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オールドレンズにハマる【ヘリオス 44-2 58mm F2】

レンズを変えることは、絵の具の種類を変えるのに似ている気がする。
水彩、アクリル・・・みたいなイメージ。

ミラーレス一眼が大好きな私は、そこそこレンズ沼の住人でもある。
そして、少し前に手に入れたオールドレンズに魅了されていたりする。

オールドレンズとは、フィルムカメラ時代に作られたレンズ。ミラーレス一眼との相性が良いため、最近少し注目されている。現代レンズのような精密さはないけれど、1つ1つ手作業で作られたレンズには「味がある」といいファンも多いと聞く。

ロシアのオールドレンズ【ヘリオス44-2】で撮る

私が持っているのは旧ソ連製の「ヘリオス 44-2 58mm F2」というレンズ。
約40年ぐらい前のものなので「Made in USSR」と書かれているのが歴史を感じる。

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お散歩スナップを撮るときは、このレンズで撮ることが多い。
このレンズの特徴は、ボケがぐるぐるして見えること。

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ぐるぐるボケも良いが、私はこのレンズ独特のフレア(虹のようになってる部分)が気に入っている。

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あと、光を多めに取り込んで写すと、白いベールをまとったようになるのも好き。

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現代レンズでは出せない雰囲気が魅力的だと思う。

ヘリオスは流通量が多いらしく、比較的安価で手に入る。オールドレンズビギナーにはオススメと聞いていたが、ここまで魅了されるとは、、、

オールドレンズは中古です

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オールドレンズは、中古レンズである。つまり、レンズ状態がモノによって大きく変わってくる。カビ・クモリ・キズなどの状態が悪いものも流通しているので購入の際には、注意しないといけない。

本来は中古カメラ屋さんに行くのがベストだけれど、私はメルカリで買った。その場合は、出品者の評価や注意事項をよく読んで欲しい。

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ちなみに、ヘリオスで空写真は撮らない。空写真の場合は、パキっとした色味が大好きなので、こちらは現代レンズを愛用している。

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レンズが絵の具のようだと思ったのは、現代レンズとオールドレンズの両方を試してみたからだ。用途に合わせて好きな画材を選ぶ。そんな感じ。

本体というキャンバス(イメージセンサ)に描くための絵の具(レンズ)をどれにするか・・・レンズの交換はそういった楽しみがあると思う。

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