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CITY BABY ATTACKED BY RATS / G.B.H. 雑感

1982年リリース。G.B.H.のファーストアルバムで邦題は「襲撃」。

まずジャケットがカッチョよくて良い。路地裏のドブネズミという事でパンク丸出し。ボウイがジギー・スターダストを発表してあの有名な街ジャケ(私個人の勝手な呼称ですが)が世に知れ渡ってから10年後にリリースされた今作では汚い路地裏とネズミがメインですよ。それが若者に支持されるという事でどうなってんだ当時のイギリス。
タイトルもこれカッチョいいなぁ。邦題も「襲撃」っていいの付けますよね。

G.B.H.がどんなバンドかって言えば調べてどうぞ。とりあえずパンクと言ってツンツン頭やモヒカン頭を想像される方は潜在的にG.B.H.に影響を受けているといっていいでしょう。モヒカンでラフィンノーズを思い浮かべた方もG.B.H.に辿り着くのは時間の問題。音楽的にも今作の影響はモロだし。
つーことでモヒカンハードコア・パンクバンドです。嘘です。いやそんなに嘘ではない。

この手のバンドの作品について書くことといえば本当ならもうとりあえず聴いてみなっせという事以外に無いです。聴いてカッチョいいと思えるあなたは不幸な幸せ者。
ハードコア・パンクに分類される彼らですがそんなにハードコアは聴こうと思わなかった昔の私でも「アラ良いじゃない」と思えたバンドなのできっと皆んな好きさ。

内容に少し触れると最初から最後まで気持ちのいい音が鳴ってる素敵レコードということ。
モーターヘッド風味のメタリックなサウンドでギターをかき鳴らされたらそれで良いでしょ。モーターヘッドはパンクと相性がいい。
ただうるさいだけという事もなくキャッチーな部分もあるのでポップに聴こえるのはイギリスバンドが持つロックンロールの素養のせいかしら。

A面1曲目「TIME BOMB」で時計の音をカウントダウンにして一気に爆発するサウンドでもう充分。続いて2曲目「SICK BOY」はシンプルかつカッチョいいギターリフで始まるのですが音もさることながら歌詞がいいよなぁ。どんな歌詞かといえば聴いてどうぞ。

というかコレあんまり内容に触れてるようで触れてない気もしますがまぁいいでしょう。長くなるのは面倒だし。パンクは短いと相場が決まってるし。
とりあえずA面はガーッと勢いのある曲で埋め尽くされていて短い曲が更に短く感じる。つまり良い曲がたくさん。
そんでひっくり返してB面1曲目「CITY BABY ATTACKED BY RATS」。うん、すごく良いぞ!ってそればかりですがしょうがない。そうこうしてるともうラストの「BELLEND BOP」。うん、すごく良いぞ!終わり!


とりあえずすごく良いだろう事は伝わったはず。本来なら何がどう良いのか懇切丁寧に書きたいところですが別にそういうんじゃないので割愛。私は普段から雑に書いてますがパンクのレコード聴きながら書いてると更に雑になるクセがあるのでごめんなさいね。つって今はまた乃木坂の生田絵梨花氏の「卒業」聴いてますけど。このアルバムの曲をどれか乃木坂でカバーすればいいのに。


ということで何が良いか知りたくなった変な方は聴いてみたらいいかもですね。



それではー。

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