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【♯1】Urbnocturne ファウンダーレポート【2024_03】

皆さんこんにちは。Urbnocturneのファウンダー、サスガちゃんです。

アーティスト名はThirsty Girlですが、名前が長いので友人から「サスガちゃん」と呼ばれています。気に入ってます。

さて、この度はファウンダーレポートと題してUrbnocturneの運営状況、更新情報を発信することにいました。

Urbnocturneは現在試運転中で、とにかく試行錯誤の毎日。前回記事にした情報から変更された内容もありますので、レーベルリリースに興味のある方、推しアーティストがいる方はぜひチェックをお願いします。

さっそくいきましょう。情報が盛りだくさんです!

1.レーベルの新曲「花鳥風月」がリリースされました

レーベルローンチ後、初となるニューシングルがリリースされました。komiya hairuとRhesaの和を感じるジャズトロニカ、「花鳥風月」です。

プロモーション活動はこれからですが、複数のメディアでニュースリリースを掲載いただきました。本当にありがとうございます!

やはり、こうやって取り上げてもらえるのは嬉しいですね!!
メディアの皆様、本当にありがとうございます!

2.レーベルのプレイリストを準備中です

A&Rの輪廻さんとともに、レーベルのSpotify・Apple Musicプレイリストを仕込んでいます。

その名も「Discovery:The Indie Scene Now」です。

毎回テーマを決めて、インディーズシーンで注目の楽曲をキュレーションするプレイリストとなります。一応、2週間に一度更新予定です。

今回(今週)のテーマは「Citypop(Classical/Modern)」にしました。

おしゃれポップスを中心に入れているので、多彩なフレーバーのPopsをお楽しみいただけます。もちろん、本日リリースの「花鳥風月」も同プレイリストで聴けますので、ぜひチェックしてください〜!

Spotify

Apple Music

結構マニュアルな選曲を意識していて、とにかくディグっては良質な曲をプレイリストにイン……という感じで運用していきます。

「このプレイリストでしか出会えない曲がある」といわれるのが目標です。

また、これとは別にもう1種類、新しいプレイリストを用意しています。

SNS上でアーティストに自薦・他薦してもらい、みんなで作りあげるイメージのプレイリストです。

ローファイ界隈では結構お馴染みの方法でして、これを「プレイリストサブミッション」なんていったりします。

仕組みは簡単です。まず、レーベルが投稿したサブミッション用のツイートに、自薦・他薦のサブスク楽曲のURLをリプします。

レーベルが確認し、そのプレイリストに曲を突っ込みます。

一定数貯まったら公開し、応募した人みんなでヘビーループします。できるだけ家族やお友達にもおすすめし、みんなでプレイリストを回します。

すると、SpotifyやApple Music内でアルゴリズムが良くなり、SpotifyであればリスナーのRadioに自動表示されやすくなるんです。

プレイリストにもファンが付き、自然と回るようになります。

そんなサブミッション用のプレイリストを準備中です。

「新曲をリリースしたけどプロモーションが難しい」なんてときは、リンクをリプしてもらえたらプレイリストに入れます。

ジャンルの垣根を越え、インディーズミュージシャンであれば気軽に使えるプレイリストを目指していきます。

さて、ここからはレーベル運営に関する変更点などを紹介します。

3.ディストリビューターを「Big Up!」へ

レーベルリリースのストリーミング配信で使用するディストリビューターに「Big Up!」を追加します。

といいますか、Big Up!経由での配信がメインになりそうです。

理由は3つあります。

  • 1.DashGoはJ-Popの売り込み・サポートが難しいとわかったから

  • 2.海外在住アーティストが使いやすい国内ディストリビューターがBig Up!だったから

  • 3.ボカロPさんからの問い合わせが多いから

前回記事でご紹介したように、Urbnocturneでは米国の会員制ディストリビューターであるDashGoを利用予定でした。

現に、今配信している数曲はDashGo経由でリリースしています。

先日担当者とコミュニケーションを取った際、「日本語の歌はプロモーションが難しい」と連絡があり、言葉の壁を改めて感じました。

もちろんリリース自体は可能です。

ただ、ディストリビューターのサポートを得られなければ、キツイのが正直なところ。思案した結果、英語版サイトが整備されており、PayPal送金に対応するBig Up!が乗り換え先候補となりました。

