ランチェスター戦略を盲目的に信じるな!!!!!!!!「えっ、君めっちゃランチェスター戦略を語ってるやん!」の巻

お気づきの方。そうなんです。わたくし、三重県人なのです。関西弁だねね!と東京に引っ越してきた時に言われ(※現在は神奈川県鎌倉市在住です)、東京で出会う大阪の方には、えせ関西弁だね!と言われ、三重弁(伊勢弁)に未知の可能性を感じている、野島たかのりですw さらに、ランチェスター戦略を学べば売上は永続的に上がり、幸せになる!と信じている、野島たかのりです。

えっ?三重県、ご存知ない???三重県は、ここです!

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日本列島の中心に位置して、よくよくご覧頂くと、実は日本列島のカタチをしています。なにか深い意味がありそうですね!そう思うのは、あの伊勢神宮があるからです。

伊勢神宮

参拝に行くと、ようやく伊勢神宮の神秘的な氣(オーラ)を感じられるようになりました(笑)老いた・・・?そう!人々の心を浄化して、幸せに導く県です!そして、全国、いや全世界的なブランド牛「松坂牛(まつざかうし」を育て上げる美味しい県です。

松坂牛

はい!三重県人なのに、こんな美味しそうな松坂牛のステーキなんて食べたことありません。。。さらに、さらに、財宝ザクザクな真珠県です。こんな美しい真珠を手に触れたことがありません。。。おい!本当に三重県人か。と自分自身に怒鳴りたくなります(泣)

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そして、三重県鈴鹿市は、そうです!鈴鹿サーキットがあり、F1県なのです。父親がホンダ関連の仕事をしていたので、F1のチケットを会社から頂き、よく連れて行ってもらいました。その時は、全く興味がなく、屋台が出店していたので、出店の綿菓子を食べることが楽しみでした♪

ホンダ

今は好きです!好きすぎて、会社でF4のスポンサーをやっております(笑)わーーーー。。。。ごめんなさい。。。今までの解説はなんだったのか…今回のテーマに全く関係ありません。皆様の人生の大切な時間を、三重県自慢!?にお付き合いさせてしまいました。ぜひ、新型コロナウイルス(COVID-19)が収束したら、伊勢神宮に世界平和を祈祷しに行きたいですね!世の中が平穏になることを願っております。

では、今回の本題に入ります。結論は、ランチェスター戦略を使うタイミングを見定めないと、ランチェスター戦略は役に立たない!ということです。これからも、ずっと、私のこのnoteを通して、ランチェスター戦略を解説し続けます。ご覧頂けば、頂くほど、ランチェスター戦略を好きになって頂ければ嬉しいです。

過去、私がランチェスター戦略を解説させて頂いた時、これこそ武器になる戦略フォーマットだ!と強くおっしゃって頂ける方がいらっしゃいます。有難いです!しかし、残念ながら、ランチェスター戦略は万能ではありません。。。ランチェスター戦略を盲目的に信じて頂くあまり、売上が伸び悩む!という事態が発生する可能性があります。

では、ランチェスター戦略とは、どのタイミングの時に機能するのでしょうか?それは、市場が縮小している時です。市場が拡大している時は、ランチェスター戦略なんて使わない方が良いです!ランチェスター戦略好きは、これに反論して頂けますが、どんな戦略も欠点はあります。ランチェスター協会に、こんなこと言っちゃったら怒られそうですが、でも、私はランチェスター戦略をこよなく愛するがゆえに、ランチェスター戦略で不幸になるひとを減らしたいので、これから、「ランチェスター戦略すごいぜ!」と言い続ける前に、デメリットを述べておきます。

市場縮小や拡大をどう見極めるのか?それは、単純に人口推移の縮小および拡大に照らし合わせて見極めてください。市場と人口推移はおおよそ比例します。もう少し厳密に話す必要はありますが、今回のテーマはそこではないので割愛します。

