見出し画像

お気に入りのうつわは、罪悪感を消してくれる|形から入る料理の楽しさ

たまに料理をしたくない、何にもしたくない・・・!という時があります。

数ヶ月無い事もありますし、数日続く時もあります。
とはいえ、お腹は空きますから、外で食べるか、テイクアウトして家で食べるかで代替します。

外で食べるときは良いとして、テイクアウトしたとき、料理はかなりの確率で使い捨ての容器に入っています。容器もコストですから、なるべく安く抑えるために今ひとつの容器であることがほとんど(それでも中には、デザインなど気を使ったものもありますが・・・!)。

洗い物のことを考えると、そのまま使い捨ての容器で食べてしまいたくなりますが、なんとなく、その食事は心に罪悪感を残す…。

それが嫌で、テイクアウトした料理は、お気に入りのうつわで食べます。

海近のロケーションに、独特のもっちりパンが人気のダブルサンドイッチ 葉山店の”UMAMIチキンサンド”をテイクアウトした日は、笠間で作陶している近藤文さんのいっちんのプレートに、マグカップで。

こちらは、近所のスーパーの惣菜コーナーで買ってきた”ねぎとろ巻”。キカキカクさんのスクエアプレートに豆皿で、爽やかに。
南京製陶園さんの急須と湯呑もお気に入りです。

こちらも、スーパーの見切り品のお刺身と、冷凍しておいたごはんを温めて海鮮丼に。うつわはロンドンで作陶されているYASUKO ARAKAWAさんのもの。

昨年は出張やバカンスで何度も渡英し、現地の陶芸家さんと親しくなりました。YASUKOさんもそのうちの1人で、年末に伺ったときには彼女のスタジオで作陶もさせていただきました。その時に作ったうつわは彼女のスタジオで仕上げてもらい、そのまま預かってもらっている状態…早く渡英できる世の中になり、彼女と、自分で作ったうつわに再会したいものです。

こちらは、7月の土用の丑の日に近所の鰻屋さん”川正”でテイクアウトしたうな重。どんぶりに移そうとすると鰻が崩れそうだったのでうな重はそのままに、付け合せの漬物は東屋の豆皿に、お吸い物は我戸幹男商店の汁椀でいただきました。それだけでも、だいぶ気持ちよくいただけました。

たまにはテイクアウトで気分転換するのも、良いと思います。
お気に入りのうつわがあると、テイクアウトの料理も気持ちよくいただけますよ、というお話。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?