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約1週間の「おうち缶詰」で、いろいろわかった話。

巷で大暴れの、形態をころころ変える妖精さんがひらひらと来てしまったため、7月16日から自宅待機を余儀なくされてました。
一体どれだけ形態を変化させれば気がすむんだろうとも思ったけど、変化しない生物(微生物含む)なんていないから、この追いかけっこが終わることなんてないのかなあ。

自治体によって違うみたいなので、このあたりは各自確認してもらえたら。

潰れてるけど、まあまあ元気。

濃厚接触者の待機期間解除までの記録

・0日目 7月16日

家族の1人に妖精の妖術……つまり陽性(+)反応がありまして。この連絡を見たのが7月16日の15時。取り急ぎ出勤してた社員(同い年)に報告。
発覚したのが16日なので、ここから計算です。
どうも「15日くらいからなんか変だったかも」って言ってたから覚悟はしてたんですけども。まさか妖精に好かれてたなんて。

感染症・受信者センターみたいなところがあるよ、と出勤してた社員(同い年)に教えてもらって、帰りもちょっとかけてみました。つながらず。おい!
前回、保健所に電話したのは社内検便の陽性判定でしたかね。あの時は私が妖精にたぶらかされてたからおとなしく自宅待機してたけど(体から起因菌が出てしまえばよかったから)、今回は事情が違います。
手に負えない敵です。常在菌がわんさかいる、お腹となかよし大腸菌(?)とは話が違うのです(基本的な考え方は一緒だと思うけど)。

社「そうか(同い年の社員の口癖)。しばらく出勤できないか〜あ…土曜日……う〜〜〜ん、保健所って17時20分じゃもう出ないよねえ…連絡ついたら、このあたり聞いといてもらっていいですか?」
私「なんかごめんなさい」
社「この休みの間、持って帰ったほうがいいものは持った?」
私「いえ、特にありません……と思う」

聞いてほしい事項として、
家族は濃厚接触者にあたるか(ほとんど会話も接触もなかったけど)
仮に濃厚接触者になった場合、家族はいつまで自宅待機なのか
これをお願いされました。されたんだけども、あれ、土曜日じゃん。17時30分……保健所って職員いるんですか? 職場を出たのが17時20分、おいちょっと……これもう終わったやつだな。
で、この日に電話するのは諦めました。

社内検便、この時は頭からすっぽ抜けてました。

罹患した家族も「保健所からの連絡待ち」でずっと待ってたんですけど、この日は来ず。土曜日だからかな。直接話ができないから個別LINEと家族LINE、あるいは通話機能を駆使して会話です。
ありえない世界線に、少々戸惑っております。

帰ってからがさあ大変。
「ちょっとやばいかも」と怪しんだのが15日で、あらかじめ布団やらなんやらを避難しておいたからよかったものの、まさか妖精が来るなんて思いもしないじゃないですか。
職場に妖精がいたんだけど〜って話は聞いてたから覚悟はしてたけど、まさかついてくるなんて思わないじゃないですか。万全の対策取っててもついてくるんだから、お化けよりタチが悪いなと。
パソコンは接続不具合の関係で7月上旬くらいから1階に置いてたから、スクーリングその他に影響はありませんでした。ただ教材の印刷がね…プリンターまで持ってくるわけにはいかなくて。Wi-Fiあってよかったです。
新しい体温計、消毒用アルコール、お犬が2階に上がらないように段ボールでバリケード作って(階段に直置き)などもろもろ揃えて、準備はよいかな?
ディスポ手袋(使い捨てのやつ。フリーサイズ)かなり重宝です。なんのために買ったんだっけ状態だったんですけど、使い道ができました。

・1日目 7月17日

体温36.3。体調変化なし。
課長に連絡。途中で通話が切れちゃったのは、きっとこっち側(私)のせい。どうもね、この家は雨が降ると電波が悪くなるらしいんです。ルーターの問題じゃなくて、立地条件?

