ネット通販では「ウレタンマスク」の出品が急増！マスク不足解消のきっかけとなるか？
新型コロナウイルスの感染拡大が続いている現在、マスクを求める人が今まで以上に増えてきていますね。
ただ、マスクの生産がマスク需要に追い付いていない状況が続いている為、未だに一般店舗でマスクを見かける機会はほとんどありません。
以前店長のネットショップでもマスクを販売していた時期があるのですが、今から約2年ほど前に「N95」に対応した割と頑丈なマスクを捨て値同然でAmazonのFBAに依頼してなげうっていましたｗ
今思えばあの時のマスクを無駄に投げ売らずに不良在庫として抱えていたとしたら・・・今頃、数億円の売上になっていたと思います。
当時、1枚100円で販売していたマスクですが、今の市場価格を見てみると、その10倍、1000円でも購入している人がいました。
メルカリなどの転売品ではなく、Amazonで実際に売られていた商品です。
1枚が100円という値段はマスクとしては高いと思われる方もおられるでしょうが、N95のマスクは、米国のNIOSHが定めた規格のことで、塩化ナトリウムエアゾルを試験粒子として95％以上の捕集効率を保証されたマスクのことなんです。
SARSが流行した際にSARS患者の診察に関わる医療関係者の個人的防御策としてN95規格の着用が実施された経緯がありますが、中国のPM2.5なども透過させない効果が期待される非常に分厚いマスクで、繰り返しの着用に耐えられるマスクでした。
もちろん、正しい着用方法としては一回着用した後は捨てるべきですが、頑丈に作られているマスクなので、中にガーゼなどを当てて使えば、数回以上利用可能なマスクだったので、100円とはいえ、そのコストパフォーマンスは非常に高い商品でした。
当時は中国に在住の方や、中国に出張される日本人の方が、PM2.5対策の為に当店のマスクを購入してくれるケースが多かったです。
今はもう在庫もなくなったので、当店では販売していませんが、一種の「PB系商品」という形で取引先に製造してもらった商品でした。
ダンボールで数百ケース、枚数にすると400枚×数百ケースだったので、ざっくり計算したところ、2億円はありましたｗ
もったいない・・・本当にもったいなかったです。
また、マスクの値段の話をすれば、現在楽天市場で販売されているいわゆるプリーツ型マスク50枚程度の商品が3000円～5000円の値付けで飛ぶように売れています。
これって問題にならないのでしょうかね？
通常、プリーツ型マスク50枚ひと箱は、ドラッグストアなどでも200～500円程度で販売されている商品だと思います。
現在楽天市場で販売されている同スペックのマスクは3000円が相場という感じです。
マスクは転売自体が違法化されたため、現状では許可を得て販売している事業者のみか、定価で出品する以外のネット販売はできない事になっています。
現状のマスクの高騰は、一種のプレミア商品扱いになっているのかもしれません。
希少性のある商品としての値付けという感じでしょうか？
プリーツ型マスクはネット通販でもやはり高騰傾向にありますが、最近ネット通販で出品が増えてきているのが「ウレタン」を素材とした洗えるタイプのマスクです。
これが、楽天市場もヤフーショッピングもデイリーランキングに非常に沢山ランクインしているんです。
楽天市場の本日のデイリーランキングのトップ50位まででどれだけマスク商品がランクインしているか調査してみました。
プリーツ型マスク、ウレタンマスクを合わせた数字となりますが、マスク商品のランクイン数は、50商品中35商品もランクインしていました。
70％がマスクという結果です。こんなランキング結果は、母の日の花ギフトのときでさえ過去にありませんでした。
それだけマスク需要が高まっている証拠という事ですね。
ウレタン系マスクは、恐らくマスク不足の現状において、新規開発された商品も多数存在していると思いますが、商品レビューを見てみると一部の商品は粗悪品もあるようですので注意して下さいね。
新型コロナの終息が見えない為、今後もマスク需要は高まり続けると思います。
必要な人に、必要なマスクが定価で購入できるようになる日が一日も早く訪れる事を祈っています。
また、新型コロナウイルスの影響でイベントやセミナーは自粛傾向にあるため、イベントキャンセルになった事業者の方も少なくないと思います。
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