていくものも多い気がする。
義両親と旅行に行ってきて、あぁこの両親の雰囲気に育まれて相方が出来上がったのだなぁとしみじみ感じたから。言葉の使い方、決定の過程、気にすることしないことなどなど。

一緒に人生を楽しむ。
やりたいことを応援して見守る。
家はまあまあほどほどでリラックスできるように。
大事な柱は少なく、でもしっかりと貫く。
そんなとこかなぁ。

大人たちが楽しそうに生きている空気を吸って、子も楽しく羽ばたいていって欲しい。

まだハイハイも出来なくてごろごろしてるけど。


#子育て #親 #空気感 #人格

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