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国のカタチ

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アフターコロナの行方を探る中で国内の半角とともに国際的な地政学上の変化や新たな課題への取組も反映した「国のカタチ」を明確にすることが重要です。多様な分野・知見を集めて皆さん方と議…
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2021年6月の記事一覧

国のカタチ論稿プロローグ2:「日本のカタチを考える」視点と現状認識

■はじめに すでに人口のピーク(2008年 1.2億人)を迎えて急激な減少時代に入り、超高齢社会に突入しているため、この状況の中では単に現状の問題解決を図るのではなく我が国の目標となる将来像を考えることが重要であると思います。
 かつての高度成長期等のようにすべてが拡大し、その拡大需要への対応が喫緊の課題である時代はその緊急的措置が優先されます。その過程では地域の発展のバランスをとること自体を大き

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国のカタチ論稿プロローグ:これまでの議論の経過等


■国のカタチを考える背景等
・コロナ禍の中で様々な課題が改めて指摘されています。新たな課題や視点も多いのですが、これまでも人口減少時代、成熟時代、人生100年時代、空家増大、インバウンド、地方創生、消滅自治体、災害日本、年金不安等と日本の将来を不安視した言葉が巷に溢れています。さらにコロナ禍で医療問題や国家の安全保障等も出ていますし、2015年に登場したSDGsも何故かこの1年ぐらいで世間の関心

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