「陰性の確認が取れたら、保健所が指定した日数だけ自宅待機でお願いします」

3連休ということもあって、たぶん月曜日も保健所は電話に出てくれないだろうなと思いました。通常通りで火曜日から。だから受診・相談センターにと思ったんですけど、同じ考えの人はたくさんいるようでした。
心理学概論の試験も近いから、ちょっと勉強。ただし座りっぱなしなので集中力が続かない。合間に受診・相談センターに電話をかけ続けたんですけど、まったくつながる気配なし。おいー!
2階へお届け物もマスク&手袋必須。
寝る時は当然1階。ただし我が家、リビングに猛禽類がいるんです。巷の大暴れ妖精以外にも妖精がいるかもしれない環境で1週間近く寝るの? ガスマスクみたいなのほしいんですけど、ってなったけど、私が我慢すればいいやで諦めました。
正直、耐えらんないんですけどね、知り合いもTwitterのフォロワさんにも「猛禽類」を飼ってる人なんていないから、誰に愚痴ればいいのかわからず。

あびー「知らねえよ」

羽根持って、おこ?

めんず「知らんがな」

ちょっと、おこ?

・2日目 7月18日

体温35.8。体調変化なし。
「お風呂に入りたーい」というので、わたわた準備してお風呂へ入らせました。もうすぐ来るっていうから急いで隣の部屋に引っ込んだのはいいんですけども。
手にはタオル(USJで買ったスヌーピーのやつ)。

「タオルいらん」
「ねえタオル」
「今いらないからタオルあげるよ(ママ犬にタオルかけながら)」
「(図書館で借りた)本、テーブルの上に置いてきちゃった」
「タオルじゃなくて本がほしかったんだけど」

などと、いらぬことをしておりました。お茶とタオルとスマホがその時の持ち物。違うそうじゃない。
たった20分くらいなんですけど(消毒込みの時間)、特に汗かく場所でもなかったから、タオルは必要がないのです。
ほんとは入浴中、家の外に出てたほうがいいかな、なんて思ってたんですけど、こちらの検査がすんでなくて、出ようにも出られないんです。
最低限はいいですよって言われてるっぽいけど、やっぱりほら、知らないうちに妖精さん連れてったら怖いじゃないですか。

火曜日に心理学概論の最終スクーリングがあるから、それの教材を印刷してもらうのにもLINEのやり取りは活躍しました。
「ここ(ママ犬)の顔が見たーい」ということで、途中からLINE電話に切り替えです。あとプリンターとパソコンの通信がうまくいかなくて「どこまで印刷できたか」を確認するためでもありました。

『職域、ってところまでしか』
「あと2、いや3ページあるる」

「ブラックとイエローのインクが切れそう」
『入れとく』

『未開封のアズノールあったらほしい。カバン漁っていいから』
「未開封、たぶんないで」
『カバン漁っていいから』
「椅子にかけすぎ問題」

普段、こんなに会話しません。こういう時だからこそたくさん利用させていただきます。
まあ、仕方ないですよね。不測の事態ですから。
今後同じことがあった時の教訓です。あっちゃ困るんですけど。もう嫌ですよ、1階で寝るのなんて。

簡易検査キット(自宅でできるやつ、抗原検査)を試してみました。念のためです。
C、もしくはCTの両方に線が出る」は正常。
「線が出ない、もしくはTにしか線が出ない」は無効。

10分経っても線が出ません。おかしいな。
やり方が悪かったのかなと思ってもう一度。

これは2回目。1回目は線が出なかったので無効!

