notebook📓父の介護④
2006年に脳梗塞を患った父は、
右半身麻痺になり、15年が過ぎました。
父と母は 常に二人三脚。二人で支えあっていました。
2021年11月。
父がバランスを崩して転び、入院をしました。
そして退院後、数か月間、リハビリ施設に移りました。
しかし、その数か月で、
父の身体は さらに衰え、
歩くことも、自分で食事もすることも出来なくなっていました。
(母の身体を休めることは 出来ました!)
**⌒*♡*⌒**
2022年2月。
自宅に戻った父は、ベットでの生活になりました。
すっかり痩せてしまった父の体力が戻るように、
母は 必死に食べさせ(食事は ミキサー食 ・ムース食です)
痰の吸引も 随時に行いました。
そして、ひと月が過ぎ…
ちょっと体調を崩して
数週間の入院をして…
退院した翌日の夜
ふいに呼吸が止まり、
父は眠るように亡くなりました。
4月の終わりのことでした。
**⌒*♡*⌒**
私は、5月になったら、
介護のために帰省することにしていました。
結局…
私は、父の介護が出来ませんでした。
でも、父は、
私には介護させたくなかったのかな……なんて 思います。
父の介護は、私の妹も、母と共に
16年間やってくれました。
母と妹に感謝しています。
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「脳梗塞の後遺症に悩んでいる仲間との交流会」では、
毎年、書き初めを行っていました。
父は、こんな文字を選んでいました。
「花」「友」「挑戦」
「志」「絆」「一期一会」
「動」「生きる」「笑」
2019年は「傘寿」
父の介護⑤に続きます。