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♯8 プレミアリーグ第17節スコア予想

 前節は2試合しか出来なかったスコア予想を今回は10試合やろうと思う。

 予想スコア

ブレントフォード 1-1 マンチェスターU
ノリッジ 1-2 アストンビラ
マンチェスターC 0-1 リーズ
ブライトン 0-0 ウルブズ
クリスタル•パレス 3-1 サウサンプトン
バーンリー 1-1 ワトフォード
アーセナル 2-2 ウエストハム
レスター 1-1 トッテナム
チェルシー 2-0 エバートン
リバプール 5-0  ニューカッスル

 ブレントフォード マンチェスターUの一戦は、ブレントフォードは前節の勝利が弾みになっている点と、強豪相手にも勝ち点を奪っている点、マンチェスターUはラングニック就任後2連勝しているが、スコアはどちらも1-0でやや苦戦している印象がある点を考慮してドロー予想。

 ノリッジ アストンビラはどちらも新監督で、ノリッジの新指揮官ディーン•スミスにとっては古巣対決となる。どちらも新監督就任後に調子が上向いているが、チーム力や勢いを考慮してアストンビラの勝利と予想する。

 マンチェスターC リーズの一戦は0-1でリーズが勝利すると予想する。正直、予想というより願望ではある。だが、実は昨シーズン、リーズはマンチェスターC相手に1勝 1分と勝ち越しており、この試合も番狂わせがあるかも…?と期待している。しかし、リーズは今シーズン勝ち点16の15位と低迷しており、そう簡単にはいかないだろう。とはいえ、前節のチェルシー戦では後半ロスタイムにジョルジーニョにPKを決められ2-3で敗れたものの、チェルシー相手に善戦しており、マンチェスターC相手に勝利を飾る可能性はある。

 ブライトン ウルブズは共に堅守が光る一方で得点力不足に悩まされている印象である。ブライトンの試合を見ていると、もし決定力のあるCFがいれば…と思ってしまうほど戦術がチームに浸透しており、得点さえ取れれば勝ててたのに…という試合が多い。(マンチェスターC戦(9節)では1-4で敗北はしたものの、支配率は上回っていたし、正直アーセナル戦(7節)は0-0だったものの、内容では圧倒していた。)そしてウルブズもタレントこそ豊富ではあるものの、16試合を終えて得点は12。これは最下位のノリッジ(8)に次いで少ない数字である。そのため、この試合はスコアレスドローと予想する。

 クリスタル•パレス サウサンプトンの一戦は、前節エバートンに3-1で勝った前者と、同じくアーセナルに0-3で敗れた後者の試合となる。前節のアーセナル戦を見る限りでは、サウサンプトンは攻守共にあまり機能しておらず、この試合でも敗北するのではないかと予想する。

 バーンリー ワトフォードの一戦は勝ち点11で18位(1試合未消化)の前者と勝ち点13で17位の後者の直接対決となる。バーンリーは勝てば降格権から脱出となる。ワトフォードは4連敗中で、失点数は31とニューカッスル(34)に次いで多い。一方のバーンリーは、5試合勝ちなしではあるものの、前節ウエストハム相手にスコアレスドローに持ち込んでいる。ワトフォードとは反対に、守備陣は安定しているものの、逆に得点力数は14と少ない。どちらも勝ちから遠ざかっており、ここ最近はバーンリーの引き分けの多さも目立つため、この試合は1-1と予想した。(ただワトフォードはここまで1試合しか引き分けがない。)

