雨澪

『好き』をありのまま。

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最近の記事

ふたつめ。

明日があるから言わなかった 「さようなら。」 どこまでも続くなんて 根拠のない自信で 愛を語った 案外、心なんて 今にも切れそうなほど細くなった糸を 自らハサミで切ってやった 後悔は自信のかわりに置いてきた 幸せにできなかった そんな後悔を 幸せに執着している 幸せを恐れている 別れなんて簡単だった 思っていたより もっと、ずっと 人は嘘つきなんだ 分かっていながら 自分を安心させるためだけの 小さな脅し 「またね」

    • 10/5 今日はご飯食べに行って、その後散歩した。 秋が来たね。風が気持ちよかった。

      • 10/3 今日は映画を観た。 「ミセス・ハリス、パリへ行く」 美しい女性の、幸せな話。

        • 10/2 今日は久々に小説を読んだ。1章だけ。 「死にたがりの完全犯罪と部屋に降る七時前の雨」 アニメも観た。「ミギとダリ」

        ふたつめ。

        • 10/5 今日はご飯食べに行って、その後散歩した。 秋が来たね。風が気持ちよかった。

        • 10/3 今日は映画を観た。 「ミセス・ハリス、パリへ行く」 美しい女性の、幸せな話。

        • 10/2 今日は久々に小説を読んだ。1章だけ。 「死にたがりの完全犯罪と部屋に降る七時前の雨」 アニメも観た。「ミギとダリ」

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        記事

          ひとつめ。

          あなたとの距離が 目で見えたらいいのに 知らなかったものを無理やり知らされた日 私には分からないモノを 他人は容易く求めてくる 私に欠けているモノを 他人は当たり前のように受け入れる なんで、此処には無いのだろう 忘れただけだと思いたくて 知らないだけだと思いたくて いつか分かると思いたくて もう手遅れなことに気づけなかった 無意識に拒んでいた きっとそれが正しいと思っていたのに 私を守る方法しか 私は知らなかった 誰かに渡す愛なんて 指の隙間から零れ落ちて

          ひとつめ。

          10日目。

          おはよう おやすみ ただいま おかえり それだけでよかったのに。 暑さに溶けた感情のせいで 好きな言葉さえ忘れてしまうの 幸せを求めて横になるのに 身体は深く沈むばかりで あぁ。またこれか。 優しさなんてそこにはなくて 他人の期待は卑怯だ 壊れてしまえばいいのに 全部。 全部。 私を探さないで 私を作らないで 私を理解らないで 私をこれ以上 殺さないで。 忘れたものを 大事にするなどできないでしょう 今更。 忘れたくせに。 いってらっしゃい さような

          10日目。

          9日目。

          糸を切ろうとすればするほど 結び目は固くなっていくの 引き摺ってでも 得ようとしたものは 本当にあなたを生かすものですか 離れていく感情に 流されたくない あぁ 幸せって 自分で掴めるものですか 弱さを歌えば 誰か傍に居てくれるのですか 誰にも必要とされなくなった時 消えたいと願いました 願いが叶うことが 怖い なんて。 愛は自分だけで 終わらせられないじゃないか 傲慢で自惚れた ただの戯れ言 私って。

          9日目。

          8日目。

          夢が夢で終わらない時間が 私の幸せでした 見知らぬ人と 同じ空間 同じ時間 過ごすのも悪くないね あの日の自分はきっと いつもより少しは綺麗だっただろうか 紫色の夢 白色の夢 見せてくれたリアルが 私を引っ張っていってくれる もう 振り返らない 着いて行かなくてもいい 私は別の道を1人で進めばいい 2日間の幸せが もう大丈夫だと教えてくれた 愛はひとつのかたちじゃない 私の愛は私が作る ありがとう