2回目はちゃんと出ました。なんだろ、唾液の「粘性」の問題??
うがいしたわけでも、なにか飲んだわけでもないんですが。おかしいですね。

・3日目 7月19日

体温35.9。体調変化なし。
例によって、保健所、埼玉県受診・相談センター、ふじみ野救急病院、かかりつけ医(発熱外来なしだけどPCR検査してくれる、結果後日)、その目の前にある内科クリニック(こっちは発熱外来あり、結果即日)に電話をかけまくりました。
保健所は通常業務なので鳴った電話は取らないといけない(と思う)から、ふつうに出てくれたけど、この前と対応が違いました。まあ今回は「濃厚接触者だけど症状なし」で、前の2回は「COCOAの通知あり+症状なし」「社内検便で陽性」だったから対応が優しかったのかもしれません。
かかりつけ医と保健所は1回で出まして、発熱外来ありのクリニックとふじみ野救急病院、受診・相談センターは何回かけてもダメ。
ちなみに受診・相談センターは諦めてました。たぶん無理ね、ってことでお昼くらいでかけるのやめました。

「(電話)出ないなら直接行っちゃえば」というので、ほんとに直接行きました。2限の心理学概論と3限の臨床心理学概論は再配信で聴きますと連絡を入れたのが2限開始の30分前。
「無理なさらないようにしてくださいね」だって。先生ありがとう。優しくて涙出ちゃった。
……ところで再配信とオンデマンド、いまいち違いがはっきりしない。その日の23時59分までに視聴すればいいんだっけ?? 怪しいから調べました。
「その日の23時59分までに視聴を開始して〜」だったような気がしたんです。そうすると、なにがなんでも19日の日付が変わる前に滑り込まないといけない、ということです。やべー!

電話せずに直接いったふじみ野救急病院は受付までの人数でダメ。最短4時間、それって最短? 最長じゃなくて最短?? 雨降ってきたし蒸し暑いしで、待ってると3限の臨床心理学概論もダメになりそうだったから、ここでの検査は諦めました。
かかりつけ医(発熱外来なしだけどPCR検査してくれる)で検査しようってことになりました。どうやら混雑してるようで、結果報告予定は7月20日だけどずれ込む可能性があると。ここは予想も覚悟もしてます。ここは「検体だけ採って専門に渡して検査」。外部委託だし仕方ないのです。24日までにわかればよかったから。
3限の臨床心理学概論、終わり20分だけ視聴できたという奇跡。突っ込まれることはありませんでした。

・4日目 7月20日

体温35.9。体調変化なし。
19日にリアルタイムで聴けなかったスクーリング2本を連続視聴。その日のうちに滑り込むことに成功です。そうです、上にも書いたけど再配信は「その日の『2359分まで』に視聴を開始、翌日145分までに課題を提出」だったから正直きつかったです。
やった自分を褒めたいです。

母親も検査してもらいに行ったみたいですけど、なぜか実費ではなく「通常の診療」で請求されてました。よく見たら明細書が違う……? でも「唾液PCRだったよ」って言うから余計に混乱。
ちなみに、私の分の結果連絡は来ませんでした。
妖精に好かれた家族、発熱具合も緩やかになってきたのか、ちょっと動けるようになったみたいです。階上の物音が増える=起きて動いてる証拠ってことですね。

・5日目 7月21日

体温35.7。体調変化なし。
やることもないのでおとなしくおうちに缶詰、あんまり進んでない試験勉強。印刷した資料がぜんふ2階だから、仕方なくPDFをダウンロードし直して見直してます。
教科書に載ってないのもふつうに書いてあるし、資料とて侮れないなと思いました。
PCR検査の結果ですけども、20日に受けた母親のは連絡が来たのに、私のは来ない。あれあれおかしいな。いつまでも連絡が来ないので、こっちから連絡してみました。

「昨日からお電話差し上げてるんですが〜…」と。

…おや。家の電話は1回も呼び出してないぞ。
「呼び出しはしてたんですけど〜〜」
おうちにある電話を睨みつけます。メンフクロウが来たことで触るのも憚られる状態にされた電話はファックス機能がついてます。

