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【D2C初心者必見】OEM商品販売に関するリスク3選

売れるアマゾンコンサルでもD2Cブランド(自社ブランド販売)にチャレンジする方からOEMに関するご相談をたくさん頂くようになりました。

OEMによるD2Cは夢があります。
うまくいけば1商品で年間数千万円売上を稼ぎ、軌道に乗ればほぼ不労所得状態も夢ではありません。

当社にD2Cスタートをご相談いただく方も、そのように「楽に稼げる」イメージを持っている方が大半です。

ただ、実際のところOEMによるD2Cビジネスは、一部の成功者の影には、多くの失敗者の屍が存在するのです。
多くのビジネスではネット上で表面化するのは成功者のみです。ただ、その裏にはそれ以上の失敗者がいるのが実情です。

なので、私は安易にはOEM開発は進めません。十分にリスクを理解した方のみに、OEM開発のノウハウをサポートしています。

今回は、D2C初心者の方には絶対知って頂きたい、OMEのリスクについて解説します。

リスク① 開発費用の先行投資がかかる問題

D2Cの一番のリスクは先行投資の費用です。
一般的に、商品開発には3ヶ月程度かかります。
初めて発注する場合は、全額前金が基本です。
その為、発注してから納品されるまでの間は売上はゼロ。
まず、この3ヶ月の無収入状態を耐えられるがポイントです。
そして販売開始してからすぐに売れる訳でも無く、徐々に実績がついてユーザーレビューがついて、販売開始から3ヶ月後くらいにようやく軌道に乗り始めるのが一般的かと思います。
いや、むしろ3ヶ月経っても売上を作れない方が多いです。
そういった前提があるので、少なくとも開発期間3ヶ月間+軌道に乗るまでの3ヶ月間のトータル半年間の無収入状態に耐えられるかは抑えておきたいポイントです。
つまり、D2Cモデルはキャッシュフロー面でかなり厳しいビジネスモデルなのです。

リスク② 広告費めちゃくちゃかかる問題

D2Cブランドとしてゼロからのスタートとなると、まずはお客さまに知ってもらわないことには始まらないので、最初は広告費がかかります。
特にアマゾンの場合はリスティング広告(クリック課金型の広告)がベースなので、競争が激しいカテゴリほど広告費用は高くなります。
製造原価よりも広告費用の方が高くなるのがD2Cの実態です。
どのD2Cブランドも同じですが、最初の一年は赤字覚悟で広告費用に先行投資をし、二年目以降からリピート購入によって利益を確保するのが一般的です。
その為、一年目の赤字に耐えられるだけの体力があるかは、予め覚悟しておきたいポイントです。

リスク③ユーザーレビューが悪いと積む

アマゾンなどのモールで特に大事になるのがユーザーレビュー。
今やほとんどの購入者はユーザーレビューを見て購入判断をしますよね。
つまり、ユーザーレビューが悪いと、CVR(購入率)が一気に下がります。
もしユーザーレビューが低いと、いくら広告費用をかけて集客しても購入につながらず、広告費用だけが嵩みます。
つまり、ユーザーレビューが悪いと、詰みます。
先行投資してきた開発費用や広告費用の回収が難しくなります。
そうなると追加生産どころか、新しいチャレンジの道すら途絶えてしまいます。
D2Cブランドが生き残るには、ユーザーレビューを意識した販売戦略が必要不可欠となります。

以上、D2Cモデルでのリスクです。
開発費用と広告費用の初期投資が大きいので、キャッシュフロー面でのリスクが大きいビジネスモデルであることは是非理解いただいた上でチャレンジして欲しいと思います。

なので、D2Cビジネス一本で勝負するのは避けた方が無難です。
どちらかと言うと、D2Cは別で安定した収益の柱がある方が新しくチャレンジするべきビジネスモデルだと考えています。

その意味では、D2Cは別の収益源のある企業の新規事業や安定収入のあるサラリーマンの副業向きのビジネスだと思います。

売れるアマゾンコンサルサービスでは、EC向けの商品開発もサポートしていますので、是非お気軽にお問合せください。
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