VRIO(ブリオ)分析でみるあなたの弱点
VRIO(ブリオ)分析って何?
VRIO分析とは、「企業戦略論 競争優位の構築と持続」の著者ジェイ・B・バーニーが考案・提唱したフレームワーク。経営資源を4つの視点から評価し、その企業独自の強みと弱みについて分析します。
Value(経済的価値)
Rarity(希少性)
Inimitability(模倣可能性)
Organization(組織)
この4つの頭文字をとってVRIO(ブリオ)です。
うーん、難しいですよね。
Value(経済的価値)に関して言えば、
お客様があなたの扱ってる商品やサービスにお金を払う価値があるかどうか
Rarity(希少性)は、
あなたの商品やサービスに希少性があるかどうか
Inimitability(模倣可能性)は
競合他社にパクられやすいか参入障壁が高いか低いか
Organization(組織)は
自社の経営資源に組織的な動き(組織力)があるかどうか
このVRIO分析をしたときに4つとも「有る」場合、持続的競争優位なので
市場の勝利者(ナンバーワン)になれます。反対に4つとも「無い」場合、競争劣勢なので事業撤退する可能性が高いです。
この分析法を使えば、あなたの会社の「強み」がわかると同時に「弱み」を見つけることが出来ます。
中小企業にVRIOは意味がない?
でも、正直言って、こういう戦略論というのは大企業の戦略です。中小企業(特に零細企業)にとって希少性なんかあるわけがない。模倣される可能性ありまくり。組織なんてお粗末なもの。
だから中小企業にとって最も大事なのはVRIOの中でValue(経済的価値)のみ!価値ある商品やサービスを販売しているかどうか。もうこの一点に限ります。
Rarity(希少性)Inimitability(模倣可能性)Organization(組織)は考えるだけ無駄です。中小企業にとって無いも同然。もし、あれば強い会社ですが、基本的に殆ど無いというのが中小企業の現状。
ライバルは山ほどいるし、価格競争に晒されるし、資本力もネームバリューもない中小企業に優秀な人材が来るわけがない。
小さな会社にとって重要なのは、時代の流れに逆らわず、売れる商品を扱っているかどうか。この一点です。他は後から付いてきます。
だからこそ、今ある商品をどうやって販売するか。というより、お客さんが欲しがってる商品を扱えるかどうか。これが会社の命運を分けます。
あとは個人のキャラクターを前面に出せば希少性が得られますので、小さな会社は恥も外聞も捨てて、社長なり、社員なりが顔を晒して前に出て、タレント化することで希少性を獲得しましょう。
特にタレント化はBtoCにとって重要だったりします。お客様は感情で購買を決める傾向があるので、お客様から好かれることが重要です。
逆にタレント化しないと、あなたから買う理由が特にないので、安さで判断され価格競争に巻き込まれることになります。
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