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著書紹介『雨が連れてくる』
文字数を気にする必要のないnoteなので、自創作BLの紹介をします。
Kindleにてセルフパブリッシングしている『雨が連れてくる』から、前半部分をダイジェストでどうぞ。
雨は嫌いじゃない。むしろ好きな方だと思う。
雨の降る放課後、高校の図書室で永倉優也は同級生の加山樹(たつき)と何気ない会話を交わす。その数日後、担任に頼まれて樹の家までプリントを届けに行った優也が目にしたのは、男性に抱かれている最中の彼の姿だった。
混乱したまま自宅に戻った優也に樹から電話がかかる。人目につかない場所で話そうと、近所にある小さな公園で会う二人。
そこで優也は、樹と関係を持っていたのが彼自身の叔父であること、それが理由で二人とも実家から勘当されたことを知る。
樹の現状に同情した優也は、相談くらいなら乗るから、と彼を慰め、そこから友人関係が築かれていくことに。
交友が深まる中、樹が抱える問題が少しずつ明らかになる。幼い頃から両親よりも叔父と一緒に過ごした時間の方が長いこと。どうやら叔父は樹の母を想っているらしいこと。家族の中で孤立していた叔父は、最後の拠り所である樹を義姉――樹の母の身代わりとして扱っていること。
踏み込める問題かどうかは分からない。それでも優也は樹の叔父と顔を合わせて話す機会を作り出した。三者の面会は重い空気を残しながらも幕を閉じたのだが、そこからゆっくりと、だが確実に彼らの人生が動き始める――
「……雨の音がずっと嫌いだった」
禁忌と知りながら関係を続ける叔父と甥。それを知り甥を救おうと悩む友人――三者の視点から描かれるしっとりとした禁断のラブストーリー。
BLということもあり、少々お色気要素多めです。近親間の行為(血の繋がった叔父と甥)ですので、近親ものに嫌悪感のある方にはお勧めできません。
なお、セルフレーティングでR18となっております。
WEB版(ムーンライトノベルズ・うろ名義)もありますが、Kindle版は修正・再編を加えていますし、なんと言っても縦書きなので、Unlimitedに登録されている方はぜひKindle版をどうぞ!
ではではー、今回は自著紹介でした。またお会いできたら嬉しいです。
洞施うろこでした。
☆ここで紹介した『雨が連れてくる』のシリーズを含めた自創作BL小説(とイラスト集)をAmazonKindleにてセルフパブリッシングしています!
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