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♡今日のひと言(俳句)♡小林一茶


うまさうな ゆきが ふうはり ふわりかな(1813)
『七番日記(しちばんにっき)』
(1813年)の冬に小林一茶によって詠まれたものです。
~江戸後期の句日記『七番日記(しちばんにっき)』

小林一茶(1763―1828~信濃・俳人)
江戸時代後期の俳人。農家に生まれ、3歳で母を失い、15歳の頃江戸へ奉公に出た。俳諧をたしなみ、竹阿、素丸に師事。50歳で帰郷し、子をもうけたが妻子ともに死去。後妻を迎えたが離別し、3度目の妻を迎えた。65歳に火事に遭い、土蔵に暮らすうち中風を発し66歳で世を去った。「一茶調」と呼ばれる独自の作風によって松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳諧師の一人となった。編著『旅拾遺』(1795)、『父の終焉日記』(1801)『三韓人』(1814) 、『七番日記』 (1810~18) 、『おらが春』(1819)などを遺した。

雪とけて
村いっぱいの
子どもかな


2024.2.6
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