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GEAR BLUES / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 雑感

1998年リリース。ミッシェル・ガン・エレファント4枚目のアルバム。

ミッシェル第一次ブームの私。最近好きになったという事ではなく前からずっと好きなのでブームが続いているという事ですが。皆さんそうでしょう。

ミッシェルはカッコいいから良いですね。バンド名がまず最高でしょ。そんでメンバーも最高だし音も最高。佇まいもCDやレコードのアートワークも文句なし。ジャケットをパロったりするロックンロールミーハーなところとかも嬉しい。スターなのに我々と同じただのロック好きな兄ちゃんという親近感がある。まぁ私が勝手に抱いているだけですが。

今作のジャケットは黒のモッズスーツを着たメンバーが暗闇の中を横並びに立つという一見しただけでロックバンドと分かるものになってますが、最早ロックバンドというもの自体をパロディしてる感じに見える。パロディと書くとふざけた感じがありますがクソカッコいいんだコレが。そんでレコードを見開くとライダース姿の4人がバン!ロックバンド過ぎる。

こんなにカッコつけて音ショボかったら中々に悲しいですがめっちゃくちゃカッコいいのは皆さんご存知の通り。実際すげーと思う。こんなにカッコつけて本当にカッコいいのは。前作の反動なのか今作ではこれでもかというほどヘヴィで極太なロックンロールが炸裂。最高ー。2枚組レコードなので変えるの大変。レコード変える時間も惜しいよ。ずっと鳴っててほしい。
レコードレーベルがメンバーの顔で、A面というかチバ面、C面ではなくウエノ面、というふうに覚えてしまった。


そんでどの曲がどうって書こうとすると困っちゃう。ギヤ・ブルーズの感想なんて、カッチョいいーだけで良し。いや、別に書けますよ。ただ時間かかっちゃうじゃないですか。それは疲れるじゃないですか。疲れたらコレ聴いてリラックスしたいじゃないですか。そしたら最初からコレ聴く方がいいじゃないですか。聴いたらそれで良し!となるから書くの面倒になるでしょう。しょうがないんだもう。

つーかここに書くべきような事って、最初にドンと聴いていた頃に考え、思い尽くしていたような事なので自分の中でハッキリと答えが出ていてかつ消化しきっているので、もう一回そこから取り出して推敲するのはなんかねぇ。ミッシェルの事を書くということは多くの人にとって自分のロック観を書くに等しいワケですから。つって私はミッシェルよりも前にヒロトとマーシーの洗礼を受けたからちょっと違うけどほぼ同じでしょ。そこから経由してミッシェルに着いたワケだし。
そんなワケでもう大変なので割愛。魔人ブウに吸収された皆んなを分離するのも悟空とベジータをもってしても一苦労だったワケだし。なんの事だろう。

じゃあなんでコレ書いてんだといえばGWはミッシェルウィークだったから。後は最近書いてなかったし。家で大きな音で聴いてて近所に怒られないかなと思いつつも、逆にこんないい音楽をタダで聴いてんだからお礼に菓子折りの一つでも持って来てくれるかな、という淡い期待を持っていた無茶苦茶な私。

だって「ウエスト・キャバレー・ドライブ」が始まった瞬間からもう皆んな好きになるハズだし。ダーティなリフでジャケットの感じが音になりすぎ。そんで次が「スモーキン・ビリー」って殺しにかかってる。ご近所さんももうYEAAA!のタイミング分かってますよね?言っていいんですよ。
「サタニック・ブン・ブン・ヘッド」は私の中ではハイロウズの「デトロイト・モーター・ブギ」と双璧。

という感じで何しろ全曲良いですよ。ミッシェルだからそりゃそうか。最後に「ダニー・ゴー」入れる辺りもニクイね。照れてちゃできない。こんなに真っ直ぐカッコいいバンドがあったのがラッキー。


結局内容にそんな触れて無いけどいいんだもう。周りの音楽好きと喋ってもそんなに一曲一曲について触れんでもツーカーで分かるじゃないですか。深堀する時ももちろん多々あるけど。などと書くのが面倒な言い訳をして終わるのでした。YEAAA!
つって次に書くときは久々に一曲一曲書こうかしら。ヒマかつ気が向いたら。



それではー。

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