脳内の気になることを書き出すコツ(思考の可視化)
たくさんの手帳術があるけれど、自分の脳内を可視化する事をはじめの一歩としてるものが多い。
手法、切り口、可視化するジャンルが違うだけ。
多種多様なジャンルがあるからこそ、自分にフィットする手帳術が見つかる。私も色んな手帳を試してきたけれど、独身で仕事に邁進してる時期、DINKSの時期、家族が増えたり宙ガール活動が増えた時期で手帳の使い方がガラリと変わってきた。
それでも「脳内の可視化」が必要なのは変わらない。
可視化することは「行動の第一歩」、書けば叶うのはすでに行動に出ているから。
私が使っている可視化の手法は「GTD」というビジネスで用いられる手法。それを自分なりに必要な事だけやっています。
プロセスをカンタンに書くと
1、収集(脳内の気になることを書き出す)
2、処理(やる時期や手順などを分類する)
3、整理(手帳などに予定を組み込む)
4、レビュー(状況のチェックと更新)
5、実行(行動する)
1が最初の難関であり、最大の難関。
「さあ!書き出すぞ!」って思っても慣れていな人は10個も出てこない。いきなり漠然とした状態で書き出そうとするから、具体性がなく文字にしづらい。
思いつくためのトリガーが必要だ。
例えば、家の中の気になることを書き出そうと思ったら、「家」じゃなく「部屋ごと」に想像してみる。もしくは、クローゼットの中だけとかピンポイントがいい。
クローゼット内の不要なカバンを断捨離する、子供のクローゼットにあるサイズアウトした服をメルカリに売る(メルカリに売るための服の送付方法を調べるとかも出てくる)など、具体的な気になることが出てくる。細かく場所を考える事が大事だ。
理想像を思い描くならマンガのキャラでもリアルな人でも憧れの人を思い浮かべる。そこから成りたい部分を抜き出すとわかりやすい。
あとはやはり、リアルに困っていることや先送りにしている事、自分の関わる人それぞれと接していて気になること、いいなと思うことを書くのも良い。
「場所」「人」を細かく限定しながら思い描くのがコツだ。
あとは今自分が持っているTODO。大きいもの小さいもの先送りにしているもの全て出す。なかなか行動に繋がらないものは、行動にいくつかのプロセスが必要なのかもしれない。それを細分化する。
例えば「年賀状を出す」は漠然としすぎているので、ハガキ買って、喪中の方々調べて、絵柄決めて、印刷して‥‥など細かく細分化する方がスケジュールに組み込みやすくなる。
世間の手帳術で「書けば叶う」という触れ込みが多いのは、脳内を可視化して具体的な行動に繋がる準備となっているから。
私の場合は「ワクワクすること」だけではなく、本当に気になることを一切合切出すので、出てすぐは200を超えて焦るのだが、不要な項目は捨てたり、すぐ出来るものはパパっとやったりしてモチベーションがあがってくる。
なにより頭の中のモヤモヤがスッキリするのだ。
「やりたいと思いつつ先送りしてる事が多い‥‥」という人はぜひ試してほしい。
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