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『水底フェスタ』読了の記憶

辻村深月先生の『水底フェスタ』を読了。
先週の木曜日に読了したけれど,いつの間にか週を跨いでいました…反省。

始まりの一文から辻村先生の世界観にぐっと引き込まれ,そのまま流れるように読み進めました。
休み時間や通学の電車の中,普段はぼーっとしていることが多いのに,辻村先生の本を読んでいる時はついつい本に手が伸びてしまいます笑

辻村先生の鋭い目線,洞察力が本当に大好きで,言い方は良くないけれど,どの本を読んでみても『ハズレ』がない。


時折冗談のような言葉遣いになるのも,クスリと笑えて本当に面白い。
辻村先生にはゴールがないなといつも思います。何だかすごく上から目線みたいだけれど。

何気ない一文にもハッとさせる何かがある。辻村先生の本を読んでいると,いつもそんな風に思います。

辻村先生はどんな風に世界を見ているのか,物事を捉えているのか。
いい意味で謎が深く,ヴェールのようなものに包まれている。
私は謎が多い人が本当に好きで,だからこそ辻村先生に惹かれたのかな,などとくだらないことも思ってしまいます笑


素敵な本を執筆してくれた辻村先生,そして出版してくださった方々に多大なる感謝。


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