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【食べよう市川】コロナ禍のささやかな飲食店応援で気づいた、飲食店の情報発信でお願いしたいこと

「#食べよう市川」SNSで広がる地元飲食店支援の輪

そろそろ首都圏も緊急事態宣言解除かもと期待感が芽生えつつある昨今。
このまま新型コロナウィルスが順調に収束し、自粛も徐々に緩められればと藁にもすがる思いです。

コロナ禍の営業自粛を強いられつつも、テイクアウト販売に奮闘する飲食店を応援する動きが市川市でも出ています。
twitterでは #食べよう市川 なるハッシュタグが生まれ、皆さん精力的に書き込まれています。
またFacebookでも専用ページが設けられ、これまたお客さん飲食店主ともに投稿盛んでお客さんの食レポとお店の宣伝が混在する状態。

その動きをキャッチした市川市も#食べよう市川 のSNSキャンペーンを行うようになりました。

さらには市川市飲食店応援のクラウドファンディングも登場。
対象飲食店が行徳地区では1店しかない(5/20現在)のが残念ですけどね。今後に期待。

地元飲食店支援について自分なりに力添えしてみた

ただこれらの支援は市川市全域を対象としているため、行徳妙典民にとってはいまいち実用性に欠ける点がありまして。
前回の投稿にも書きましたが、電車で一旦市外に出なけりゃたどり着けない対岸の地と混在した情報はSNSのタイムラインでは埋もれてしまいがちなのです。

そこで行徳メインの地域情報ブログ主が #いま私にできること として、行徳地区に絞ったまとめページを作成。

#食べよう市川 やFacebookページの投稿、各飲食店のSNS投稿、現地調査とバラバラの情報源を拾い上げてまとめる作業は思いのほか難儀しましたが、反響の大きさに報われました。
その後も随時更新しているので、行徳地区の皆さんぜひご覧くださいませ。

ホームページにも最新情報載せないともったいない。SNSだけじゃなく。

ところで上記のまとめ記事を作成する際に、つくづく実感したこと。
声を大にして主張したいです。
「営業日時変更やテイクアウト情報はホームページにも載せてくださいお願いします!」

(以下、マーケティング素人のいちインターネットユーザーの雑感です。)

SNSは敷居の低さと管理のしやすさからビジネスツールとしても急速に普及し、積極活用している飲食店も少なくありません。
緊急事態宣言下においては、短縮営業やテイクアウト情報を得る手段としてお客さんにとってもありがたい媒体です。

しかしながら、それらの情報をSNSだけで発信するのは非常にもったいない気がするのですよ。
お店のホームページを持っているなら、同時にそちらも更新し続けないと。

いまどき検索はSNSでやるのが当たり前かもしれませんが、検索エンジンを使って探すほうがまだまだ主流で、その場合、情報を欲しがっている全ての人がSNSにたどり着けるとは限らないのです。

これは経験談ですが、店名をGoogle検索して上位にくるのは食べログなどのレビューサイトや誰かのブログにお店のホームページであって、お店のSNSアカウントはその下につくことが多い印象。
あとGoogleMapが好きすぎる私は、飲食店に限らず施設検索はGoogleMapから入ることが多く、その場合電話番号の下にある地球儀のアイコンにリンクされているサイトに直接アクセスすることもしばしば。

下記はとある飲食店名でぐぐったところ、最上段にお店のホームページ、続いて食べログ、ぐるなび、Facebookページという結果でした。
お店によってはSNSが検索結果の1ページ目に載ってない場合もあります。

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せっかく上位にいる情報が開店当初のものだったりすると、求めている情報が得られず、結果として検索自体を諦めてしまいがちです。

SNSが旬の情報とコミュニケーションツールなら、ホームページはお店の顔であり名刺。
自作でない場合は製作者との密なやりとりを要するため更新頻度も下がることは想像できますが、せめて「最新情報は当店のFacebookページ(twitterでもInstagramでも可)でご確認ください」の一言を付け加えて欲しいなと思っております(リンクも忘れずに)。
食べログやぐるなびなどのグルメレビューサイトの情報も意外と古かったりするからあてにならないし。

最新と過去の情報が同時に視認できるInstagramは優秀

SNSの利便性と情報発信の迅速さに拡散力はいうまでもないですが、ひとつ欠点があるとすればタイムラインに埋もれてしまうこと。
アカウントのページにアクセスしたとしても最新から降順で表示されるため、最新情報以外のことが知りたくても探すのが困難だったりします。

それでも強いて言えば、写真が3列ずつ表示されるInstagramのフィードは
最新と過去の投稿が同時に視認できる点がメリットといえます。
今回テイクアウトで初めて関心抱いたお店が、コロナ前どんな様子だったのか知りたくなりますものね。
Instagramフィード表示の例として当ブログのを貼り付けておきます。

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最新情報の投稿に関しても、フィード投稿は画像必須ですが、強調したい告知事項がある場合はあえてテキストと背景のみの画像を作って投稿すれば目に付きやすいし、臨時休業のお知らせならそれこそ店頭の貼紙やカレンダーの写真撮って載せてもいい。
またInstagramにはこの手の告知系を伝えるのにもってこいなストーリーという機能もあります(Facebookにも)。

しかしInstagramにはひとつ大きな短所があります。
それはリンク機能がプロフィール欄の自サイトリンクひとつしかないこと。
投稿にURL載せてもリンクされず、またインスタストーリーにリンク貼れる条件もフォロワー1万人以上とハードル高いです。
そのため旬の情報はインスタ、お店の土台となる基本情報やコンセプトはインスタプロフィール経由でホームページといった使い分けがよいのかなと感じます。

それぞれのSNSごとにメリット・デメリットがあり、またフォロワー層も異なるので、余力があれば複数利用して使い分けるのも一考ですよ。

旬の情報を発信する引き出しはたくさんあるほうがいい

当ブログでは施設紹介する際、基本的にそのお店や施設のホームページをリンクしています。
数年前からはお店のSNSでの情報確認もあわせて促すようになりました。

そして今回、行徳テイクアウトまとめ記事を作成するにあたっては、最初からSNSのリンクしか貼っていません。
緊急時の流動的な情報発信はやはりSNSのほうが早いので。

しかし前述したように、インターネットで情報を得ようとする動きは一元的ではありません。
SNSからお店の存在を知って来店動機につながったとしても、口コミ情報を知りたいとグルメレビューサイトやGoogleMapの口コミにアクセスすることもあれば、お店のコンセプトやお品書きをじっくり調べたいと思ってホームページにアクセスすることもあります。

なのでインターネットの情報源は多方面に用意しておくほうがベターです。
アウトプットできる引き出しはあればあるほどいい。
情報の鮮度に偏りがないようにするのが理想。

偉そうなこと長々と提案してしまいましたがお許しを。
afterコロナ、withコロナの時代になっても、美味しいものを食べに出かけられますように!

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複数のお店のメニューが同時に食べられるのがテイクアウトの醍醐味!!

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