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イチゴで図に乗った話

10月はイチゴ苗の植え付けシーズンです。

今回は、イチゴ栽培に手を出して完全に図に乗った話をしようと思います。
(※ちなみに、かなり調子こいた内容となっておりますが悪しからず。)

あれは昨年のことでした。
お花を育てることはずっとやってきたけれど、食べ物を育てたことはなかったので、畑を開墾してみました。
畑で初めて育てた春野菜、夏野菜は軒並み大成功を納め、家族からは拍手喝采。

どやぁ
めちゃうま揚げてトルコ

そして秋になり思うのです。
「…イチゴを栽培してみたい」と。

この時点でかなり鼻がピノキオですからね。

しかし、私には強烈な思い込みがありました。
「素人にまともな果物が作れるわけがない」と。

『美味いイチゴとは、冬場に灯油を燃やしたビニールハウスでぬくぬく育つものである。』

それなのに、10月に入るやいなや、
ホームセンターの園芸コーナーには一般人に向けてイチゴ苗がズラリと並んでいるではないか。

このホームセンターの巧みな罠にまんまと引っかかり、私は昨年イチゴ栽培に手を出したわけです。

しかも品種のチョイスがいやらしい。
食べて美味しいイチゴではなく、花がキレイでついでにイチゴも実るやつ。あくまでメインはお花。
たとえイチゴに失敗しても、花鑑賞がメインだからプライドが傷付かないやつでございます。

お前たちはお花である。
お前たちはイチゴではない。

「勘違いしてはいけないよ、お前たちはお花だよ。」と話しかけているのにごっつい結実してゆきまして。

もりもり。


これがすくすく育ってイチゴが実っちゃったわけですよ。ぶらんぶらんと。

毎日採れた。

毎朝出勤前にフレッシュなビタミンCをちぎって食う生活。完熟を採るので味もそこそこ。

私は知らず知らずのうちに栽培スキルが上昇しているのかもしれない。

そして自分の腕試しのため、夏場にメロンを1株だけ作ってみたら難なくスルっとできた。わお。
市販と違い、完熟してからの収穫なので、すんごい甘くて濃くて美味しかったわけです。

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これはもう、イチゴなんてちょろいちょろい。
私のピノキオ鼻はどんどん伸びております。
現在進行形で。

ということで、今年はこちらの人気のイチゴ3品種を植えてみました。

とちおとめ、紅ほっぺ、蜜香

植え付けから2週間ほど経ちましたが、今のところ順調に育っております。

お前たちは本物のイチゴだからね。頼んだぞ。

さて、高く伸び続けているピノキオ鼻ですが、このままの勢いで天まで突き抜けることができるのでしょうか。

結果発表は来春5月にて。

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