見出し画像

2018年 国内のBtoB EC市場規模は334兆円に拡大!BtoCは18兆円規模

経済産業省が2019年5月16日に公開した「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、日本のBtoB-EC市場規模は344兆2,300億円で前年比8.1%増となることがわかりました。

また、EC化率は30.2%でこちらも前年比0.8ポイント増とわずかに拡大しています。

先日は、同じ経済産業省が発表した資料を元に、国内のBtoCのEC市場規模が、約18兆円規模に拡大したことをこの売れるネットショップの教科書サイトでご紹介しました。


国内のBtoC、つまり企業対消費者間のEコマースの市場規模は、18兆円ですが、BtoB、企業間のEコマース市場規模は、334兆円で、BtoCのEC市場のおよそ18倍以上の市場規模となります。

やっている事は同じなのですが、ここまで市場規模に差が出てくるものなんですね。


経済産業省が発表したデータを見ても、BtoBのEC市場規模は、BtoCと同じく右肩上がりの成長を続けています。

また、EC化率も2018年には30%台に突入しました。

EC化率とは、すべての商取引のうち、電子商取引(Eコマース)が占める割合のことを指します。

ちなみに、国内のBtoCのEC市場規模におけるEC化率は、6.22%と発表されていますから、BtoBのEC市場では、EC化率もBtoCの5倍近い普及率となっています。

EC化とは何かといえば、ネット販売やEDIなどのデータによる受発注システムを経由して商取引が行われるケースを言います。

逆に、EC化されていない商取引とは、対面販売や電話、FAXによる受注などのことを指しています。

要するに、EC化がデジタル化であれば、EC化されていない業務のほとんどは「アナログ」の手法となり、人手や手間、時間などのコストがかかりやすい傾向があります。

少し強い言葉で言えば、EC化されていない業務は、「非効率な業務方法」であると言えなくもありません。

例えば、顧客からの注文を電話で承っている場合、手元には発注用の紙などに注文を記載していては、ミスが生まれる可能性があります。

何より時間がかかりますし、人手も必要となります。

FAXで注文を承っている場合でも、その後の処理が自動化され、電子データとして受注処理できるのであればEC化されているといえますが、業務システムによってはFAXの注文内容を人が目視で、パソコン上のシステムに打ち込むというケースは少なくありません。

これも、人的ミスを生む原因となります。

完全なEC化というのは業務内容によっては難しいかもしれませんが、既に人の手でやる必要のない業務に関しては、仕組化して自動化する事が望ましいと思います。

実は店長、以前とあるメーカーさんの商品をドロップシッピングの方式で販売していたことがあります。

ドロップシッピングとは、無在庫販売の手法で、自社ではその商品の在庫を持たず、注文が入った際にメーカーなどに発送を依頼するという手法です。

一時期Amazonなどで無在庫転売が問題視されたこともありますが、店長が行ったドロップシッピングは取引先と契約を結んだうえでの無在庫販売だったので、転売とは異なります。

とある商品は、商品名を言えば、100人中100人が知っているようなメジャーな商品だったのですが、その商品が3年前には当店の主力商品として販売させてもらっていたのです。

多い日には、一日に500件くらいの受注が入りましたので、とても手作業で注文処理を行うことはできませんでした。

そんな時に、当店が利用していた「ごくーシステム 」という一元管理システムの会社に依頼して、独自開発で、注文の処理をEC化するシステムを組んでもらったんです。

これは本当に助かりましたね。

もちろん独自システムの開発なのでそれなりの費用はかかりましたが、この仕組みのおかげで、今まで一日あたり4時間かかっていた作業が、わずか30分以内で一括処理できるようになったんです。

少し話がそれてしまいましたがBtoBの市場というのは、ボリュームが大きいため、一度注文が入りだすとBtoCとはくらべものにならないほどに大口の取引につながるケースがあるのです。

楽天市場 やヤフーショッピング等に出店していると、ついついBtoCのEコマースの範囲で考えてしまいますが、国内のBtoB市場に目を向ければ、まだまだ市場規模として獲得できる売り上げは沢山ある事がわかりますね。

日本のBtoB-EC市場規模の業種別の内訳は以下の通りです。

BtoBのECに強いネットショップサービスとしておすすめなのは、「MakeShop 」ですね。

当店でも自社ECサイトとして採用しているのが、このメイクショップです。

メイクショップのメリットや費用などは以下のページにより具体的に説明しております。


あと、最近の傾向としては、BtoBのECサイトを構築する際に、単品リピート通販や定期購入という手法を意識してネットショップを構築される企業さんがかなり増えているようです。

業界用語でいうと「サブスクリプション」と呼ぶ、定期購入の市場がありますがこちらも急激に拡大しています。

定期購入を実現させるショッピングカートとしては、有名どころでは、リピスト カラーミーリピート 、楽楽リピート などがあります。

定期購入、サブスクリプションのECについてはまた別の機会に詳しくお話したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。



【商標登録記念!ネットショップの攻略本を半額で販売中】

売れるネットショップの教科書に収録されている約2,000時間分のECノウハウが凝縮された「売れるネットショップの攻略本」です。


【完全無料で売れるネットショップのノウハウを得る方法とは?】

売れるネットショップの教科書なら、攻略本に書いてある情報が無料で得られます。情報が約2000時間分と膨大なので、お時間がある方は、こちらをどうぞ。



【売れるネットショップの極意メルマガ】


【SNSなら自動で楽チン!フォローして売れるネットショップのノウハウを完全無料でゲットしよう!】

Twitter、Facebook、Youtube、LINEでもネットショップの売れるノウハウを配信しています。

是非、フォローしていただき、年商3億円達成のECノウハウを無料で受け取っていただければ幸いです。


★TwitterではECだけで年商3億円を達成した現役店長の「ガチ売れEC論」を毎日配信しています。


★Facebookページでは、EC市場全体の最新のトレンド情報などをシェア配信しています。


★Youtubeでは、ECの売上アップにつながるノウハウ動画を公開中です。約1~2分程度の短時間動画で見やすいです。


★LINEでは、ネットショップの裏技的テクニックを今後限定配信する予定です。


★Newspicksでは、ネット通販の最新情報に対して、その時感じた思いをコメントとして投稿しています。


是非、フォローしていただき、売れるネットショップのノウハウを無料で享受していただけますと幸いです。


この記事が参加している募集

お金について考える

売れるネットショップの教科書は現役店長フジタが年商3億円達成したECサイトの運営ノウハウを完全無料で公開しているブログです。サポートとは言いません!是非みなさんの「スキ」「フォロー」をいただけますと励みになります!皆様のネット販売が沢山売れますよう有益情報を配信してまいります!