ということで、自分でかけてみました。

(延々と続く呼び出し音)
「呼び出してるんだけど〜〜〜」

おや〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

受付のお姉さん、ごめんなさい。

ちなみに、PCR検査の結果は陰性でした。

・6日目 7月22日

体温35.8。体調変化なし。
なにかふらふらしてるのは、きっと月1のアレのせいと思うことにしました。猛禽類のアレかもしれないって思ってもいいのかもしれないですが。
そろそろ妖精に好かれちゃった家族からウイルスの反応が消えてくる頃だそうで(どうやら6日目くらいに減ってくるそうで。根拠は知りませんけど)、やたら元気になってました。ただ「毒性が軽減されただけで保菌者なのは変わらないからまだ隔離ね」で2階にいてもらってます。
このあたりから「アイスを切望する」と連絡が。窓全開にしてあるって言ってたけど、やっぱり暑いらしいです。

それと、図書館で借りた本の期限が「7月22日」までだったんで返しに行かないといけなくて。でも公共交通機関は待機期間中はダメってことだったから、仕方なく車で行きました。運転はしませんでしたけど。

・7日目 7月23日

体温35.8。体調変化なし。
外が暑いからなのか、体感的に暑いです。
念のため簡易検査キット使ったら、2回目の「無効判定」が出ちゃいました。
これじゃ「抗原検査キットで無効出す人」じゃん。検査キットの無駄じゃん。面白くもなんともないけど。
あと、犬が察しだして、2階に行きたいと騒ぎまくりました。
ちょっとダメかな…きみらペットは妖精と遊んじゃダメだな……

それと洗濯物がね。部屋干し&駐車場に無理やり作った場所で乾燥。普段は2階ベランダ干しなんですけど、2階は妖精の巣窟()なのでまだ行くことはできません。地味につらい。ここは精神面の話。
部屋干し用洗剤使えばいいとか、その時だけ2階で干せよとか、そういう話じゃないんです。太陽光がほしかったんだ!

・(8日目) 7月24日

体温35.8。体調変化なし。
ここでなんともなければ晴れて待機期間の解除…正確(?)には23日の時点でなんにもなければ解除。
特になにもなさそうだったから、待機期間は解除ということです。

臨床心理学概論の科目習得試験の問題が配信されて、22日に借りたのとは別の本が必要になって、町内の図書館まで散歩がてら借りに行きました。
この約1週間、家から出ずでほとんど歩いてなかった(そうでもないけど)、図書館まで行くのに足に疲れが出ました。いつもより早い。
運動不足が否めない〜

・(9日目) 7月25日

体温35.3。体調変化なし。体温低いな…
朝の時点で問題はありませんでした。強いて言えば休みの間に切った左足の爪が食い込んで痛いくらいです。切り方下手くそだから、100%突っ込んじゃう。痛いの嫌だす。
休憩時間も特に異常なし。強いて言えば眠いってことくらいですかね。あと左足の親指(爪)が痛い。
メンクリで処方してもらった弱めの睡眠薬、効かないんだけど……あんまり頼るのもよくないんですけどね。なんでだろう。

妖精の魔力がだいぶ弱くなってた家族がマスク着用で1階に下りてきました。
ただ、まだなんとなーく怖いから、私は下で寝る宣言をしたのでした。

 ──

以上で記録を終わります。
もちは元気だったと思います。

職場の人には(もしかしたら)そうかもしれないね」または「大学のスクーリングでまとめて休み取ってるのかもね」と思われてたようです
一部の人は「体調」で片付けてくれました、、あながち間違いではないですけども。結局、中途覚醒はずっとありましたし。
1週間や2週間で不眠なんて治るわけないのです。よくなったとしても、元凶(と思われるもの)が近くにいるから、結局なにも変わってない!

次のメンクリ診察は7月29日。
気になってることをはっきり言いたいけど、口にする勇気がないのです。
PSVTの件で行くのは8月2日。
「根治させるには手術いるね」だそうなので、これについて聞けたらいいなあ。

もうちょっと楽しく生きたいもんですね。

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