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【学科】合格者が語る「1巡目の勉強のコツ」_やなまみさん編

前回の「ぎし」さんに続き,直近の合格者「やまなみ」さんにも「学科合格したからこと言える1巡目の際の勉強のコツ」をヒアリングさせて頂きました.

「やまなみ」さんは,前回の製図試験で角番落ち(再度,学科からの再受験)となってしまい,さらに,台風の影響で製図試験が12月に実施となったため,合格発表日が2月にずれこみ,3月8日から学科試験勉強を始めねばなりませんでした.一方,学科本試験は,7月12日(オリンピックの影響で例年よりも早く開催)だったので,実質,4か月間しか学科試験勉強に費やせる時間がありません.

そういったマイナスの境遇の中,合格をつかみ取りました.合格後は,学科合格のための勉強法のコツをブログで共有してくれています.コチラ.この「やまなみ」さんのブログは一人でも多くの学科受験生に読んでおいて欲しい内容です.

【合格者「やまなみ」さんからのアドバイス】
コツを一言で言うと、
学科試験と自分を知る、ということだと思います。

私は、1度、3年前に受かっているので、1巡目は丁寧に解くというよりも、とにかく解いて、わかる/わならない の仕分けをしました。
わからない問題はあまり調べたりせずにドンドン進めました(短期間だったのもあります)。

リハビリしているイメージで、少しずつ学科試験の内容を思い出していきました。また、得意、苦手な項目がわからなかったので(明らかに苦手な構造力学、法規の計算問題を除く)、得意不得意を1巡を通して知るような感じでもありました。


【荘司からのアドバイス】
前回の「ぎし」さん同様,「やまなみ」さんも1巡の際は,「部分理解よりも,全体把握を優先」されています.なぜなら,これは実務もそうですが,複雑で長丁場となる仕事ほど,まずは,全体を押えてしまった方が,効率的に完成させることが出来ます.

なぜだか,わかりますか?

一級建築士「学科試験」は,どれほど時間と労力とお金をかけて猛勉強しようが,1科目でも勉強が完了してない部分が存在したら,絶対に合格できない試験だからです.

まずは,全体を押える.その上で,苦手な部分から優先的に理解度を高めていく.それこそが,勉強の上手さです.

そんな,「やまなみ」さんへ勉強法についてインタビューさせて頂いた内容の一部をYoutubeで公開中↓

尚,他の直近の合格者にもアドバイスを頂きました.
続く

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