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【学科】愛知県児童総合センター

前回からの続きです.

Google Earthより

【解説】
愛知県児童総合センター(仙田満+環境デザイン研究室,1996,愛知県長久手町)は,卵型平面をプレイアトリウムゾーンを中心に,創作ゾーン棟(造形スタジオ,クッキングスタジオ,サウンドスタジオ),発見・想像ゾーン棟(発見ゾーン森の中,音の発見ゾーン,光の発見ゾーン,体験ゾーンこどもの街),管理・研究ゾーン棟,幼児コーナー(えほんの部屋)が配置された児童施設である.平面計画はコチラ.内部の様子は,↓のYou Tube動画をご覧ください.

プレイアトリウムゾーンの中央には,展望階をもつ鉄骨造の斜塔があり,そこから,外周に配置された3つのゾーン(2〜3階建てのRC造ラーメン構造)へ,傘のように張弦梁アーチが放射状に架け渡されている(下画像).

太陽工業(株)のHPより

チャレンジタワー(鉄骨造の斜塔)は,それ自身が遊具であり,その周りに建築的な回廊と遊具的な回廊が取り巻き,様々なレベルでプレイブリッジによって外周部と連結されている.

平成23年の一級建築士「学科」試験に出題された知識です.

【計画問題コード23162】正しい記述かどうか?
愛知県児童総合センター(愛知県長久手町)は,チャレンジタワーと呼ぶ吹抜け空間を中心としたアトリウムを取り囲むように創作活動諸室,体験諸室,幼児コーナー等が配置された児童施設である.

平成23年に初出題

【解答】○(正しい記述である)

本番で点数を稼げるようになるために,↓のようなアイコンでアウトプットできるようになっておきましょう.

BANKO氏さんとのコラボ

 続く

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