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26歳女性起業家が海外移住を決めた5つの理由


こんにちは!嬉野ゆみです。今回はマレーシア在住の私が25歳で海外移住を決めた理由5つについてお話しします。

なぜこのテーマについて、noteを書くことにしたのかと言うと、先週Twitterで私の別の投稿が炎上したことによる流れ弾で、私の会社と海外移住の生活に関する投稿も荒れたからです(笑)

もちろんこれだけではなく、誹謗中傷のメッセージも数え切れないほど送られてきました。

間違った解釈で投稿されてしまった事により、あたかも私が悪いことをして稼いでいる、偽物である、加工であると叩かれてしまったのです。

私のSNSだけ見ていると、確かにキラキラしていて、いいなと思われるかもしれませんが、過去には血を吐くような辛い経験もありますし、私自身、成功にはまだまだ程遠いと思っているので、自慢したつもりも無かったのです。寧ろ、現在進行形で海外で修行しています(笑)


海外移住と聞くと、仕事をリタイアしたお金持ちが移住というイメージが強いのでしょうか?私は今の時代はむしろ、「資金を増やすために海外移住する人」が増えているように思います。その理由については、記事の後半でお話したいと思います。

なぜ私が海外移住するまでに至ったのかをお話する前に少し自分の過去を振り返りたいと思います。

私は高校生の頃は割とやんちゃな性格で、Amebaブログで女子高生ブロガーとして活動したり、渋谷でイベントを開催してチケットを売っていたりしました。

その後、大学生(19歳)の時に日本でモデル・インフルエンサーキャスティング事業の会社をつくり売却、現在はマレーシアで医療ツーリズムの会社を経営しています。

そんな私ですが、この先日本に居るよりも海外に出た方がメリットが多いと考え、25歳で海外移住を決意し(現在は26歳)、マレーシアへ移住しました。

私が海外移住を決めた理由として大きく5つあります。


①海外の自由な価値観が自分に合っていた


私は昔から型にとらわれない自由奔放な性格で、教師やサラリーマンの両親からも好かれていませんでした。

小中高と厳格な女子校に通っていた私は毎日がとても生きづらく、普段からストレスを抱えていました。多くの生徒が寝ていて、高い学費に見合う授業をしていないからと教師に伝えて、自ら高校をやめました。その後大検を取って大学へ進学しました。

大学を卒業して社会人になっても、日本独特の同調圧力もあり、目立つとすぐに批判されたり、「女性だから」という理由でビジネスの場面で蔑視を受けることも多々ありました。

しかし多民族国家のマレーシアに住んでみると、色々な人種・民族の人がいて、それぞれ宗教や言語、文化が違う。人それぞれ違うことが当たり前なんですよね。なので、自分の意見に従わせるという同調圧力は一切ないし、他人の違う価値観を尊重し合っているところが自分にとても合っていました。

②自分にとってベストな環境・事業拡大のため


私は冷え性であることもあり、寒さに弱く、冬の朝はとにかく起きることが苦手です。そのため、ずっと暖かい国で暮らしたいという願望がありました。

私が住んでいるマレーシアの首都クアラルンプールでは、昼の最高気温が32度前後、夜の最低気温が25度前後と、日本の真夏のような暑さではなく、心地良い暖かさが年中続きます。

暖かいので朝の目覚めも良く、気候が良いので気分も爽快に生活することができています。

そして、マレーシアは物価が安いので、同じ収入でも日本で暮らすより良い生活を送れるというのも魅力でした。

特に家賃が安いのが嬉しいポイントです。クアラルンプールでは、家賃5万円もあればプール付き・ジム付きタワーマンション(コンドミニアム)の1LDKに住むことができます。

最高級のリッツカールトン・ホテルレジデンスでも100㎡1LDKで家賃30万円ほどで住むことができます。クアラルンプールの家賃は東京よりも4分の1〜3分の1ほど安いイメージです。

基本的にオンラインで仕事をしている私にとって、住まいでもあり仕事場のスペースが沢山ある環境はとても重要です。

私はホテルレジデンスに住んでいますが、コンシェルジュに頼めば大抵のことはやってもらえるし、週2回頼んでいるメイドさんが掃除や洗濯もしてくれる、送迎も全部車で快適です。医療水準も高く、そんなストレスフリーな生活を送ることができ、仕事の効率も上がりました。