個人的には手厚いサポートが受けられる会員制(事前審査や面談があるとこ)のディストリビューターがいいのですが……

この辺りはもう少し探してみますが、やはり海外アーティストが使いやすいかどうかが最優先。恐らくBig Up!になるでしょう。

ただ、チル系・ローファイ系・アンビエント系・ピアノバラードはDashGoもサポートできると聞いたので、状況次第では使うと思います。

それと、ボカロPさんから「結局配信してくれるの!?」「応募できるの?」といったご質問が届いています。

Big Up!はボカロ曲の配信に、正式に対応しているディストリビューターです。

相談も多いし、今後恐らくボカロ曲のリリースもあるだろう……そう思いまして、いっそディストリビューターを乗り換えることにしました。

ということで、今後Urbnocturneのストリーミング配信は、Big Up!経由となります。

そして、未公開であればボカロ曲のデモもサブミッションを受け付けます。
ただ、ボカロ曲の場合はMVなどをレーベルで用意するのは難しいです。

サブスク配信やプロモーションはレーベルが担当するので、YouTube・niconico用の動画はアーティストご自身でご用意ください。

4.Bandcampの運用で躓いています

世界のコアな音楽リスナーをターゲットにしているUrbnocturne。BandCampは是が非でも運用したいと考えています。

元々、月額20ドルのレーベルアカウントを契約し、売上が発生したらアーティストのPayPalアカウントに直接振り込まれるようにするつもりでした。

もうレーベルアカウントにしています。

しかし、なぜかアーティストのPayPalを送金先に設定するとエラーが出まして……楽曲を販売できない!

Bandcamp側に問い合わせていますが、今のところ返答ナシ。

特にサポートをもらえない場合、一旦アカウントは作り直そうと思っています。一度有料のレーベルアカウントにすると無料プランに戻せないらしいので、アカウント消去しか選択肢がない模様でした。

まだ本格的に運用できていないので、この点は十分リカバリーが効きます。

動きがあり次第ご報告します!

5.新しいQ&Aを追加します

たくさんのアーティストさんからお問い合わせやご連絡をいただきまして、本当に嬉しく思います。

その中で、自分では気がつかなかった質問があったので、追加でお答えします。

Q.リリース見送りになったデモは勝手に公開していいのか?

A.もちろんです。レーベル側がデモ音源を公開したり、公で言及することは絶対にありません。他のレーベルに応募する、自分で配信する、SNSに投稿するなど、ご自由に公開して構いません。

よって、めちゃくちゃ気軽にデモを送っていただいて大丈夫です。

Q.結局ボカロ曲は受け付けるのか?

A.受け付けます。ディストリビューターをBig Up!に変更することがほぼ決まってます。ただし、先述したようにYouTube・niconico用のMVなどはご自身でご用意ください。

また、ボカロ曲を海外のキュレーターに売り込むのは、経験上極めて難しいです。正直ボカロのサブスク事情を知らないのですが、狙うなら国内のエディトリアルプレイリスト一択になるでしょう。

私はサブスク配信周りのノウハウはありますが、それがボカロ・サブスクシーンに通用するかは不明です。ただ、トライしてみてもいいとは思います!

Q.サンプリングしたビートを使用してもいいか?

A.これは明確にNGとさせていただきます。クリアランスをレーベルが取ることはしません。ただし、Spliceなどのサンプル素材は使うのは大丈夫です。

Q.デモめっちゃ来てます?

あんまり来ていません笑 レーベルとしては現在、Urbのアーティスト同士で新たにプロジェクトを立ち上げたり、私自身は企画やプレイリスト運用、プロモーションに奔走していたりと、全員が忙しく活動しています。

もちろんデモが届いたらしっかり拝聴しますが、全然急がなくて大丈夫です。

全く競争率高くないので、渾身の曲をぜひ送ってください。

海外のローファイヒップホップシーンでレーベル活動をしていた身としては、まず出してみる。出さなきゃ本当、何も始まらないんです。

そして、リリースが見送りになっても落ち込まないでください。当然、自分もレーベル活動をしていたので、それが難しいのはわかってます。

僕らは専業のアーティストやレーベル運営者ではありません。家庭・仕事・子育てをこなしながら、好きな音楽とさまざまな形で関わっているアマチュアミュージシャンに過ぎません。

そのため、たくさんのデモを採用し、プロモーションするのは難しいです。

時間的にも、金銭的にも。

だから、どうしてもリリースする曲を厳選する必要があります。

そうでなければ中途半端なプロモーションで終わり、誰も幸せになれません。

だからこそ、レーベルサブミッションで審査をするのです。仮に見送りになっても、ぜひ次のデモを送って欲しいのが本音です。

そして、リスナーさんにもぜひ伝えたい。

推しのアーティストさんがいらっしゃったら、その人にもレーベルを教えてあげてください。「一回曲を送ってみたら?」と。

今回はここまで。

そういえば、レーベルのInstagramアカウントを開設しました(ようやく)

https://www.instagram.com/urbnocturne/

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最後までお読みいただき、ありがとうございました〜!

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