占いと転職のかかわり方-占い師モコの頭の中Vol.2

こんにちは。モコさんのnote担当こんちゃんです。

今回は占い師モコの頭の中企画の第二弾をお送りします。

テーマは「場」

最初は転職の話から占いをどう活かすかという話へ。
転職のきっかけなどを調べていくと人間関係の話題は必ず上がってきます。
転職を考えて占いに行くという話もよく聞きますが今回はそんな視点からモコさんを深堀りしていきます。

◉どんな相談が多い？

こんちゃん：実際の相談についてもお伺いしたいんですけど、多い相談内容の傾向とかってあるんですか？

モコ：やっぱり恋愛、転職は多いかな。

こんちゃん：僕は転職系の仕事もしてるのでそちらに興味があるんですけど、具体的にはどんな相談があるんですか？

モコ：まぁ幅はあるんだけど、職場の人間関係の話題が7割以上かな。

こんちゃん：やっぱり人間関係は多いんですね。

モコ：職場の人が長年同じメンバーってことはあると思うんだけど、そこに悩む人が多いんだよね。人が入れ替わらないと考えが凝り固まるし、暗黙の了解とかいわゆるローカルルールが増える。

こんちゃん：なるほど。

モコ：みんな最初はそこに疑問を持つんだけど、だんだん慣れていくじゃない？その慣れるを繰り返してると結局新しい風が入る隙間がなくなっちゃうんだよね。

こんちゃん：慣れることのデメリットですよね。

モコ：そう。私のところに相談に来る人はその疑問を全身で受け止めてる人が多いんだよね。人間関係って言えば平たい言葉なんだけど、その集団の長みたいなのが、学校のいじめみたいことを平気でしてるって話は聞く。だから相談は「職を変えるというより、環境を変えたい」っていう人は多いかも。

こんちゃん：モコさんの占いの中では「職」にフォーカスしてないんですね。

モコ：うーんそこも大事なんだけどね。やっぱり「場」の重要性は感じてて、誰と関わって仕事をするかっていうのは大きいと思う。仕事内容は問題ないけど、人間関係に悩んじゃう人は多いよね。

◉変化がすべてではない

こんちゃん：占いの中でどんな視点で占うことが多いですか？

モコ：これは転職に限らないんだけど“なぜそうなっているのか”っていう視点は大事にしてる。その人が感じてる悩みはどこから来てるのか、そのきっかけとか原因をカードに聞くところから始めるかな。その中で一概に「場を変える」のがいいとはならないしね。

こんちゃん：場を変えるというのは？

モコ：変化って自分だけとは限らないじゃない？もしかしたら一ヶ月後に「居づらいことの原因」が解消されるかもしれない。そしたらわざわざ場を変える必要もなかったりするよね。

こんちゃん：たしかに。

モコ：相談の中で「場を変えてもまた同じことが起こったらどうしよう」っていう人もいるんだよね。それを放置して占いを繰り返しても根本的な解決にはならない。時間、場所、自分、相手そういうものが複雑に絡み合って職場とかって出来ているから。

こんちゃん：そこをカードを使って根本の部分を切り分けていく。

モコ：そうだね。自分が変わるっていうのは「相手に合わせる」と近いところがあるんだよね。すごくいいことなんだけど、反面自分を追い込んじゃう人もいるからね。

こんちゃん：すごい共感です。

モコ：絶対ってないから。人間関係って「相互理解」が基本だし距離感だよね。

こんちゃん：その視点と占いを掛け合わせるのはモコさんのオリジナルですよね。

モコ：うーんずっとこのスタンスだから自覚はないかも。

こんちゃん：僕の世代（31歳）から下の世代とか、同性ばかりの職場だとそこに悩んでる人は多そうですよね。

モコ：たしかにね。まずは自分のキャラだよね。転職をきっかけに占いに初めて来る人も多いんだけどそういうきっかけでいいと思う。そういう機会に自分を知るというか。一人でやるのは大変だし、占いを使うっていう視点もすごい大事。キャラがわかると「これは性質的に合わないな」とかもわかるし、自分の反応っていうのかな。まずはそこに気づかないとどこに行っても繰り返しになっちゃう。そこを占いやカードをきっかけにして考えてくれたらいいかなって思う。

◉インタビュー後記

転職はみんなが通る道。僕自身もすごく悩んできたポイントだし、同じような悩みを持つ人は多い。

そういうポイントでモコさんの占いを受けることは「自分が新たな職場にどんな事を求めているのか」そういう事を考えるきっかけになると思う。

絶対的なアドバイスではなく、占いの結果をフラットに伝える。そこをきっかけに人生を進めていく。

モコさんの占いは人生におけるコンパスのように使う。

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