また、日本と比べると劣りますが治安も良く、女性が一人で生活していても問題ありません。

これは私の実体験による感想ですが、マレーシアの前大統領マハティール首相が行ったルックイースト政策による影響か、マレーシア全体が親日のように日々の生活の中で感じます。私が日本人だとわかると、会えて嬉しい、いつか北海道に雪を見に行きたいんだ、日本は最高だよねと、とても温かく接してくれます。

現地の人にも日本食はクールで人気のため日本食や日本のお店(ISETAN、ドン・キホーテ、ららぽーとなど)もたくさんありますし、多民族国家で色々な国の料理が充実していて、食事に困ることもありません。

さらに、マレーシアは東南アジアの中心に位置し、ASEAN各国まで日帰りで行くことができます。シンガポールは1時間、バンコクは2時間、LCCだと往復1万円前後で行くことができ、ASEAN地域での活動がしやすくなるというのも大きな魅力です。

このように、マレーシアへ移住することで良好な環境を手にいることができ、「Quality Of Life(生活の充実度)」が格段に上がったと感じています。

また、会社の事業内容的にもマレーシアを拠点とする方が都合がよかったからというのも大きな要因です。

Empression Co., Ltd.(エンプレッション)の代表として、現在マレーシア、韓国、日本にて上質な美容医療の体験を提供しています。

弊社のビジョンは、「老い」の不安から解放された日々の実現をサポートすることです。

最近日本でも注目されている「幹細胞」に関わる事業を行なっているのですが、実はマレーシアは幹細胞先進国であり最先端の良質な幹細胞療法を安心かつリーゾナブルに受けることが可能です。※スイスで受ける金額と比較すると約1/5!

マレーシアでは他人の細胞を培養したものを点滴で投与することが認められており、臍帯(へその緒)のゼリー状の部位である「ウォートンジェリー」から採取した良質な幹細胞(0歳児の細胞)を培養し、点滴で体内に取り入れることが可能です。

血管を伝って全身に渡った幹細胞が、弱った細胞と置き換わったり、修復をしてくれるため、肌質の改善や糖尿病等の慢性的な病気の改善、認知症やがん予防にも活用されています。

弊社は、マレーシアの製薬会社及びクリニックと提携し、幹細胞療法ツーリズムをご提供しています。

詳しくはこちら→ https://empression-co.com/ja/stemcell_treatment/


③資産形成のため


次に資産形成のしやすさも移住した理由の1つです。

私は学生時代から会社経営をしていましたので、ずっとお金と向き合ってきました。

お金を稼ぐことも大事ですが、それ以上に支出を減らすことも大事で、その中でも大きな出費である「税金」についてはよく考えさせられます。

日本の経営者の方であれば誰もが共感してくださることと思いますが、日本の法人税や所得税、金融所得課税は高すぎると感じます。

少子高齢化で高齢者が増えて社会保障費が増大する一方で、税金を支払ってくれる若者が減っているわけですから、当然税金は高くなっていきますので、日本の社会構造上仕方がないことではあるのはわかっています。

しかし頑張って稼いでもその半分近くを税金で取られてしまっては、なかなか頑張るモチベーションが起きません。税率が低く、起業に対しての様々な優遇がある国が他にあることを知れば、なおさら日本で頑張っているのが馬鹿馬鹿しくなってしまいます。

【日本の税率】
法人の所得に対する税率:約30%(実効税率)
個人の所得に対する税率:最大約55%(所得税45%+住民税10%)
株などの金融所得に対する税率:約20%
仮想通貨の利益に対する税率:雑所得で最大約55%
贈与税・相続税率:最大55%
国外源泉所得:課税(全世界所得課税)

【マレーシアの税率】
*外資誘致の経済特区ラブアンで法人(各種条件を満たす)を設立した場合
法人税率:3%
→法人税引き後利益を個人に配当:非課税
個人所得税率:最大約30%(住民税はなし)
株などの金融所得に対する税率:原則非課税
仮想通貨の利益に対する税率:原則非課税
贈与税・相続税率:原則非課税
国外源泉所得:非課税

