見出し画像

育児休業?育児休暇?(男性経験者)

4ヶ月間育休を取ったあと、復職して今も同じ職場で働いているまさとです。私が周りが全く男性で育休取った人がいない中で、育休を取ったときの経験談やその時知っていればよかった知識などをすべて話して行きたいと思います。

今日は少し視点を変えて軽い話を。

私の育休中に同じく育休中の男性に会いました。
そこではこんなやり取りがありました。

私「私は4ヶ月間育休中なんですよ」
男性「あ、俺は育児休暇のほうなんだ」
私「なるほど!」

ということで同じ「育休」でも
「育児休業」と「育児休暇」があるのです。

1.育休 = 育児休業

私がここで話している育休は全て「育児休業」になります。
過去に資料として載せている様々な厚生労働省ホームページからの資料も全てちゃんと「育児休業」とわざわざ短縮せずに書いてあります。

厚生労働省の資料
「男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/consortium/04/pdf/houkoku-2.pdf

休業です。お店を閉めるわけですからね。閉店ガラガラです。


2.育児休暇とは

では育児休暇とは何なのでしょうか。
こっちは休暇です。バカンスです。

ちなみに英訳すると
・休業 → closing down
・休暇 → holiday

響きが全然違いますね、、、

それは平成29年10月に新たにできたそうです。

育児・介護休業法の改正事項 (男性の育児休業等取得促進関係)

2.育児目的休暇の新設
改正の趣旨
 特に男性の育児参加を促進するため、就学前までの子を有する労働者が育児にも使える休暇を新設する。
改正の内容【平成29年10月1日施行】
  事業主に対し、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が、育児に関する目的で利用できる休暇制度の措置を設けることに努めることを義務付ける。
https://www.mhlw.go.jp/english/policy/children/children-childrearing/dl/act_child_2017j.pdf

正式には育児目的休暇と呼ぶみたいですね。
簡単に言ってしまえば有給休暇で育休を取ろう!という制度です。
結婚休暇などと同じと考えても良いかもしれません。

前述した育児休暇を取っていた男性は確か2週間取っていて、
奥様が職場復帰されて保育園に入れるまでの慣らし保育の間だけ育児休暇を取得されているとのことでした。
以前書いたこの育休取得プランに似ていますね。(ちなみにこの資料も「育児休業」と記載されています)

画像1

メリットとしては比較的簡単に取れるということでしょうか。「休業」では無いため給料が減りませんし、煩雑な手続きも不要です。普通の有給休暇ですからね。当然、給付金はもらえません。
デメリットとしても有給休暇が減ってしまうことや保管してある期間分しか取れないということぐらいでしょうか。

ということで、短期間育休を取りたいという方は「育児休暇」を取るのも良いのでは無いかと思っています。


ちなみに、育休を取って話題になりました小泉進次郎議員。
これに関する記事も表現が様々で面白いです。

小泉進次郎氏の「育児休暇取得」は出世の近道か遠回りか
https://www.news-postseven.com/archives/20190909_1448355.html

小泉進次郎環境相は2020年1月15日、かねてより明らかにしていた「育児休業」を取得すると発表した。
https://www.j-cast.com/kaisha/2020/01/15377178.html?p=all

ここですごいなと思ったのは日経新聞です。

国会議員や閣僚には法律で定められた勤務時間や残業、休暇の制度がない。小泉氏が取る育児休暇は法律上の制度として休業中の給付が出る育児休業とは異なるため、休みの期間や取り方は自身らの意向で決めた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54401450V10C20A1EAF000/

完全に理解して記事を書いていることがわかりますね。

なので、育休のことが書いてあるサイトは確かに沢山ありますが、基本的に私はこの「育児休業」と「育児休暇」の違いを理解できていないサイトは信用しません。
一番安心なのは厚生労働省ホームページを調べるのが一番です!(私のnoteと言いたいですがやはり1次情報かと、、、)私もできる限り参照元を乗せるようにしています。ただ言葉が難しくて分かりづらい、、、なのでこのような記事に価値があるのでは無いかと信じて今日も書き続けております。

少しでも読んで頂いている方に参考になれば嬉しいです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ウェブ上で個別相談会実施しています(オンライン ZOOM)
始めたばかりなので先着5名まで無料とさせて頂きます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?