例えば、中国は2019年末までに中国大陸の総人口は、14億5万人に到達。前年末より、467万人増加。日本と比較すると11倍~12倍の人口がおり、かつ、これだけ人が増え続けている国なので、クルマを売れば、購入する市場は自然と拡大するということです。このような、人口推移が伸び続ける市場では、2番手であっても、競合他社の真似をどんどんして、積極的に市場の拡大に合わせて、販売台数を追い求めるべきです。

この市場で、ランチェスター戦略を使い、2番手以降の順位だから、差別化戦略だ!という戦略で突き進むと、上手くいきません。

※ランチェスター戦略は2つの戦略×5つの戦術の10個から成ります。1番手はミート戦略(真似する・真似させる戦略)を選択、2番手以降は差別化戦略(真似しない・独自の道歩む戦略)を選択することで、ビジネスの成功確率はグッと上がり、永続的に儲かる無双状態になると言われています。※1番手の設定は、またいつか厳格化します。今回は、ここもザックリと。

中国の新車・中古車の購入台数は、極論、頑張って営業活動しなくても自然と上がっていきます。この時は、自然とその流れに合わせることが正しい戦略です。繰り返しますが、ランチェスター戦略なんて、現時点の中国市場で使っちゃったらダメなのです。

中国はパクリ大国と言われていますが、中国市場において、パクらないやつ(企業)は、そもそも経営センスがない!ときっと判断されちゃいます。日本のマスコミがパクる・パクらないに必死になって議論して、中国はダメだ!と言っちゃっている間に、日本企業はどんどん置いて行かれます。トヨタが売れるなら、トヨタと同じようなクルマを作ろう!というだけでいいのです。如何に、パクり、如何に超高速で市場投入できるか、の方がとても重要です。特段、超高品質でなくても良いのです。

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同様に、東南アジア諸国では、人口が増加し続けているため、ランチェスター戦略を使うなんて、もってのほかです。

でも、日本は違います。今まさに、市場縮小に向かい始めている国です。内需はますます低下して、国内市場のみで戦っている企業は、軒並み今まで通りの戦略なら、縮小していくのは当然の話です。

人口推移

経営者ならこの状態は、誰もが知っている事実なので、多くの経営者は、ここ最近、海外にも支店や支社を持ちたがります。これは、ランチェスター戦略的にはNGです。1番手(強者)のみが海外展開が可能で、2番手(弱者)は縮まる国内市場の中で、全力で差別化戦略により市場の中でポジションを上げていき、まずは儲かる体制を整えなければなりません。

よく聞くのが、海外進出したのに、失敗して、国内の主力事業に影響を及ぼすということです。無尽蔵に投資できる訳ではなく、1番手を含めて、全世界の国々が世界進出を狙っているので、勝てるだけの体力がないのに、突き進むことを、無謀と呼びます。

海外で事業を起こした!って社内・社外的に発信するのって、なんかイケている会社っぽいですもんね。でも、財務状態を見ると、悲惨・・・なケースが多いです。

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これは、海外に会社を作ることが悪い!っと言っているのではありません。国内市場がダメだから、海外にも保険を掛けて進出することがダメ!ということです。だって、経費だけが膨らみ、保険にならずに、国内の儲けを食いつぶすからです。もし、2番手以降の会社が、海外に会社を作りたいなら、極論、日本の会社を清算した後に、海外のみに会社を作るべきです。

話を戻しますが、日本市場は縮小していると断言しましたが、正確に伝えると、大枠ではそうですが、当然、市場縮小していないエリア(人口増加しているエリア)もあるので、ご自身が行うビジネスを展開する市場(地域)の状態を是非、見極めてください。再開発しており、その地域だけ伸びているのであえれば、ランチェスター戦略は使わない方が良いということです。

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最後に。

人間の成長についてです。「まずは、成功したいなら、成功している人の真似をせよ!」とよく言われます。これを、ランチェスター戦略的に考えれば、どうでしょうか?

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そうです!ひとの成長も上限はありません。つまり、「拡大できる」と捉えて良いはずです。つまり、人の成功を求めるためには、自分自身はランチェスター戦略にあてはめてはいけないと、私は思います。拡大する!なら、真似する戦略が人間的成長に繋がり、成功への近道なはずです。

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