子宮頸癌の末期とは

看病や介護は、ある日突然やってくる。心の準備が整ってから始まるわけではないし、仕事ならある程度経験があれば、何かトラブルが起きても対処の仕方がわかっているけど、介護は、そうもいかない。

3年前に治療中が始まる時も、治療が始まってから、その後の経過中も、今のような寝たきりの状態になってからも、母の命に係わる決断を迫られる。れいのごとく、ひとりっ子なので、最終的には私が決めることになる。

母が子宮頸癌とわかってから3年以上、今も、次はどんなことが起こるのか知りたくて、ネットで同じ病名の方のブログを探して読んでみたりしても、人の性格がみんな違うように、症状がほんとにそれぞれ違う。

母の現在の状況は、子宮内の腫瘍が大きくなり、膀胱とつながっていて、骨転移もしている。下半身の痛みが強く、朝と夕のメインの痛み止めオキシコドンのほかに、痛みが強いときに、レスキューで粉のオキノームを10m x 2袋を1日1回~2回飲んでいる。今回の入院で寝ている時間が長くなったために、とうとう褥瘡もできてしまい、見ると痛そうで本当にかわいそう。

母が耐えている痛みは、生理の痛みの何倍なんだろう?どんな痛みなんだろう?

この前、母が「看病もきついと思うけど、ママもきつい...」とつぶやいて、母がこれだけ苦しい思いをしている意味ってなんだろうと思った。


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