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エゴとは、ロケットの燃料みたいなもんだ

たくさんの人たちに「ほしぞら」を楽しんでもらうために、様々な企画をしている。

天体望遠鏡をたくさん並べて、星を見てもらったり

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手作り望遠鏡を工作しながら、「天体望遠鏡って何するもの?」ということを知ってもらったり

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たくさんの人の前で話すこともある。

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すべての活動が「自分の好きを、他の人にも好きになってもらいたい」という自分のエゴがスタート。

エゴとか自己顕示欲っていうと、ちょっとネガティブなイメージもある。けれど、私にとって何か行動をするときの大きな燃料だ。

ただ、自分のエゴから企画は立ち上がるのだけれど、企画を練り上げていく段階からは、自分のエゴは一切捨てる努力をする。

自分の伝えたいことがベースだが、相手の事をたくさん考えている。

自分のやりたいことだけを押し付けてしまうような、自己満足だけの企画でお客さんをシラけさせることはしたくない。
好きになってもらいたいのだから、好きになってもらうための努力をしなきゃいけない。

そんなことを考えていると、なんだかロケットを思い出した。

企画の内容が「ロケットの装置」であるならば、私の自己顕示欲はそれを飛ばすための燃料みたいなものだ。装置の精度も重要だけれど、燃料がないと飛び立たない。どちらも大事。

ロケットは飛び立って少しすると、燃料タンクを切り離す。
それと同じように、あるタイミングで自分のエゴは切り離すべきなのだと思う。

私のミッションは、相手の好奇心を刺激することと、宇宙・星空に対する敷居をとことん下げること。
そのためにはエゴだけで企画を練り上げてはいけないと思っている。

どうすれば喜んでくれるか、どうすればハマってくれるか・・・とことん相手の事を思いやることを忘れずにいたい。


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