見出し画像

ジャイアニズム・ウラゆきイズム

気づいちゃったのよ。


夫のキャラクターってかなりジャイアンだ。つまり俺のものは俺のもの、お前のものは俺のもの。


うちは財布は別で彼にもらったお金じゃないのに彼はわたしのお金の使い方に口を出してくる。わたしのAmazonプライムは解約したよと先日いきなり言われた。

先日まではこれで自分の漫画とか勝手に買っていただろうに。

服やスマホ代や交通費とか美容院とかさ、もし出してくれているならば、口も出していいとは思うんだよ!?

彼はケチというか、現実的というか、無駄が嫌い。

父と会社を経営しているけれど、どちらかというと義理父は創業者タイプの開拓者なキャラクターで、夫は番頭さんタイプの実務的で枠の中で支出を減らして節約していくタイプ。

義父より自分が会社を動かすようになってきたのにジャイアンのくせに冒険しないのが、見ていてとてもムズムズする。

一緒にお出かけする時も自分は定期のある区間はそれで移動する。わたしは乗り物が苦手だから、最短で行きたいし、出来れば一緒に来て欲しいのだが、彼は別ルートで移動して現地集合とか、横浜待ち合わせとかにする。

彼のやり方を彼は通す。何が無駄かを彼が勝手に決める。

なんて自分本位なの?って思う。

でも悪口を言いたいからこれを書いているのではなくて、こういう部分もあるのに極めて仲良く暮らしていられるんだよね。

こういうところを補う部分もたくさんあるってことだし、彼の堅実さでローンや固定資産税はきちんと払われていたりと都合のいいところもあるし

そしてなにより、わたしは一方的に我慢して合わせている被害者でもないということなのだ!


画像1

自分が内側に持っているものを見せてくるのがパートナーなのよね。だから、実は自分では協調性を大事にしているようでわたしはジャイアンなのかもしれないなと思う。

知らないところで夫にこちらに合わせさせているのだろう。夫は言わないけれど。

秋にバラを見にいくのも、しぼりたてのモンブランを食べにいくのも、週末に美味しいものが食べたいのも、おそらく全部がわたし側が望んでいることなのだ。

これまでも彼の「自分だけが大事な行動を取った」エピソードはたくさんあるのだけれど、それが少しずつわたしに合わせるように変わってきている。

この13年でわたしが怒ったり、切れたりして勝ち取ってきたのだけれど、

そもそも信念とか強さがないと怒れないし、ブレてしまうだろうと考えると、夫のジャイアニズムに負けない頑固さがこちらにもあるのかも?


「わたしはこれが良い」「わたしはこうしたい」とわたしが強く言い切る時には最終的には夫は折れてきたように思う。

(お金のこと以外は。お金に関しては絶対に勝てない。親や先祖から受け継いだ富の器、金運パワーの違いなのかもしれないと思う。)

それ以外はよく考えたら最終的にはわたしの意思が通っているのだ。


と、いうわけで自分も彼に負けないかなりのジャイアンだという自覚をもって生きていこうじゃないかと思ったのだ。

夫とはお互いのジャイアニズムで戦う「強敵と書いて友と読む」相手として面白くジャイアン合戦を続けているからたぶん楽しく付き合えているんだろうと思う。


何か言いたいかというと、これからもっとわたしのジャイアンな自分勝手な気持ちをここにもっと書いていこうと思ったのだ。

わたしは書いているうちに頭の中が整理されてきて、気づきが起きる。

改めて出すって大事だ。

(言葉のチョイスなど出し方も大事だけどね。人を不快にさせる出し方はカルマを作るのでなるべく避けたい。)

正しくなくて、人の役に立たないかもしれないけれど、日々の正直な気持ちは、誰かの言語化できない気持ちを読み解く参考になるかもしれないし、人って全部違うんだというサンプルになるかもしれないし。

(なんだ自分で書いてみて分かったが、どんな物を書いてもきっとちょっとは役に立ってしまうかもしれないんだな(笑))

では気にせずジャイアンなウラゆきイズムをゴリゴリに出していこうではないか。






いいなと思ったら応援しよう!