*正確な情報の収集と掲載に努めていますが、詳しくは税理士等専門家にご確認ご相談ください。

ちなみに、ドバイ(フリーゾーン法人活用)では、法人年間登録料(約100万円〜)を支払っていれば、法人税も個人所得税もありません。

日本では高い法人税を支払い、個人所得にも高い税金を支払い、そして残ったお金で投資をして、その投資益にも課税され、死んでも課税されます。

そして高額な社会保険料も実質的な税金として重くのしかかり、日本国民の所得に対する負担率は47.5%(2022年度)に及ぶという試算もあります。

一方、マレーシアでは、優遇税率で法人税を納めた後、配当で収入を得れば非課税、それを投資に回して利益を出しても原則非課税、子供に資産を残すのも非課税(ただし、日本居住者は10年以上海外居住しないと非課税にならない)と、非常にタックスメリットが大きいです。

マレーシアのみならず、ドバイやシンガポール、香港など、優秀な外国人・外国資本を誘致して経済を伸ばそうとしている国では、いずれも大きなタックスメリットを享受することができます。

支払う税金が減ることで、個人の資産が増えるというメリットがありますが、それ以上に「再投資に回すことができる資金」が増え、その分事業の成長が加速するという点に大きなメリットがあります。

例えば、イメージですが、日本では1億円を稼いでも半分の5,000万円は税金等で差し引かれ、残りの5,000万円を使って次年度の事業を回していくことになります。

一方、ドバイで1億円稼いだ場合、税金がかからないので、その1億円の大部分を次年度の事業に回すことができます。

個人の資産形成においてもマレーシアやドバイにいる方がメリットが大きく、例えば、日本で株式投資やFX(外国為替取引)をすると、その利益に対して約20%の税金がかかりますが、マレーシアやシンガポール、香港、ドバイなどの国では「原則非課税」です。

仮想通貨の利益については、日本では最大55%(所得税45%+住民税10%)の課税がありますが、マレーシアやドバイでは非課税扱いです。

最近では日本の岸田政権で金融所得課税を上げていこうという動きがあり、益々日本の投資家やトレーダーの海外移住が増加しているようです。

私自身もまだまだ成し遂げたいことがたくさんあり、それを早く達成させるためには、資金効率の面で見ても現状は海外に出た方が良いという判断に至りました。

記事の冒頭で、海外移住と聞くと、仕事をリタイアしたお金持ちがするものというイメージではなく、今の時代はむしろ、「資金を増やすために海外移住する人」が増えているように思うと言いました。税金が安いことで再投資できる資金余力が大きくなる、資産形成がしやすくなるなどの利点を考えると、これから稼いでお金持ちになろう、事業を伸ばしていこうという人とって、海外移住は1つの良い選択肢になるかと思います。

④お金だけでなく居住地も分散する時代へ


勘違いはしてほしくないのですが、私は日本のことが大好きです。

海外に移住したからといって、日本に全く戻ることができないわけではありません。

日本の食事や寒さ、温泉がときどき恋しくなります。食事は安くて美味しく、道は綺麗で、助け合いの心があり、子供が一人で外を歩いて電車やバスに乗れるほど治安が良い国は日本ぐらいしかないでしょう。

しかし、日本の経済は停滞し、同調圧力で出る杭は打たれ、税金や社会保障の若者負担はどんどん増す一方であり、これからチャレンジを続けていく身としては、日本のことは好きだけれども、今は海外で修行をし、若く体力がある時に力を蓄えておくべきだと考えました。

