♯5 第16節のスコア予想

 今回は第16節のスコア予想をやっていこうと思う。

 ブレントフォード ワトフォード

 まずは今日の朝5時開始のこの一戦。ホームの13位ブレントフォードは前節のリーズ戦では後半ロスタイムに怪我明けのバンフォードにヘディングで決められて2-2のドロー。序盤戦では好調だったが、徐々に調子を落としている。

 一方、アウェイの17位ワトフォードはマンUに4-1で勝利し、スールシャールを解任に追い込んだ。(余談だが、マンUはその2試合後のアーセナル戦に勝利している。スールシャールが続投していれば…。)だが、その後は3連敗。相手が相手(レスター、チェルシー、マンC)ということもあったが、この試合では当然勝利が求められるだろう。第8節から〝ミラクル•レスター〟の立役者ラニエリが就任しているにもかかわらず、その後のリーグ戦で2勝6敗と成績が芳しくないのも痛手である。

 予想スコア 2-2

 予想スコア2-2とした。両チーム共に守備陣に怪我人が多い点と、ブレントフォードはトニーとムベウモの2トップ(トニーは現在怪我で離脱中)、ワトフォードはJ•キング、サール、クチョ•エルナンデスなど攻撃陣には良い選手が揃っているという点でこのスコアとした。ホームチームは、ムベウモ、セルジ•カノス辺りが点を取るのではないかと予想している。逆にアウェイチームは既にリーグ戦6ゴール•5アシストを記録しているデニス辺りが決めると予想しておく。(ムサ•シソコ辺りがミラクルシュートを決めたりしたら面白いな…と密かに思っている。)

キーマン

 ブレントフォードのキーマンはブライアン•ムベウモにした。今季14試合で 2ゴール 1アシスト。イバン•トニーが負傷中ということもあり、この男には期待がかかる。フィジカルとスピードを併せ持っており、プレミアリーグでも十分通用している印象があるが、ゴール数が2ゴールは物足りないだろう。この試合でウエストハム戦以来の得点に期待したい。

 ワトフォードのキーマンはエマヌエル•デニス。先述した通り今シーズンリーグ戦で6ゴール•5アシストを記録しており、これは共にチーム最多である。チェルシー戦ではリュディガーの股を抜く技アリシュートを決めており、この試合でも得点が見られることを期待したい。

 マンC  ウルブズ

 ホームの首位マンCとアウェイの8位ウルブズの一戦。
前者は直近のリーグ戦で5連勝しており、前節チェルシーが敗北したことで首位に立っている。CLでは最終節でライプツィヒに敗れたものの、グループ首位で通過している。

 一方で、後者はアーセナル同様開幕3連敗を喫していたものの、その後立て直して現在は8位まで順位を上げている。今シーズンから指揮を取るブルーノ•ラージ新監督のもとで良い方向に進んでいるように思う。

 予想スコア 1-1

 順当に予想するとすれば、おそらくマンCの勝利だろう。しかし、一昨シーズンはウルブズにシーズンダブルを食らっている。そして、ウルブズは前節のリバプール戦でロスタイムにオリギのゴールで0-1の敗北を喫したが、明らかにリバプールは苦戦していた。(とは言え、サラーを完封していたアイ•ヌーリがそのリバプール戦で負傷しており、ウルブズは大きな痛手を負っている。だが、それでもウルブズは堅守+アダマ•トラオレでマンC相手に引き分けに持ち込めると思っている。)

 今シーズンのウルブズはリーグ4位の失点数(13)でマンCの攻撃を耐えるだけの力はあるはず。さらに、カウンター時にはルベン•ネベスの正確なスルーパスやトラオレの個人技、ヒメネスやファン•ヒチャンの決定力の高さが活きるはずで、マンCにとっては相性の悪い相手だと勝手に思っている。とは言えマンCのチームとしての完成度は高く、マンCは早い時間帯で1点取ってしまえば大量得点もあり得る。逆に得点が奪えない時間が続けば、逆にワンチャンスをモノにされて失点することもあり得る。

 キーマン

 マンCのキーマンはベルナルド•シルバ。ルベン•ディアスやロドリも好調を維持しているが、この男をキーマンに選んだ。ベルナルド•シルバの特徴と言えば、非凡なテクニックを持ちながら献身的に守備をこなし、マンU戦でのゴールのように泥臭いゴールも決める。だが、今シーズンはそれに加えて得点力まで兼ね備えている。今季既に7ゴール。これはプレミアリーグでのキャリアハイにこの時点で並んでいる。デブライネの不調を感じさせない程の活躍を見せている。ウルブズの堅守を掻き乱すテクニックとカウンターを防ぐ前線からの守備で攻守両面での貢献が期待される。

 ウルブズのキーマンはアダマ•トラオレ。カウンターの起点となるパスを出せるルベン•ネベスや万能型FWのラウール•ヒメネスや今季加入で大活躍しているファン•ヒチャン、DFの新鋭マックス•キルマンなど選手は粒揃いだが、マンCから勝ち点を奪うためにはこの男の活躍が不可欠だろう。未だゴール•アシスト共に0で、決定機を外すシーンも何度か見かけるが、試合ごとのドリブル成功数は5.0と断トツトップで、相手DFを翻弄している。ポゼッション型のマンCにとっては、このようなタイプは最も厄介な相手だろう。トラオレはいつも通り右サイドに置いて、やや守備が軽い部分があるカンセロ(とはいえSBとしての完成度は高いが。)にぶつけてくるだろう。カンセロはリバプール戦でもサラーに苦戦していた印象があるし、サラー以上にドリブル志向の強いトラオレ相手には大分苦戦するはずだ。ここのサイドの対決は見ものである。

 まとめ

 本当はもっと早めに書き終えたかったが、書いてくうちに書きたいことが増えてしまい結局直前になってしまった。次からはもっと早く予想をしようと思う。16節の他の試合も予想するので、是非見て頂けると嬉しいです。何かリクエストがあればなんなりとお申し付けください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?