都内若手バンドインタビュー🎧️【時を唄えば】episode.4
こんにちは✨オトハルのきむねーです。(※オトハル=ウラバン!メンバーの名称)2019年結成、都内で活躍中のpop&rockバンド“時を唄えば”さんに、2022年4月某日インタビューを行いました!
“時を唄えば”さんは、「季節を彩る音楽を」を大切に、爽やかさを感じさせる楽曲や楽しそうな演奏のライブが特徴のインディーズバンドです。ライブではメンバー全員が音の鳴る空間を楽しんでいて、本当に音楽が好きな気持ちが伝わってきます。
今回は、Vo.Gt.じゅりさんの単独インタビューです。1時間半ほど、じゅりさんの好きな音楽の話やバンドを始めたきっかけ、バンドとして大事にしていること、代表曲「国道16号」が生まれた背景など、じゅりさん個人のお話からバンドについてまで幅広く語っていただきました!👏
温かくて多幸感溢れる”時を唄えば”の魅力を、全5回に分けてお伝えします😊
episode.4では、季節をテーマにしている理由やぜひ聴いてほしい楽曲3曲、「国道16号」が生まれたきっかけなどを語っていただきました!
後になって気づく、”好きなんだ”という感情を一曲の歌に…じゅりさんの温かな想いが溢れて生まれた国道16号の背景とは?
シンプルさにこだわり、聴く人に爽やかさを感じさせる楽曲を創り続ける想いにも注目です!👀
\時を唄えばのSNSや楽曲はこちら!/
🔸Twitter
🔸Instagram
🔸Apple Music
🔸Spotify
\episode.3はこちら!/
1)”そよ風”のような音楽を目指して
きむねー:先程も少しお話してくださいましたが、時を唄えばさんってどんなバンドなのか、どんな音楽なのかっていうのをもう少し深く伺いたいです。MCとかSNSとかで「季節を唄いに来ました」っていう風に仰っているじゃないですか?どうしてそういう表現をされているのか、理由をお聞きしたいなと思ってました。
じゅり:やっぱり、曲を聴いてもらって後味よく終わりたいなと思っているんです。曲を聴いて、明るい気持ちになるのも、暗い気持ちになるのもいいと思うんですけど、最後は後味よく終わりたい、っていうのがあって。だから、”風みたいな音楽”っていうのをイメージしています。ライブハウスにそよ風が吹いてくるみたいな。
きたゆい:なるほど、今の季節(※インタビューした時は春でした)のような気持ちの良い風が吹くような音楽…っていうイメージですかね?さっき、前のバンドでは秋とか冬っぽい曲を歌っていたとおっしゃっていたんですが、時を唄えばさんの楽曲を聴くと、春とか夏を感じさせる曲が多いなと思っていました。
じゅり:そんな感じですね。やっぱり春とか夏の方が、自然と歌いたくなりますね。
きむねー:春夏はやっぱり気持ちの良い季節ですよね。他にもライブなどで「四季を感じる」とおっしゃっていると思うんですけど、そういうところも意識されているんですか?
じゅり:四季を一曲では意識していないですけど、これからはアルバム単位とかで四季を表現できたらいいなと思っています。たとえば、アルバム春・夏っていうEPを出したりするのもいいですし、1枚のアルバムの中で1〜3曲目までは春で、4〜6曲目が夏で…みたいな構想も少し考えています。
最初から意図して「四季を感じる」というコンセプトを作ったわけではないですが、「そこ(季節感)をもう少し出したらいいんじゃない?」と色んな人に言われたりする中で、四季っていうテーマを意識するようになりましたね。せっかく四季を感じられる曲になっているわけなので、意図して出していくのもいいのかなと。
きむねー:アルバムで四季を表現するって壮大な感じがして面白そうですね!
2)想いが溢れて生まれた一曲
きむねー:ちなみに、自分たちの曲の中でどの曲が好きとか特に聴いてほしい曲はありますか?
じゅり:リスナーさんの層によっても(オススメしたい曲は)違うんですが…うーん、難しいな、これ(笑)。僕個人としては、「ひるね」が一番好きです。でも王道は「国道16号」で、例えばindigo好きには「ビニール傘」という曲ですかね。この3曲はオススメしたいなと思います。
きむねー:私も「ひるね」はゆったりとした曲調と歌詞が良くて好きです!個人的には初めてライブで「国道16号」を聴いて、時を唄えばさんに興味を持ったんですが、この曲が生まれた背景はどんなものだったんですか?
じゅり:「国道16号」は、僕が以前住んでいた街への想いが溢れて生まれた曲ですね。
不便なところだったので引っ越しすることになった時はすごい嬉しかったんですけど、振り返ってみるとその街に思い出がありすぎて、国道16号を運転している時に、「やっぱり好きな街だったんだなー。」ってしみじみ感じまして。離れたくない人達がいる街だったんだな…という思いから自然とできた曲です。もう、その時運転席で歌ってましたもん(笑)
きたゆい:すごいですね!それはフレーズとかがパッと浮かんだ感じなんですか?
じゅり:そうですね。「国道~16号線~流れる~」って言ってましたね。一旦車を止めて、ボイスメモを録りました(笑)
きたゆい:これは曲にできるぞと(笑)離れてみて初めて分かる大切さ、みたいな気持ちですよね?ずっと気づいてなかったけど、実は好きだったんだ…みたいな。そういう切ない気持ちが混じっている曲なんですね。
きむねー:私は恋愛の歌だと思ってました(笑)
じゅり:恋愛の曲に隠してるんですけどね(笑)
きむねー:なるほど(笑)「国道16号」は、時を唄えばさんの代表曲みたいな感じですか?
じゅり:そうだと思っています。「国道16号」ができてから、色んな人からライブに誘ってもらったりしたので。一番大切にしたい、ライブでも絶対に演る曲ですね。
▲時を唄えば「国道16号」のMV
きたゆい:ちなみに、先ほどご自身で一番好きなのは「ひるね」とおっしゃっていましたが、どこが一番好きなポイントなんですか?
じゅり:激しい曲ではないんですけど、聴く人の心に響かせられる力がある曲だなと思っています。
きたゆい:なるほど。シンプルな曲が好きとおっしゃってましたが、一聴するとシンプルな曲の中でどう響かせるか…みたいなところにこだわられているのかな、という風に感じました。
じゅり:まさにそうです。
きむねー:シンプルだからこそ、真っ直ぐに聴く人の心に響くものがあるっていうことなんですね。
【episode.5へ続く!】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?