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プロレスを100倍楽しむ方法を教えます。

「友達に誘われてプロレスを見てきた!!」
迫力があって圧倒された。ルールがイマイチわからなかったけど、面白くてファンになってしまったぞ。プロレス初心者が、より楽しむ方法があれば知りたいな?


そこのあなた!?プロレスの楽しみ方を教えるぜぇ。

うるとんです!!
某団体でプロレスラーをしていた過去があるよ。
今回は特別にプロレスを100倍楽しむ方法を解説しよう。

最後まで読めば、楽しみ方が分かるようになりますよ。

プロレス初心者の方や他の楽しみ方を知りたい方にはもってこい。

プロレスは独特の世界感を持ち楽しみ方は人それぞれ違う。

プロレスの楽しみ方に正解はない!!

現実を忘れ、非日常を楽しむコトが大切だ!!

プロレス歴が長ければ、独自の楽しみ方が確立されていると思う。


そこで、ファン目線の楽しみ方だけでなく、プロレスラー側の目線で、「ここは見て欲しい」ポイントも含めて紹介。

知っておきたいプロレスのルール

そもそも、ルールがよくわからない方へ。
「人がたくさんリングに出てきたり、レフェリーが止めたりする。」
「反則技も使っているしさ~?」

確かに、始めてみる人はルールがわからないかも。
正確に決まってないグレーな部分もあるから。

基本的な部分を見ていきましょう。

●勝敗を決めるのは
・ギブアップを取る
・3カウント(両肩がマットに3秒以上付く)
・TKO
・反則行為(5秒以内)
・リングアウト(20秒以内にリングに戻れなかった時)
・レフェリーストップ
・オーバー・ザ・トップロープ(バトルロイヤル時)

●格闘技と違う点は
・判定がない。
・ラウンド制じゃない
・引き分けがある。
・ロープブレイクがある(技を掛けられているときにロープに触ると技を解除できる)
・顔面や後頭部への肘打ち、パンチは禁止。

※ルールが全然違うわけね。

●試合の形式
・試合の本数は1本と3本勝負がある
・試合時間は15分、30分、60分、無制限
・シングルマッチ(1対1で行う)
・タッグマッチ(2対2)
・トリプルマッチ(1対1対1)
・イリュミネーション(5対5)
・バトルロイヤル(大勢)

●反則技は
・椅子などの凶器攻撃
・金的などの急所攻撃
・試合権利がない人がリングに入ってくる
・レフェリーへの暴行

以上が基本的なルール!
見ているうちに分かってくるさ!
ある程度のことなら、なんでもOK。


プロレスの楽しみかた

まずは、好きな選手を見つけなくては応援できない!

●推し選手を見つけること

人を好きになるのに理由はいりません。

「何か雰囲気が好き」

「ファイトスタイルがいい」

「カッコイイ」

きっかけは、ひとめぼれで大丈夫。

そのあと、じっくりその人を知ってください。

「どうしてレスラーになろうとしたのか?」

「挫折を味わって、どうやって這い上がって来たのか?」

「どんなレスラーを目指しているのか?」


人には物語がある。

今、トップレスラーでも順風満帆なプロレス生活ではなかったはず!

・結果の残せない日々
・怪我に悩む
・自分を見失う

ファンになった選手を深く知ると思い入れが強くなり、応援にチカラが入ります。


ストーリーを掴むこと

推しの選手を見つけたら、リングで起きているストーリーを把握しておこう。

選手同士の相関図が分かると見え方も変わって面白い。

もしかしたら、自分の応援している選手の敵を嫌いになることもあるだろうけど。

大きく分けると2つ
・本体勢力
・反対勢力

「自分と考え方が似ている者」、「今の体制に不満がある人」など意見の合うもの同士が互いを高め合って、それぞれのやり方で自分達の考えを主張する。

ひとりでは、一癖も二癖もある奴らを出し抜いて、トップになるのは難しい。

だから、気の合う仲間を作って協力しながら戦うわけだ。
プロレスは社会の縮図だ!

えっ!どういう意味?