 そして、今節の再注目カードともいえるアーセナル ウエストハムの一戦。4位ウエストハムを勝ち点差2で追うアーセナルは勝てばウエストハムの順位を上回るチャンスである。アーセナルファンである私からすれば、この試合は是非とも勝ってほしいのだが、両チームの試合を見ているとウエストハムの方が〝格上〟だと言わざるを得ない程に、チームとしての完成度に差があるように思う。そして何より、今季ウエストハムはリバプール、チェルシーにも勝利しており、アーセナルが大敗している相手に勝利を収めている。ウエストハムの試合を見ているとモイーズがしっかりと戦略を練っているのが分かるし、上手くいかない時の修正力も高い。そのため、本当はウエストハムが勝利するのではないかと思ってしまっている。とはいえ、アーセナルは前節の快勝で流れに乗っている。また、アーセナルはホーム戦6勝1分1敗の好成績を収めており、これはマンチェスターCと並んでトップの成績である。(しかし、ウエストハムはアウェイ戦4勝2分2敗で4位ということもあり、なんとも言えない。)相手のエースであるアントニオが直近のリーグ戦7試合得点無しであるのも大きい。(しかし、ウエストハムはリーグ戦で28得点。これはアーセナルより7点も多い。)このようにアーセナルをフォローする点があまりないのは不安材料だが、アーセナルも決して調子が悪いわけではないので期待も込めて2-2と予想する。

 レスター トッテナムはそもそもトッテナム側にクラスターが発生しているため開催されるかは不明だが、レスターは前節ニューカッスルに快勝し、8位まで順位を上げていて、調子を取り戻しつつある。トッテナムもコンテ政権後は調子を上げているが、先述のクラスターや、雪の影響による試合延期が続いており、もし開催されるとしたら試合勘が心配される。ケインがここまでリーグ戦わずか1ゴールなのも不安材料だ。とはいえ、コンテ政権後リーグ戦3勝1分と好調であるため、1-1のドローと予想した。

 続いてチェルシー エバートン。チェルシーは前節のリーズ戦で勝利こそしたものの、3-2と苦戦。その前のCLのグループステージ第6節でも、マルメ相手に3-3のドロー。(その結果チェルシーはユベントスに勝ち点を上回られてグループステージを2位で終えている。)そしてその前の試合ではウエストハムに敗北しており、ここにきてやや下降気味。一方のエバートンも、前々節にアーセナルに勝利したものの、前節のクリスタル•パレス戦では敗北を喫している。どちらも調子を落としているが、チェルシーが依然強いことに変わりはなく、ホームであることも踏まえても、チェルシーが難なく勝利すると予想する。

 最後は、2位リバプールと最下位ニューカッスルの一戦。公式戦7連勝、リーグ戦だけでも5連勝と波に乗っているリバプールに対してニューカッスルは19位。得点数がリーグトップの45であるリバプールに対して、ニューカッスルは失点数が34とリーグワーストとなっている。リバプールのエース、モハメド•サラーは今季リーグ戦14ゴール•9アシスト。いずれもリーグトップの成績である。だが、ジョタが8ゴール、マネが7ゴール、現在は怪我で離脱中のフィルミーノも4ゴールと決してサラー頼りの攻撃ではない。(アシストで言えばアーノルドも7アシスト)ニューカッスルは、エディ•ハウ就任後の4試合で1勝1分2敗。負けた相手がアーセナル、レスターであることを踏まえれば悪くない出来である。しかし、ハウ就任により、攻撃がサン=マキシマン頼りではなくなり、人数をかけて攻撃するようになったため、守備陣の負担が大きい。攻撃陣はサン=マキシマンやカラム•ウィルソンなどを中心に良い選手が揃っているため、実力が拮抗した相手には勝てるようになった印象だが、逆に格上との試合では守備に回る時間が多いので手も足も出ないといった印象である。実際、前節のレスター戦では0-4の大敗を喫している。そのことを踏まえると、ホームチームが大差で勝利するのではないかと私は予想する。

 総括

 注目の試合はやはり、アーセナル ウエストハム戦だろうか。両チームにとって今後の4位争いに向けて重要な一戦となる。ウエストハムはアントニオの復調、アーセナルはライスを中心としたウエストハムの守備を崩せるかどうかが鍵となりそうである。


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