          8日目。

          7日目。

          呼吸と同じ量の溜息を吐く 床に転がった身体に 寄り添うことができなかった 寂寥感をつまらないと誤魔化した あぁやっぱり 一度枯れた花は 元には戻らないじゃないか 今日は何回空を見ただろう 見ていないよ 心の余裕と 私の見る空の広さは 比例している こんな時に傍に居るのは 雨だけだ 生きることへの執着が 薄れていくのを感じながら もういい もうこれ以上 息をしていても 好きな言葉を 見つけることはできないのでしょう

          7日目。

          6日目。

          誰にも嫌われたくない 違う 嫌われてもいい 他人には だから せめて自分の近くにいる君は 君だけは 嫌いにならないでほしい 独りがいいと言った時もあった 距離に線引きしないとだめな時もあった 信じられなくて傷つけた時も 大丈夫と嘘をついた時も 全部 自分なのに それでも 好きでいてほしい なんて 身勝手な願いも全部 消えてしまうのだろうな 声も 言葉も そこに居た記憶も 泡になっていくのでしょう でも 一つだけ これだけは忘れないでほしい 私はここにいるか

          6日目。

          5日目。

          忘れたいことばかり 心が加速して 息詰まる あの時の言葉に嘘はなかったのに 薄れたそれは まるではじめから嘘だったように 暖かく感じたものが 冷めていく感覚と 孤独 もし私が着いていくことが あなたにとっての痛みなら 今すぐにでも立ち止まるのに 透けた心は 私には量れなくて ごめんなさい 何も変わっていないことに 気づけなかった私を どうか許してほしい 今日は 少しだけ生きることが嫌な日 なんて。

          5日目。

          4日目。

          今日が空っぽな日でも 誰かはきっと頑張ってる日 誰かはきっと幸せな日 溜息と疲弊 濁した言葉を 綺麗にしてあげることができない 私は言葉を大切にできていますか 息をすることがやっとな日も 生きることを多く考えた日も 傷をつけた日も 全部思い出す今日が少しだけ苦手 明日が来ることが いつになったら楽しみになるの 何かが足りない感覚を ずっと引き摺ってる まだ、眠れない まだ 息をしていたい

          4日目。

          3日目。

          優しい夢も怖い夢も きっと必死に 何かを思い出してほしいんだと思う 忘れものがたくさんあるから 目を覚ますと そこには一人なのかもしれない 空っぽな音 空っぽな心 今日を生きているのは 昨日の自分に 背中を押されたからじゃない 明日の私に 手を引かれているから きっとね。 ほんの少しの幸せを 誰かに渡すことができるまで 忘れものはそのままにしておいてね 明日の夢より

          3日目。

          2日目。

          自分より遥かに美しいもの 私はそれに化けてみる 桜も空も風も 私を祝福してくれる 『滑稽』 なれるわけがなかった 解けた魔法に余韻を残して 美しい時間に蓋をした 明日はもう少し 優しくなりたい ‪𓂃 𓈒𓏸

          2日目。

          今日

          春だから 桜に愛を伝えてみたい 毎年羨ましく思っていたお花見 今年もできなかったから こっそりカフェで お花見気分になってみた 少しだけ 幸せでした 少しだから 誰にもあげない 春の空は 少しだけ寂しそう 桜へのやきもち 大丈夫 私はずっと愛してる 欲しい言葉は あまりにも遠いのですね 花弁と共に 届けてくれますか でも今年も 伝えてあげない 『○○○○。』

          10 days

          かわいいが遠い 世界が優しくなくなったのか 私が優しくなくなったのか 飽き性だと言った 気分屋だと言った だから 全て投げ出すことが 許されるのだろうか 言葉は口に出すことに意味がある 冷たい棘を 彼に刺した 伝わらない、伝わらない 幸せを 望みすぎてしまったから 謝るべきは 私じゃないか 眠れない夜に 私、 一人だけ取り残されている 声が聴きたい 好きなことに 身体を預けることが 煩わしくなった 私、 そろそろ夜に殺される

          10 days