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洋書に挑戦!?

ペルーの民族音楽が好きで、スペイン語をかじってみたり、実際ペルーへ行ってみたりしたのですが、やはり国民性というか、文化というか、そういうものを知るにはその国の小説を読みたい、という思いがあります。
ペルーの小説家というと、私が知る範囲では、ホセ・マリア・アルゲダス、マリオ・バルガス・リョサが有名です。
ホセ・マリア・アルゲダスは1911年生まれというこで、この方の小説はけっこう前のペルーの雰囲気を知るのに適しているように思われます。また、幼少のころ先住民と一緒に過ごしたことにより、ケチュア語も堪能で、私の好きな民族音楽を各地を回って収集していたりなどもされていたそうです。
日本語に翻訳されている小説は、ほんの数冊のようです。
マリオ・バルガス・リョサは、1936年生まれで、留学したり、いろいろな国へ行ったり、ノーベル賞を受賞したりなど、国際的な作家といえるのでしょう。図書館でも日本語に訳された本がたくさんありましたが、都会を舞台にしているようなものが多いような印象を受けました(まだ数冊しか読めていないのですが)。

私はどちらかというと、ホセ・マリア・アルゲダスの本を読みたいと思っており、今後日本でこの方の小説が積極的に訳される見込みもないことから、数年前にペルーへ行ったときに本屋行って、持ち帰れるだけ買い占めていました。帰りに、乗り換えのメキシコの税関で、「なんでこんなに本が……、作家なの?」と言われた思い出があります。
その中でも特に「上の狐と下の狐」という本の内容を知りたいと思っていたのですが……、ちらっと読んでみて、小説に出てくる単語って、なんだかやたらと難しいものばかりだということに気づいたのでした。
知らない単語を調べるだけでへとへとになり、さらに書かれていることも抽象的な気がしたり、行間を読んでみて……なんて芸当はもちろんできません。何度か挑戦してみたものの、ほんの数ページしか続きませんでした。

そんなある日、キンドルでタキーレについて書かれた本が出ていたことを思い出しました。
この本を音読して、グーグル翻訳で音声入力したら、小説よりも説明文のような本のほうが翻訳しやすいだろうし、小説と違って最初から読まなくても読めそうなところから読めることから、これで少しスペイン語の本に慣れてから、小説に移ってみては? と思い、やってみました。一章分入力するのに一時間くらいかかったものの、どうにか意味をとることができました。 辞書でひとつひとつ今後を調べ、文法を確認し……などとしていくより、はるかに生産性が高いです。
しばらくしてから、せっかくならキンドルをコピペしたほうが早くないか? と思ってやってみたら、それもできてしまいました。おお、便利な世の中になったものだ……!!
学生だったら、自力でやっていくほうが身になるとは思うのですが、まあ今はこういう方法でいいかな、ということで。
一冊丸まる翻訳してもらうには時間がかかりますが、知りたい内容なので、少しずつ読んでいけたらと思います。
また海外旅行へ行って、かたことの外国語で話をしてみたいものです。
そして、「上の狐と下の狐」も読みたい……。


例)グーグル翻訳を使って……こんなかんじです。

La ch’aska como estrella matutina y vespertina (Venus) es la más importante. Su representación es uno de los dibujos más frecuentes en los tejidos taquileños. La ch’aska aparece en diferentes tamaños y asociaciones: como diseño principal en cintas y pallays de las fajas; a veces se le representa con diversos dibujos dentro de su figura, o como motivo chico dentro de otros mayores. Estas combinaciones representan una gama de significados y actividades agrícolas y, posiblemente, ritos (véase Solari 1983). 

明け方と宵の明星(金星)としてのチャスカが最も重要です。 その表現は、タキーレの生地で最も頻繁に描かれるものの 1 つです。 チャスカは、さまざまなサイズと組み合わせで表示されます。ガードルのリボンとパレーの主なデザインとして。 時々、彼は彼の姿の中にさまざまな絵を描いたり、大きなものの中に小さなモチーフとして描かれたりします. これらの組み合わせは、さまざまな農業の意味と活動、そしておそらく儀式を表しています (Solari 1983 を参照)。



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