ドミニオン戦術解説:2人戦魔女ステロ
2人戦で魔女があるときは属州が普段より買いづらくなりますが、それでも属州を狙っていった方がいいケースが多いです。今回はその戦い方を見ていきましょう。
魔女戦で大事な事
ます何よりも大事なことは呪い撒きで負けないことです。魔女は出来るだけ早く入れて、2~3枚目を入れることも検討しましょう。相手に呪いを押し付けて属州を買わせづらくするだけでなく、最終的に自分が受け取る呪いの量を減らして、自分のデッキを強くすることができます。
次に大事なのは財宝カード、得に銀貨や金貨を中心にデッキを組むことです。特に金貨は呪いが撒かれた状況でも属州を買うためには必須なカードですし、銀貨も金貨や魔女を買うために必要です。なにより財宝カードはアクション権を消費せずに使うことができるため、魔女を打ちながら高い出力を出すことができます。
ゲームの流れ
■序盤:魔女を買おう
何はともあれ魔女を買うところからゲームを始めましょう。3-4の場合は2週目に高確率で5金が出る銀貨-銀貨スタートがおすすめです。2週目(3,4ターン)に2枚買えるのが理想ですが、そうでない場合は3周目(5,6ターン目)に2枚目を購入したい。
■中盤:魔女を打ちつつデッキを強くしよう
中盤は魔女で呪いを撒きつつ、銀貨や金貨を購入してデッキを強くしていきましょう。ステロのように財宝が強いので5金でも銀貨を買っていく意思が重要です。金貨の枚数が多いほど属州を買いやすくなっていくので、金貨を積極的に買っていきましょう。
■終盤:勝利点を買おう
8金がでたら属州を買っていきましょう。基本的には属州を優先して買っていった方が良いですが、相手が公領を買った場合は少し考える必要があります。このまま自分も公領を追いかけて勝てる場合(既に点数で勝っている場合)は公領を買ったほうがいいですが、そうでない場合は金貨や銀貨を買って、属州を狙ったほうがいいでしょう。勿論ステロと同じくゲームの最終盤は公領を買って言って大丈夫です。
ステップアップ:公領って買わなくていいの?
世のドミニオンの記事には「魔女戦では公領を買え!」と書いてある記事が多く見受けられます。事実、私も書いてます。これは世のドミニオン記事が四人戦プレイヤーが書かれたものが多いからでしょう。確かにこちらの記事にもあるように多人数戦では呪い枯れも早く、3山枯れも起きやすいため公領を取る戦術が有効です。
しかし、二人戦では自分だけが公領を買っても相手が買ってくれなければなかなか3山枯れは起きません。公領と屋敷を枯らせば終わるとはいえ一人で枯らそうとすると16ターン以上かかってしまいます。いくら呪いでデッキが弱いとはいえ、16ターンもあればデッキを強くして属州を買うことが出来てしまいます。そのため基本的には属州を買いに行くのがよいでしょう。
関連リンク
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