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90分圧倒することは出来ず、第20節

7/20、明治安田生命J1リーグ第20節vsジュビロ磐田は、3-1で勝利。
しかし、スコアに反してかなりモヤモヤっとした気持ちが残る悲しさ、、、
前半と後半でまるで別人のチーム自体もそうですが、福島主審は後半明らかに偏ったジャッジをしていて、ゴール裏のフラストレーションはたまる一方。
せっかくの勝利はもっと気持ちよく終わりたかったなぁ、と。

会場入りした浦和イレブン。
右端のキャリーケースを引いているのが関根。

ということで、レッズのスタメン。
前節から阿部に変え若い柴戸。またファブリシオを先日復帰した武藤に変えました。
そして何より関根の復帰。アップの段階から関根チャントが鳴り響きサポーターの期待の高さが伺えました。

一方の磐田は、久しぶりの勝利を挙げた松本戦から大久保をスタメン起用し、アダイウトンをベンチスタートにした以外は同じスタメン。前節決勝ゴールのロドリゲスは、練習で監督とのいざこざがあったようで、ベンチ外となりました。

試合は立ち上がりの数分こそ均衡した展開になりましたが、関根のドリブル突破や、長澤がゴール前で奪って武藤のシュートに繋げるなどで得点の匂いを感じさせると、その直後、

右サイドの橋岡から中央でボールを受けた長澤が、新里の股を通したスルーパス。それに反応した興梠がカミンスキーとの一対一を制し先制しました。

それからも大きく開く田口の両脇を長澤、武藤がつくことで簡単にビルドアップしながら攻撃を仕掛け続けます。特に斜めのロングボールやミドルパスがバカスカ通るので、とてもやりやすそうにプレーしていました。

すると、これまた斜めに入れたボールを武藤がスルーして受けた興梠が反転シュート、が空振りしてそのまま左でフリーの関根へパス。そのままファーサイドにグラウンダーの素早いボールを入れそれを橋岡が押し込み2-0となりました。

関根はキレのいい動きを見せていましたが、早くもアシストという結果までついてきました。

さらに関根がボールを拾って武藤にパスをすると、こぼれたボールはゴール前へ。それに反応した長澤がDFとの競り合いを制し不思議な体制からシュートを決め遂に3-0に。

それからも得点の匂いを存分に感じさせつつ、失点の匂いは全くしない完璧なゲーム運び。
追加点こそ奪えませんでしたが久し振りに完全に圧倒した45分となりました。

しかし、後半は少しずつ停滞し始めます。
中山に替えアダイウトンを投入したことで攻撃の起点が出来るようになり、効果的だった岩波のパスが若干封じられる形に。

そのまま均衡した時間帯が続くと、浦和にビッグチャンス。完全に抜け出した武藤がカミンスキーとの一対一を抜きにかかると倒されます。
明らかに誰が見ても手が足にかかっているように見えましたがPKの判定とはならず。

そこから少し運動量が落ちた浦和に対しボールを持つ時間を増やしていく磐田。
更にいつも通り推進力を高めてくれていた武藤を下げたことで耐える浦和、攻める磐田という構図が明確になります。

そんな嫌な雰囲気の中コーナーを与えると、跳ね返したボールを拾った森谷が、中央にパスを出し上原がダイレクトで右足一閃。素晴らしいミドルが決まり磐田が2点差に迫ります。

それからも森谷のセットプレーなどが脅威となり、ピンチを何度か迎えますが、集中した守りで追加点は許さず。

最後は柴戸が2枚目のイエローカードで退場するなど後半はほとんど良いところが出せなかった浦和でしたが無難にクローズ。

3-1で連敗は阻止し、8勝3分8敗の暫定9位に浮上しました。

好材料としてはやはり関根。
海外に行ってから更に増したように感じるスピード感と、ファーストタッチで勝負の雰囲気を作る特異な才能が周りの選手にも乗り移り、とてもいい相乗効果を特に前半は作れていました。
しかし後半に入ると誤審っぽい判定から選手がトーンダウンしてしまったのが頂けませんでした。ああいう判定があっても切り替えて相手の攻撃をしっかり跳ね返せればもっと順位も上がってくると思うんですが、ここまで誤審続きだと選手を責めきれない気もします(笑)

次のゲームは7/31に、今季初の鹿狩りです。
ホーム戦ですがチケットの売れ行きがあまりよくないみたいなので、皆で埼スタで浦和をサポートしましょう!

#浦和レッズ

#urawareds


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