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春の衣替えにおすすめのインテリアカラー

カラーセラピーの色彩心理効果を利用してお部屋をヒーリングスポットにできるインテリアカラーコーディネート方法をお伝えします。

●まずは全体の配色を決める●

小物よりも全体の配色からスタートするとより早くバランスが決まるのでおすすめです。いきなり決めるのは難しいという方にはクールカラー(寒色系)かウォームカラー(暖色系)から先に決めることをおすすめします。

その名の通りクールカラーは心も爽やかに新鮮な気持ちでいられるお部屋に、ウォームカラーはあったかい気持ちで落ち着くお部屋になります。

●色彩心理効果別カラーコーディネート●
全体の配色バランスが決まったら、お部屋にいるときにどんな効果が欲しいのか?例えばリビングでは落ち着いて過ごしたいからリラックス効果が欲しい。自室ではクリエイティブになりたいからブルーなど、色が人に与える効果を元にコーディネートするのもおすすめです。もし模様替えしたくなったら、小物なので例えばクッションのカバーを変えるなどでリーズナブルに気軽に変えることができます。


●色が心にもたらす効果●


・赤紫
気分が高揚し、エネルギー発散効果。全体をクールカラーにしたときのウォームカラーとしてのアクセントにおすすめ

・オレンジ系
気分爽快、ポジティブ思考に導く効果。食欲を刺激する。社交的になりたい人へおすすめ。

・イエロー系
明るくにぎやかな気分になる部屋にしたい人におすすめ。淡いクリーム色はトイレに配色すると胃腸と消化器官を刺激し便秘の方へ効果があります。また、部屋に配色すると部屋が広く見える効果も。

・グリーン系
心身リラックス効果。ヒーリングカラーなので、お部屋にいるときにリラックスしてくつろぎたい方へ、ベッドルームやリビングにおすすめです。

・ブルー系
鎮静効果があるので気持ちを落ち着かせてくれます。時間が短く過ぎると感じる色なので、書斎や勉強部屋などに配色すると作業時間が早く感じられます。ベッドルームにアクセントとして良いですが、全体に配色しすぎると体感温度を下げてしまうので注意。

カラーバランスについて

カラーセラピーの効力と面積の比率=色の占める面積が広いほど効果は強い」この基本を覚えておくとより簡単にカラーコーディネートを選ぶ事ができると思います。

色面積のバランス●
メインカラー:全体の70%
サブカラー:全体の20〜25%
アクセントカラー:全体の10〜5%

例えば全体がクールカラーだとしたらアクセントカラーにウォームカラーを使うとデザイン面では全体的な部屋の印象がクール過ぎず差し色として引き立ててくれる効果もありますし、カラーセラピー的色の効果としてもウォームカラーの効果も取り入れる事ができるのでおすすめです。また、全体の配色がウォームカラーの人は逆にアクセントカラーにクールカラーを入れると良いでしょう。

偏った色の配色はおすすめしない

例えばうちっぱなしコンクリートのデザイナーズマンションの場合全体的にグレーの配色となります。それに合わせて黒や白で統一するのはデザイン的にとてもオシャレなモノクロコーディネートになりますが、人に与える影響としてはあまり好ましくありません。グレーや黒はその住人が明るい気分のときは良いのですが、落ち込んだり絶望したりしているときは絶望を更に増幅してしまう効果があります。

また、白もグレー、黒、白と組み合わせる場合他の色を強調する効果があるために絶望増幅をさらに強調してしまうすごい絶望部屋になってしまうのです。なので、希望やポジティブ、前向きにしてくれるウォームカラーをデザインを崩さずに取り入れる事でスタイリッシュかつ、絶望部屋を回避することができます。

春の衣替え、インテリアコーディネートに迷ったら「こんな効果のある部屋にしたい」という色の効果からコーデを選んでみることをおすすめします♪

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