さらに、昨今は台湾有事や北朝鮮問題に端を発する戦争リスクも高まっていますし、巨大地震や大噴火といった自然災害リスクも抱えています。

中田敦彦さんのYouTubeより拝借

そうした事情も考えると、いざという時に海外に移住できるという選択肢を持つことは「命のリスクヘッジ」にもなると感じています。

シンガポールに移住されている中田敦彦さんのYouTubeにも海外移住についての動画が投稿されています。

また、コロナ禍でテレワーク化が進んだこともあり、オンライン完結で仕事がしやすくなり、自分で住む国を選びやすい時代になりました。

私自身もコロナ禍においてオンライン完結で仕事ができるように仕組みづくりをしたことで、海外移住を決行できるようになりました。


⑤グローバルなチャレンジ環境と可能性


「失われた30年」と言われ経済が停滞気味の日本で頑張るよりは、経済が伸び活気にあふれている国でチャレンジをした方が、今の私にとっては自己成長できると思いました。

特に中華圏の若者の勢いは凄まじく、インフルエンサーの影響力や配信情報の質と量は日本と桁が違います。

そしてマレーシアに住んで驚いたことは、自分で事業を立ち上げている女性が多いことです。

私は19歳の時に日本で起業しましたが、周りには同世代で起業している女性はほとんど居ませんでした。

若い女性達が互いのビジネスを協力してる姿が、凄いかっこよくて、羨ましくて。日本では見た事ない光景でした。

海外移住することで日本にいてはキャッチできない情報や女性起業家・インフルエンサーとのつながりを作れるのは大きな魅力です。

実際に中華系の女性起業家やインフルエンサーの友達が増え、一緒にビジネスに取り組むことができておりマレーシアへ拠点を移して良かったなと思います。

先日中華系の友人に、「なぜ日本女性は夜の女性に憧れるのか?」と聞かれました。

日本ではメディアの影響もあって夜職への関心度と憧れが強まっています。

これまで私は、SNSで自分の事業などについて発信することはあまりしてきませんでした。

なぜなら、お金が絡むリアルな投稿は、イヤらしい、怪しいと思われるという不安があったからです。

でもTwitterを始めて、今回の炎上も経てその考え方は180度変わりました。

これまで私はSNSで自分の仕事についての発信をしてきませんでした。しかし発信しないことが逆に、"怪しい"、"何して稼いでるかわからない胡散臭い人"だと感じられてしまいました。

海外の女性起業家たちは、日本の女性起業家と比べていわゆるブランディングがとても上手です。

日本ではアイドルやインフルエンサー、それこそ夜職の女性の方々はドレスを着てメイクや髪型を華やかにしたり、自分自身が商品ですので常に研究を重ねてブランディングがとても上手ですよね。

私は、これがSNSを通して彼女達が多くの同性に支持される最大の理由だと思います。

私自身のブランディングは『かわいく賢く生きる』を意識しています。

かわいいとは、かわいくいる努力をすること

賢さとは、自分自身で正しい選択と判断を行うこと

これらを両立して発信している人は多くありません。
けれどこの女性像を目指されている方は多いのではないでしょうか。

私自身が良いブランディングを作り上げることに成功すれば、もっと社会には色々な選択肢があり、活躍できる可能性があることを多くの若い世代に知ってもらうチャンスになります。そしてそれは"起業への憧れ"へ繋がるでしょう。

また、海外に出てチャレンジする日本の若者が増えれば、それはグローバル化を促進させるパワーとなり将来の日本にとっても大きな財産になると思っています。

私は自分のことを成功しているなんて1ミリも思った事はありません。

私がリアルタイムでチャレンジする姿を発信することで、少しでも日本の若い人達が行動するきっかけになれば良いと思いこの記事を執筆しました。

少し話が逸れますが、日本人のパスポート保有率は17%(2022年度)と言われており、その中の80%は海外に1回しか行ったことがない人だそうです。

最近は海外で働くという選択肢も増えてきていますね。
まだあまり海外に行ったことがない人は、旅行でも良いのでどんどん色々な国を訪れてみてほしいです。私が住むマレーシアもとても良い国なので、ぜひ遊びにいらしてください♪

私の経験が皆様のこれからの人生を考える上で、一助になれば幸いです。

以上、私が海外(マレーシア)移住を決めた理由についてお話しさせていただきました。

新たなロールモデルとなれるようSNSを通して応援して下さる皆さんと、そしてまた私自身も一緒に成長していけたらうれしく思います☺️

最後までお読みいただきありがとうございました。


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<筆者プロフィール>

嬉野ゆみ Yumi Ureshino

1996年横浜市出身。小中高と規律の厳しい女子校に通うが途中で大検を取得し1年早く17歳で米国の大学(日本校)へ進学。
大学在学中、19歳の時にモデル・インフルエンサーキャスティング事業の会社を起こす。Z世代に向けた開催したイベントが話題となり朝のテレビ番組で取り上げられる。企業のSNS運用代行を行いながら、企業とインフルエンサーのキャスティングマッチングサービスを開発運営しバイアウト。その後、自身のInstagramを伸ばし(現在のフォロワーは23万人超)インフルエンサー活動を開始。現在のSNS総フォロワー数は45万人を超える。KADOKAWA出版社からのオファーにより写真集を出版。
2021年にマレーシアで新たに会社(Empression co., Ltd.)を設立し、首都クアラルンプールへ移住。現在はマレーシアの製薬会社と共同で、臍帯幹細胞によるアンチエイジング治療を目的とした美容医療ツーリズム事業をアジアに展開。また、国内のTikTokerマネジメント会社、SNS運用・ライブ配信事務所の事業を行う会社の顧問も務める。

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