コルクを沈めさせているもの

とても大切な友達と食事に行った。

その子は食事しながらも、何度も携帯を確認していて

どこか上の空で、ここに居ないんだなって思う事がこれまでも何度もあった。

帰ってからも、何故か私はモヤモヤしていて、
気を逸らそうとしてもどうしても戻ってきてしまう。


はて‥‥

私何でこんなにモヤモヤしてんだろう。

今ここに居ない彼女に対して、

私との時間は大切じゃないの?
って思いも湧いていたのかもしれない。

だけど、私がそれにモヤモヤしていたのには、何だか他の理由もあるような気がして、
掘り下げて内観したんだ。

そしたら、
あ、分かった。って

今ここを大切にする事が苦手なのは私だ。

確かに、誰かと一緒にいる時は私は緊急では無い限りケータイを触ったりしない。

だけど、一人の時ってどうだろう。

テレビ観ながらごはん食べて、

ケータイゲームしながらYouTubeかけて

いつも何かしながら、今その時を味わえて居なかった。

誰かのためには出来るのに、

一番大切な自分のためにそれが出来て居なかったんだ。

自分がやれてなかった事を、外側の彼女を通して気付かせてくれたんだ!

そこから彼女に対するモヤモヤは消えていった。

今まで、そうゆうモヤモヤで関係を絶ったり、人と距離を置いてきた事がどれだけあったのだろう。

全ては相手ではなく、自分だったのに。

もっと大切に出来た関係がたくさんあったかもしれない。切らなくていい関係が沢山あったのかもしれない。

全ての経験があっての今の私だから、後戻りはしないけれど。

とても大切な事に気付かせてくれた出来事だった。

癖になっているから、最初は違和感感じるかもしれないけど、

ながら〇〇を止めてみよう。

その瞬間その瞬間に意識を向けて味わってみよう。


無理矢理良い気分を探したわけでもなく、無理に相手のポジティブな側面を見ようとした訳でもなく、
問題だけにフォーカスしたわけでもなく、誰かのせいにした訳でもなく、自分を責めた訳でもなく、

自然にコルクが浮かんでくるのを感じた。
しかも私にとって最も自然で優しい方法で。


これが抵抗を手放すって事か。。。


初めてだ。こんなに体感として得たのは。

源が喜んでるのを感じたんだ。

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