学校や会社という組織の中では、自然とグループ分けされる。

それはプロレス界でも同じ。

気が合うヤツと一緒にやる方がやりやすい。

だが、人それぞれ考え方が違うから、利用して裏切るヤツもいる。

それは会社や学校でもある。

人をおとしめて足を引っ張るヤツは、どこにでもいるから。

それがプロレスの場合は、やり返せるから面白くなる。

新たな関係が生まれてね。


「恨み」「妬み」「嫉妬」がリングに渦巻く。

まるで、社会の縮図みたいだろ?

人間という生き物が、良くわかるのもプロレスの面白さ!!


プロレスのここを見て欲しい

ここからはレスラー側として、見て欲しいポイントを伝えよう。

若手に注目しよう!

デビューしてまだ個性のない子が、将来どんなレスラーになって行くのかを見届けて欲しい。

きっと濃厚なレスラー人生を見ることになるでしょう!!

若手がガムシャラに先輩達に向かって行くも、技術や経験の差でボロボロに負けて強くなるために葛藤する。

「どうしたら上に行けるのか?」自分の殻をぶち破るには・・・

葛藤を乗り越えて成長して、栄光をつかむ姿を目撃できるのはプロレスの醍醐味!!

わが子を見守る親の様に「温かい目」で成長過程を見てね。


よし!次は少しマニアックな部分だから、覚悟はいい?

序盤の心理戦に注目して欲しい!!

試合の立ち上がりは、探り合いが繰り広げられているから。

「今日のコンディションはどうだ?」

「こっちから仕掛けるか?」

「レスリングに付き合うか?」

「自分のペースを守るか?」

相手の動きを見つつも、頭では物凄く次の展開を考えている。

「自分ならこうするのに」と考えながら見ても面白いのでは?

あなたもレスラーになったつもりで、相手の出方を一緒に探りましょう。


観戦がプロレスのメイン

テレビや動画で試合を見られるようになったけど、一番は会場で見ること。

まずは簡単にマナーを抑えよう

自分の好きな応援の仕方や楽しみ方で構いませんが、他の人もいますので最低限のマナーは守りましょう。

お金を払って楽しみに来ているのに、お互い嫌な気分になって帰るのは避けたいですからね。

・食べ散らかさない。
・席を間違いない・占拠しない。
・周りの邪魔になる応援はしない。

どれも常識的なコトです。

常識のある行動を期待するぜ。では、観戦の楽しみ方をサクッと紹介するよ。


観戦するなら、静かに見るのではなく!!

会場の雰囲気を他のファンと作りながら見てもらいたい。

日頃のストレスを解消するつもりで、「声を出し」「体を動かし」大いに観戦を楽しもう。
・声援を送る。
・グッツで気分を上げる。

ファンからの声援は選手にとって、ご褒美であり、力になります。

是非、応援したい選手の名前を叫んで欲しい。

とはいえ、恥ずかしい人もいるでしょう?

そんな人は、まずは声出し練習として

決まったセリフを持つ選手がいるので、マイクアピールの時に掛け声に合わせて叫んでみよう。

他のファンも声を出すタイミングなので、恥ずかしくはないはず。

具体的なセリフ「新日本プロレスの選手から」
「あいしてまぁ~す」

「いっちゃうぞバカヤロー」

「あっせんなよ」


そして、観戦の気分を盛り上げてくれるグッズ達!

最近は幅広い商品が販売されていますよ。

可愛いぬいぐるみも売っていたりしますからね。

その時にしか買えないモノもあるので、売店は必ずチェックです。

運良ければ、買った商品に好きな選手がサインを入れてくれるかも。

好きな選手のグッツを身に付けて、思いっきり応援した日は、一生の思い出になります。

持っているグッツを見れば、誰のファンかわかるので、プロレス仲間を作るきっかけができるかも。

プロレス好きのネットワークが増えれば、観戦もより楽しくなります。

まとめ|気楽に楽しめばいい


小さいころ親に連れられて見に行ったプロレスを、今度は自分が子供を連れて親子で見に行く。

プロレスは世代を超えて楽しめるエンターテイメント。

親子でプロレスのタスキを受け継いで行って欲しい。


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