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安藤優 Masaru Ando
2023年5月13日 02:10
春といえば、まつりだ。ほかに何があるというのだ。お花見。出会いと別れ。いやいや、そういうのは、いろんなことをちゃんとしている人たちのためだけにあるものなのではないでしょうか。そうでない人たちにとっては、お花見も出会いも別れも何にもありはしないのである。だがしかし、そんな春らしい何かが何もないというとてもかわいそうな人にだって、いやむしろそういう人たちのためにこそ、春のまつりはある。つまりは、何はな
2023年5月1日 02:05
八重洲ブックセンターが、2023年3月31日に閉店した。ずっとそこにあり続ける、いつまでもなくならないものなのだと(勝手に)思い込んでいたが、(やっぱり)そんなことはなかったようである。始まりがあれば、終わりがある。いつまでもずっとあると思っていたものが、突然になくなり、その(何となく永遠性そのものであったような)存在がこの世界からすっかり消え去ってしまう。そういうものやことあるいは人との別離を、