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堂々とする

堂々とすることが苦手です。

堂々としたいなら、いますぐそうすればいいのに。

なにかひとつのことをやるのにも、これでいいのかな、と不安に思いながらしている気がします。

私はひとよりも出来ない、劣っている、と思っているのかもしれません。

さて、私の父は堂々と泰然としているひとです。

でも父ははっきりいって仕事はたいして出来ないようです。
見ていればミスは多いし、休憩ばかりするし、次になにをするのかわかっていない。これは仕事のできないひとだと娘の私がみてもわかります。

でも堂々としているのでなんだか全部まるく収まっているのです。

泰然としていてお話好きなので、なんだかすごそうに見えるのかやたらと役職がついたりしています。

これは、ちょっと見習いたいもの。

まわりを見ると堂々としているひとたちに理由なんて特にないのがわかります。しいて言えば自己肯定感の高さ低さが関係しているのでしょう。自己肯定感の高いひとたちは理由なく自分を信じて堂々としているものです。

私は(お察しのとおり)自己肯定感が低いですが、自己肯定感の低さ自体は駄目なことだとは思っていません。でもそのせいでうまく生きられないのは切ないなと思います。

堂々とするのに資格も技術も本来要らないのだから、堂々としておいたほうがいいにきまっています。

おどおどしていいことは何もないのです。

ただ堂々とすることは、私にだってできるはず。
これが最近のちょっとした目標です。


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