見出し画像

♡今日のひと言(短歌)♡石川啄木



めさまして なおおきいでぬ このくせは かなしきくせぞ ははよとがむな
『一握の砂』(1910)


石川啄木(1886‐1912~岩手・詩人、歌人)

中学中退後に上京、処女詩集「あこがれ」(1905)で将来を期待されたが、生活に恵まれず職を求めて北海道他を放浪。再び上京後、歌集「一握の砂」(1910)を刊行し、近代短歌に新領域をひらいた。後に社会主義に目ざめるが、貧窮のうちに結核により27歳の若さで死去した。死後に歌集「悲しき玩具」が出版された。


2023.12.1
Planet Earth

この記事が参加している募集

日頃からのサポートにつき、深く御礼申し上げます。