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白戸俊吾さんっ!  ~うらほろ『人』発信 2人目 #3

 前回「しゃっこいフェス」の活動について語ってくれた白戸さん。今回は、高校の同級生との驚きの活動を発信っ

↓↓↓前回記事


~「僕らの」政治活動~

ーー他に浦幌でやってみたい活動はありますか?

 あー、なんだろ。僕、沼尾君(沼尾昌也さん。浦幌町議会議員で白戸さんとは高校の同級生)の(町議選挙の)後援会長やったんです。沼尾君はずっと(政治を)やりたいって言ってたんですけど、僕は政治ってそんなに興味なかった。けど「今、活発に若い人達が活動してるんで、浦幌来てみたらどう?」みたいに話したら、彼は浦幌へ移り住んで、町議選挙の末に議員になれて「トントン拍子に進んだなぁ」と思うけど、彼も一生懸命頑張ってるし、僕もこれからもずっと応援していきたいなぁと思ってるんです

↑↑↑選挙活動中の白戸さん(後列左)

ーー同級生が浦幌で政治活動するのをサポートしているのですね。なぜそのような活動を?

 これは日本の政治でもそうだし、田舎っていうか情勢とかもそうだけど、お年寄りの人達が興味があって一生懸命色々考えたりとか、町議の年齢もそうですし、投票してくれる人も年配の人が多いから、年配向けの政治とかってになっちゃうと思うんです。
 けど…なんだろう…僕らでも「ちょっとこうしたらいいよね」っていう興味があれば、変えていけると思って、せっかく浦幌に住んでるんだからそういうところにも向き合って、僕が浦幌を変えていく一人だと思うと面白いなっていうか。それまで広報とかちゃんと読んでなかったんですけど、浦幌町ってこれだけお金があって、こういうところにこれだけお金を使ってて、けど「もうちょっといい使い方できるんじゃないのかなぁ」って正直自分も思うところもあったり。そういうとこに興味を持つようになってから、また浦幌町に住む意味とか見え方とかも変わってきたり、少しずつそういうところも含めてなんか、若い人達で何か新しいことをやっていけたら面白いなぁって思って

ーー具体的にはどんな活動を考えていますか。

 その第一歩で話しが変わっちゃうかもしれないけど、若い人たちで除雪をやりたいなっていう話をしてて。僕たち、しゃっこいフェスみたいに子どものために何か一生懸命やろうって活動をやってきたんですけど、浦幌に住んでいる人の割合だったらお年寄りが多いのが現状。ってなった時に、やっぱり若い人だけじゃなくてお年寄りとも関わっていかなきゃいけないし、浦幌で(除雪に)困っているお年寄りって多いんだろうなっていうのは思ってました。で、若い人たちの力で除雪できないかって色々話し合ってたところで、沼尾くんから「社協(社会福祉協議会)に除雪ボランティアの仕組みがあるよ」っていうのを聞いて、実際に高室さん(発信隊のメンバーで社協職員)と話して除雪ボランティアを始めました。
(※注 しゃっこいフェスの実行委員の方々から社協の除雪ボランティアをやりたいと申し出があり、昨冬から町内の高齢者宅の除雪を受け持って頂いている)

↑↑↑町内の高齢者宅を除雪する「しゃっこいフェス」実行委員のみなさん

 そうやってどんどん関わっていく人を増やしていけたら楽しいよなぁって。選挙の時もお年寄りとか結構応援してくれたんで、そういうのも恩返しじゃないですけど。
 他にも、お年寄りの人たちに僕ら何ができるんだろうって考えた時に、タクシーみたいなのもいいなぁって思ってて。例えばですけど、ちょっとセブンに買い物に行こうかなって思った時、周りでコンビニへ行きたいって人がいれば一緒に行けば良いじじゃんっていう感じで。例えば僕が帯広へ買い物に行こうかなって思った時に、帯広の病院へ連れてって欲しいって人がいたら一緒に連れてってあげたらお互い良いじゃんって。僕らは「ありがとう」ってきっと言ってもらえるし、お年寄りの人に限らず車がない人だったらありがたいと思ってくれるよねみたいな話をしていました。除雪ボランティアをするか、タクシーみたいなことをするか、その二つに分かれたんですよね。じゃあどっちが現実性あるかなって考えたところで、第一歩は自分たちの体を使ったところからだよねーってことで除雪ボランティアなんです。

ーーどちらも社協が関わっているので、興味があれば是非ご連絡を下さい(笑)。

そうなんですね!
沼尾君とも話してたんですけど、普通に生活してて近所の人に「ありがとう」って言ってもらうことってなかなかか無いよねって。で逆に「ありがとうって言われることってしてるかな?」って。そういうところから、せっかくだったら近所に住んでるお年寄りの人たちに「ありがとう」って言ってもらえるようなことを漠然とやってみようかって。やってみたら除雪を担当しているお宅のお年寄りが「ありがとう」って言ってくださるんで、やって良かったしやり甲斐ありますね。また、(若い世代の)みんなが、結構ボランティアなんかに協力してくれるし。

ーー他にもやりたい事があるようですね?

 ありますね。なんかどうせ浦幌に来たんだし、僕らの年代が町の可能性を秘めてるんじゃないかなっていうような気も。少し調子に乗りすぎかなっていう思い
もありますけど、こんなに同じ世代の人が揃うっていうか、知り合えることもないと思うから。
料理作ってるやつもいれば、化粧品売ってるやつもいれば、旅行業頑張ってるやつもいればって。それぞれジャンル違うんで逆に面白いよなっていうのがありますよね。ジャンル違うけど、集まったら何故かみんな同じことを考えてたりとか(笑)

【次回】
浦幌で様々な経験をされた白戸さん。その思いをまとめて発信っ


coming soon …


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