見出し画像

【脱ニワカ】 JINの「Love your self」〜世界一のイケメンを自称する理由とは〜

ステイホーム期間にもかかわらず、ビルボードチャート一位を獲得したBTS。本noteでは各メンバーと曲をとりあげ、彼らのコンセプトである「Love your self」を特集してます。

こんかいは、BTSのボーカルラインで、身長も肩幅もでっかい長男、JINについてせまって行こうと思います。

なぜかれは自らを世界のイケメンというのでしょうか。そこには彼のLove yourself が詰まっているのでした。

#1 BTSの長男 JIN

BTSの長男であるJIN。自己紹介では自らを「ワールドワイドハンサム」と名乗り、多くのファンを虜にしています。

画像1

現在27才のJINは、オーディション前は俳優志望でした。幼い頃からルックスも整ってたJINは東方神起や少女時代の事務所 SMエンターテイメントに声をかけられたのですが詐欺だと思い断った話はファンのあいまでは有名な話。

俳優を目指し、彼は韓国の名門大学の映画芸術学部に入学。メンバーで唯一大学に在籍しました。そして学校への行き道で今の事務所 Big Hitにオーディションのお誘いを受け、無事通過。練習生期間をへて今のJINが誕生しました。

一見、普通のアイドルに思われる JIN 。なにより自らを「世界のイケメン」と自称するほどの自信家。ナルシストに思える彼の言動には深い理由があったのです。

#2 成長していくチームと、積もっていく劣等感

キム・ソクジンとJINは別の人間であると定義している彼。

JINとしている時は、いつも笑って、おバカして、ムードメーカーな感じを貫きたいといっています。

画像4

一方で、キム・ソクジンは怖がりで、自信がなく、いつも周りの目を気にしているそうで。

こんな二面性の持つ彼。彼がぶつかった大きな壁は

「歌も踊りもできない」

です。

 彼は歌も踊りも他のアイドルと比較すると初心者レベル。

周りにいるメンバーは全国規模のダンサーとラッパー、ボーカル。彼らに対して何一つできない自分にどんどん苛立っていきました。

自分は悩む一方で、チームはどんどん活動の幅を広げ、当然メンバーのレベルも上がります。他メンバーが進化している中、何も成長していない自分。(ファンから見たらとてつもなく成長してるのですが・・・)

「俺のせいでこのチームの成長をじゃましてるんじゃないか」

と卑屈になっていきました。

しかし練習と努力を重ね、さまざまな文化、人、ステージに立つことで感じたことがあります。それは

ファンの愛

です。練習をし、努力を重ね、チームのお荷物にならないよう足掻く姿を誰よりも知っていたのはファンでした。

画像2


ダンスができなくても、歌が下手でも、応援されてることを知った彼はもう一つのことに気付きます。

自分を愛せてないのは自分だけ

これに気づいた彼は、今の自分を素直にうけいれ、理想や周りと比較することをやめ、自分を愛しはじめました。

そうしていくうちに、歌もダンスもどんどん上手になり、立派なBTSのメンバーとして胸をはれるようになったのです。

そして彼は毎日鏡に言うことがあります

「お前は今日もかっこいい」

それ以来、自分を愛することを公言し、BTSの Love yourself を発信するアーティストです。

そんな彼の気付きが顕著に現れてる曲があります。

#3  Epiphany

画像3

それは Epiphany という彼のソロ曲。

________________

うぇ なん いろっけ
왜 난 이렇게
なぜ僕はこうして

そじゅんはん なる すむぎょどぅご しぽんぬんじ
소중한 날 숨겨두고 싶었는지
大切な自分自身を隠したがっていたのか

むぉが くり とぅりょうぉ
뭐가 그리 두려워
何をそれほどまでに恐れ

ね ちんっちゃ もすぶる すむぎょんぬんじ
내 진짜 모습을 숨겼는지
自分の本当の姿を隠していたのか


I'm the one I should love in this world
この世界で僕が愛すべきたった一つの"僕"という存在

ぴんなぬん なるる そじゅんはん ね よんほぬる
빛나는 나를 소중한 내 영혼을
光り輝く僕を 大切な僕の魂を

いじぇや っけだら
이제야 깨달아
ようやく気付いた

so I love me
自分自身への愛に

ちょむ ぷじょけど のむ あるむだうん ごる
좀 부족해도 너무 아름다운 걸
完璧でなくとも とても美しいんだ

I'm the one I should love
僕が愛するべきただ一人の"僕"

_______________

自分を一番愛すべきなのは自分であって、そこには他人の許可も理由も必要ないということ。完璧でないことが美しいということ。

そのような葛藤の末、今日も明日もステージでこう叫ぶのです。

「I'm the would wide handsome」


・・・・


さて今回はBTSの長男 JIN と彼のLove yourself についてお話ししました。

自分を愛することの大切さ、彼の生き様と曲を通して感じていただけたでしょうか。

ではさきほど紹介したEpiphanyを聞いて今日はお別れです。

明日はBTSの高音と愛嬌とダンス担当、JIMINについてお話ししますね。

では!

K.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?