夢の世界へ…第一話
僕は夢の中では元気いっぱいなのに、現実では暗いやつだ
これは自分でも自覚している
昔はそうでもなかった
いつも元気いっぱいで、なんでも進んでやるような僕だった
でもね?中学にあがると気づいたんだ
クラスメイトや先輩、先生たちが迷惑していること
だから、高校生になってからは本当の自分を封印し、暗いやつを演じている
でも、夢の中は正直者で無邪気に笑って、なんでも楽しそうにしている夢の僕が羨ましくて、いつからか妬むようになっていた
そんな僕にも好きな人がいる…幸(ゆき)くんだ、男だ