見出し画像

ビジネスアーキテクトを目指す「ADPISA-H」の学びがとても刺激的だよという話(2か月経過)

こんにちは、かみちゃんです。
前回の記事で、次の学びのステージとして、青山学院大学の履修証明プログラム「ADPISA-H」の受講を開始したことを書きました。

開始してからちょうど今日で2か月、必修科目の一つ「ビジネスアナリシス」の最終課題発表も終わりました。
ここまでのところの個人的な評価はどうかというと「事前の期待の1.5倍は良いぞ!」というのが率直な感想です。
何がそんなに良いのかすごいのか、今後受講を検討される方の参考にもなればと思い書きたいと思います。

DXに必要な専門的な学びが濃い

前にも書きましたが、ADPISA-Hでは、情報システム(IS)アーキテクト≒ビジネスアーキテクトを目指す人のためのプログラムと銘打っています。
そのための専門的な学びがバラエティに富んでいてかつ濃い、というのが1つ目のGoodポイントです。
ここまで受講した講義をざっとあげると以下になります。

・情報システム学入門 ・・・ 広義の情報システムとは何かを学ぶ。
・チェンジを推進するビジネスアナリシス ・・・ 自社の仕事を変えるための視座と知識体系を学ぶ。この授業で「実践研究」のための自社の課題を決める。
・ビジネス プロセス データ モデリング ・・・  自社のビジネス(仕事の仕方)を”戦略視点”ではなく、業務視点とデータ視点でモデリングする。
・データサイエンスを活用した情報システム構築 ・・・ ISアーキテクトが身に着けるべき「統計」と「ビジネス視点」を学ぶ。統計はRを使用。
・ユーザー主導の情報システム要求定義(特別科目) ・・・ DX時代の要求定義の難しさ、ユーザー主導で要求定義をすることの重要性を講義とボードゲームで学ぶ。

そして、ADPISA-Hでは、自社の課題を”ISアーキテクト”として解決の提案をする「実践研究」が5か月のプログラムの最終ゴールになります(だそうです)。
その実践研究を作り上げるため、ISアーキテクトとしてのコンピテンシーとスキルを身に着けるために、上に挙げた講義+α(セキュリティ、プログラムマネジエントなど)を学ぶという構造になっています。

講義一つ一つのどれもが、これまで漠然と持っていた知識や何となくやっていた事を確かな知識体系と紐づけてくれたり、もちろん新たなことをインプットを得る機会になっているのですが、最終ゴールである実践研究(自社の変革提案)に向かって、講義単体ではなくすべての学びを総動員する必要がある、その構造がADPISAの特徴かつ優れた点に感じています。
これにより、それぞれの講義をどう位置付けてどう生かすか、という視点が加わり、アウトプットを前提としたインプット・学びがとても刺激的になるのです。

尚、ここまで受けた講義の中で個人的に響いた且つもっと知りたい!極めたい!と感じたものは「ビジネスアナリシス」「ビジネス プロセス データ モデリング」「要求定義」(※タイトル画像はその1コマ)です。
これらのどこが刺激的なのか?についてはまた今度書きたいと思います。
(各講義の課題は結構多くて大変なことは言っておきます!)

学びの環境が濃い

ここまで書いた「学びの内容の濃さ」というのは、私がこうした学校に通う理由の50%くらいだったりします。では残りの50%は何かというと、学びの環境が良い=学びの友が出来ること、です。
一人で詰め込み詰め込みするのなら、座学でもいいしUdemyのようなオンライン学習サービスでももしかしたらADPISAの講義内容を代替できる部分があるかもしれません。しかし、仕事とは全く離れたところで、新たに一緒に学ぶ仲間を創れる機会は、自己学習やオンライン学習サービスでは決して得られません。
これが、私が外で学ぶことに感じている最大のメリットです。
単に仕事とは別のコミュニティが出来る・違う立場や職業の友達が出来る、ということではなく、そういった人と意見交換やディスカッションをすることで、自分にはない視点や考え方を得ることが出来るのです。
(ちなみに、私が通うADPISA-Hでは同期が約20人いますが、製造業など事業会社のIT部門の方、有名コンサルファームの方、スタートアップの方などなど個性あふれる面々がDXの担い手を目指して意欲的に参加されています。それも濃い)
よく大事だといわれる、メタ認知や経験学習モデルでいう「省察」が、自分では無い他者の視点を得ることで可能となるということと同じ話だと思っています。
このことを私は昨年に通った同じく青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラムで体感していたので、同期達と講義の後の懇親会などを積極的に開くことにしています。(今日も講義に行き、懇親会に行って帰ってきたあとにこれを書いてます。)

ということで、ひとまず雑な文章になりましたが、ADPISA-Hに通って2か月の感想でした。
参考になれば幸いです。
次回は、たぶん、ADPISA-Hの実践研究中間発表が行われる9月下旬に書きたいと思います。
それではまた!

余談ですが、この歳になって学食でランチを食べられることも学校に通う楽しさの一つかもしれません笑

いつぞやの青学ランチ(油淋鶏)

#ビジネスアーキテクト#大人の学び#ADPISA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?