2021年10月の記事一覧
茶の湯稽古場から 薄茶器
稽古で「大津袋・包みふくさ」いづれも真塗の
中棗を濃茶に使う、を致しました。
そこで薄茶器に、名残の月でもあり侘びた{妙心寺
古材の平棗}{鉋目秋草蒔絵棗}を出しました。
所がお弟子さん達は、それに喰いついてくれません。
{どうしてこの薄茶器か、解る人いてはる?}嫌味
たらしく聞きました。答えが返って来ません。
{濃茶の器に、真塗の棗を使ってでしょ。それとダブ
ら無い様に組み合わせ
茶道具余話 二度買い
いくつかの茶碗を、二度買いしています。
若い頃「これは良い茶碗」と思って購入した品が、
年と共に勉強が進むと・・・
その茶碗に不満を抱いてしまいます。ほぼこの
パターンで、若い頃の方が良いのは数える程です。
この画像の「柿の蔕」は、二度買いの代表です。
若い頃出会った茶碗は形こそ、お約束の通りですが
色がどうもね~
それが10年前ヤフオクに、木箱無しの茶碗が二つ
出ました。最初の
茶道具百話 伝来!?
小習事の稽古「かざりもの」をしました。
その道具に関する主客の問答で「益田家伝来」
と答えた人が居ました。
{伝来と言うのは、古いお家柄・何代も続いた御家・
に伝わった品でしょう。益田鈍翁は一代で道具を集めた
のだから、伝来じゃないやね~。東京では五島・根津・
畠山さんなど、美術館をつくられたお家もね。
財閥でも三井・住友・鴻池さんなら伝来でしょうが、
三菱さんはね?}
「じゃそ