眠れない夜に

明日は仕事だから眠りたいのに眠れない。Kindleのセールでフィルムアートの本を色々買った。あと。7冊買うと安くなるから他の本も検討中。たくさんKindleで本買ったけど6割ぐらい読めてない。みんなどれぐらい読んでるんだろ。積読する喜びと所有するよころびで満たされて読まないまま忘れ去られることもよくある。買った瞬間のアドレナリンが一番高いって、「それってほんとに読みたいの?」
読みたいというより価値あるものを割安で買うのが好きで自分は目利きをしているキュレーターのようなものだ。だからメルカリでも安値で手に入れてのちに絶版になると嬉しいし、自分が買った金額より下がってるより悔しい。そういうゲームに従事してる。レアカードを集めるみたいに本を集める。集めて眺めて読んでない。さいわい田舎に住んでるおかげで本の置き場はあるから増えても増えてもなんとかなる。売らないので増えていくばかり、その点電子書籍って嵩張らないからいいよね。電子だと物理的な重みがない分所有欲が薄れるから金をじゃんじゃん注ぎ込む。金もあまりはじめてるから、どこに使うかを明確にしないと無駄金になってしまう。
無駄金は嫌いだ。お金持ってる人ほど無駄金が嫌いだと思う。そのももの本質的価値を買いたいんだ。なるべく安く。高く買うものはその高さに見合うもの以外買いたくない。
ここで出てくるのが無料の存在でそれが塵芥と同じくらい溢れてる。無量なのに価値が高いものも山ほどあり、コスパ的にはそれが一番優れているのに何か違うと思ってしまう。無料で読めるものはお金を払わずに手に入れているためそれに対する選択の思い入れがない。だから愛情とか運命みたいなものを感じないんだ。そんなこともないか。作品が素晴らしければ今の前置き全部吹き飛ばしてそれが一番になる。

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